転職エージェント経由で企業の最終面接を受けた後、合否の連絡がなかなか来ないと不安になりますよね。
そこで、この記事では最終面接結果が遅れている理由や、面接結果を問い合わせる場合の注意点についてまとめました。
結果を待つ際にできることや、自身で合否を見極める方法も記載しました。
この記事を読めば、最終面接後の対応の仕方が分かるだけでなく、効率よく転職活動を進めるポイントを知ることができます!
- 最終面接結果は電話で来る可能性が高い
- 合否連絡が遅いからといって不合格とは言い切れない
- 最終面接結果が遅いのには、企業側とエージェント側の理由がある
- 結果を問い合わせるなら、まずはエージェント側へ連絡する
- 他の企業へ応募したりスキルを磨いたりして、結果の待ち時間を有効活用する
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目次
面接結果の通知方法は?
転職エージェントからの最終面接結果は、電話で通知されることが一般的です。
書類選考や一次面接結果は、メールで通知するエージェントが多いですが、最終面接結果は内定の可能性もある大切な連絡のため、電話で来る可能性が高いのです。
電話には確実に出られたらいいのですが、出られなかった場合のために留守番電話の設定をしておくようにしましょう。
また、エージェントによっては電話の前に郵送で結果が届く場合もあります。
正式な書類として間違いなく手元にわたるようにするためです。
メールでお知らせするエージェントもあるため、初期の段階で通知方法について確認しておくようにしましょう。
面接の選考結果はどれくらいかかるの?
結果の連絡は即日で来ることもあれば、2週間以上経過してから来る場合もあります。
企業によって差はありますが、1週間程度かかることが一般的です。
合否の連絡は企業からくることはなく、エージェントから伝えられます。
企業にとっては、これから一緒に働く人材を選ぶ重要な決定となるため、1週間以上かけて選考していることは珍しくありません。
ただし、企業側が即戦力としてすぐに働いてほしいという気持ちがある場合は、即日に連絡がくる場合が多いです。
また、結果通知の日数が早ければ早いほど、合格である可能性が高いと言えます。
面接時に「選考結果のご連絡はいつ頃いただけますか?」と尋ねると良いでしょう。
大まかかな日数でも知っておくことで、期限を過ぎても連絡がこない場合はエージェント側に相談することもできます。
最終面接の結果通知が遅い理由
結果通知が遅いことは、不採用という理由ばかりではありません。
それは、企業の人事事情や選考手続き事情、エージェント事情など、多くの理由が挙げられます。
そこでこの章では、最終面接結果が遅い理由を詳しく見ていきましょう。
- 大企業は採用プロセスが複雑
- 他の候補者の面接が終わっていない
- 選考会議が長引いている
- 本命応募者の連絡を待っている
- 新卒の時期と重なっている
- アドバイザーが退職・異動した
- 単純に忘れている
大企業は採用プロセスが複雑
企業の採用プロセスによって、結果の判断が大きく変わります。
大手企業ほど採用プロセスが複雑のため、結果の連絡が遅くなる傾向にあります。
大手企業の選考では、採用担当者の一存では合格者が決まることはありません。
内定の話が進んでいても、人事だけではなく関係部署に確認をする必要もあるからです。
また、すでに内定が決まっていても、入社に関する書類の作成に時間がかかっていることも大手の場合が多いのです。
大手企業や人気企業であるならば、結果連絡は2週間ほど様子見で待つようにしましょう。
大手企業と中小・ベンチャー企業の採用の違いについてまとめたので、チェックしてみてください。
- 採用枠に対して応募者が多い
- 上司への確認や申請が必要
- 採用プロセスが複雑で決定までに時間がかかる
- 社長が面接から合否判断まで行なう場合がある
- 採用担当者の一存で合否判断可能
- 採用プロセスも複雑でないため、すぐにエージェントに合否結果を伝えることができる
他の応募者の面接が終わっていない
採用人数に対して応募者が多かった場合、自分が選考を終えてしばらく経っても、まだ面接をしていない応募者がいることも考えられます。
候補者面接がすべて終了したのちに、選考に入るということもあります。
これは、大手企業の選考で多いケースです。
選考会議が長引いている
採用者を決定する際、面接を行った役員・人事部などに加えて、配属先の担当ともスケジュールをすりあわせながら、選考をしなければなりません。
とくに最終面接の判断は、内定するかどうかの重要な決定です。
これから一緒に働いていく社員を選ぶため、企業にとって十分に話し合う時間が必要だと言えるでしょう。
転職エージェント経由での応募の場合、企業は内定者を決めたらエージェント側に成功報酬を支払う必要があります。
企業側からみても大きな判断となるため、選考から1週間ほど経過していても、まだ採用者を決めている途中である可能性が高いのです。
本命応募者の連絡を待っているため
結果連絡が1週間以上経ってもこない場合、「保留」という扱いになっている可能性が高いと言えます。
保留は、簡単に言うと、採用しようか迷っている状態のことですが、その背景には、本命応募者が内定辞退をする場合を考えて保留にしているという意図があります。
内定辞退に備えての保留、というのは少し悲しくなる気持ちもありますが、企業側の事情もあります。
企業はまず、より入社してほしい方へ早く採用通知を出しますが、内定を辞退される可能性もあります。
その場合、また新たに書類選考から始めるのは大変なコストがかかってしまうため、最終面接が終了した候補者を「保留」にしていることがあるのです。
新卒採用の時期と重なっているため
転職活動中、新卒採用の時期と重なると、結果通知が遅くなることもあります。
新卒採用を優先的に行っている企業の場合は、特にその傾向が見られます。
ただし、中途採用の場合でも、企業が必要だと感じた応募者には、すぐに合格の連絡が行くこともあり、一概に新卒採用が優先とも言えません。
キャリアアドバイザーが退職・異動
転職エージェントに登録した場合、登録者にはキャリアアドバイザーが付きます。
自分に合った求人案件の紹介や提出書類の添削などを行ってくれて、場合によっては面接にも同行してくれる頼もしいパートナーですよね。
しかし、そのアドバイザーが途中で退職や異動などの理由で、不在になった場合、引継ぎに時間を要してしまいます。
つまり、すでに企業側から合否連絡がきていても、通知後のフォローやアドバイス等のための引継ぎに時間がかかっている場合があるのです。
単純に連絡を忘れている
キャリアアドバイザーは、複数の転職希望者の担当をしており、多忙です。
複数の転職者を担当していて、ノルマにも追われています。
さらに、合格者への連絡は忘れないでしょうが、不採用となった方への連絡は後回しにされがちです。
また、キャリアアドバイザーの意識やレベルが低い場合も、結果連絡が遅れる理由の一つとなります。
こういった経験をした場合は、キャリアアドバイザーを変えてもらうか転職エージェント先を変えても良いかもしれません。
大事な人生の決断であるため、優秀なキャリアアドバイザーを味方につけたほうが転職活動を優位に進めることができるからです。
面接結果を問い合わせるのはNG?
そのような疑問を持たれている方は多いと思います。
面接結果を問い合わせたいと思った場合、どのような対応の仕方をすれば良いか、詳しく解説していきます。
- 問い合わせるなら、まずはエージェントに
- 企業に連絡するのは最終手段
- 予告されていた期日を過ぎたら問い合わせをしてもOK
企業に直接面接結果を問い合わせる場合
企業に直接問い合わせるのは、おすすめしません。
結果連絡が遅いのには、選考中や保留などの、企業側による事情がある可能性が高いからです。
そのため、問い合わせに対して回答できない場合が多いのです。
また、問い合わせることによって、悪い印象を与えてしまうこともあります。
そもそも、転職エージェント経由での応募である場合は、まずはエージェントに連絡するのが良いと言えます。
- エージェント経由の応募のため
- 問い合わせに対して答えることができない場合が多い
- 悪い印象を与え、選考に影響してしまうこともある
転職エージェントに面接結果を問い合わせる
転職エージェントを使う際のメリットは、不安がある際に相談できることでしょう。
期日前でも、連絡が遅いと感じた時点でエージェント先に問い合わせをすることは全く問題ありません。
転職エージェントに連絡すれば、より具体的な進捗状況を教えてくれるはずです。
また、企業側も、転職希望者よりエージェントの方が細かい事情を話しやすいのです。
そのため、エージェントに連絡すれば、より詳しく事情を知ることができるでしょう。
- キャリアアドバイザーが進捗状況を確認してくれる
- 企業にとって、応募者よりもエージェントの方が事情を説明しやすい
最終面接の結果を待っている間にすべきこと
こんなふうに、最終面接の連絡がなかなか来ないとソワソワして落ち着かないかもしれません。
しかし、連絡が来るまでただ待っているだけでは、時間がもったいないです。
結果が不採用だった場合、またイチから準備を進めるのは時間がかかってしまいます。
また、自分に合った求人募集が他にもあるかもしれません。
転職を効率よく進めるために、時間を有効的に活用するようにしましょう。
ここでは、面接結果を待っている期間にすべきことをまとめたので、ぜひチェックしてみてください。
- 内定した場合に入社するかどうか
- 他の企業への応募も視野に入れる
- 履歴書や職務経歴書をブラッシュアップ
- スキルを磨く
内定した場合に入社するかどうかを考える
内定の連絡がきた場合、入社するかどうか意思を伝えるのは1週間以内となっていることが多いです。
転職してからそういった後悔をしないためにも、入社する意志がきちんとあるか、自分を見つめ直してみましょう。
その際、業務内容や社風、実際に行ってみて感じた企業との相性などの観点から考えてみると良いでしょう。
不採用時に備えて他の企業も応募しておく
面接結果を待っている間でも、転職活動は十分に行うことができると思います。
例えば、他の企業の選考を同時に進めることをおすすめします。
ある企業の選考で不採用になってから、また新しい企業の選考を受けるというやり方をしてしまうと、転職を成功させるまでに膨大な時間がかかってしまいます。
一番もったいないのは、自分の希望条件に合う求人案件を見逃してしまうことです。
履歴書や職務経歴書をブラッシュアップ
提出書類を再度見直すのも良いでしょう。
ほとんどの転職エージェントでは、提出書類(履歴書・職務経歴書)を添削してくれるサービスを行っています。
せっかく転職エージェントに登録しているのですから、遠慮せず添削をお願いしましょう!
専門性の高いアドバイスをしてもらえます。
スキルを磨く
時間に余裕があるならば、自身のスキルを磨くのも良いですね。
以下のスキルを磨いておくと良いでしょう。
- パソコンスキル
- ビジネスマナー
- コミュニケーションスキル
- 希望する職種についての知識
- プレゼンテーションスキル
会社によって求められるスキルは異なりますが、これらのスキルはどの会社に行っても必要になります。
ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。
面接の手応えと合否の判断方法
このような思いをしたことがある方は多いと思います。
合格の可能性が高い面接には、実は以下のような特徴があるのです。
- 予定より長引いた
- 多くの質問をされた
- 他社の選考状況を聞かれた
- 入社後に関する質問や、業務内容の細かい話をされた
反対に、予定より面接時間が短く、面接官があまり喋らず質問も少なかった場合は、不合格の可能性が高いと言えます。
あくまでも可能性ですが、上記の項目のすべてに当てはまっている場合は、採用される確率が高いとみて良いでしょう。
特に、入社後の仕事内容や対応について細かく質問された場合は、面接官はすでにあなたが入社していることを想像している良いサインです。
「転職エージェント 最終面接の結果」まとめ
ここまで、最終面接の結果が遅い場合の理由や、結果を待っている間にすべきことを紹介しました。
面接結果の日数は、企業によって異なるため、あまり悩みすぎないようにしましょう。
それでは最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。
- 最終面接結果は電話でくる可能性が高い
- 合否連絡が遅いからといって不合格とは言い切れない
- 最終面接結果が遅いのには、企業側とエージェント側の理由がある
- 結果を問い合わせるなら、まずはエージェント側へ連絡する
- 他の企業へ応募したりスキルを磨いたりして、結果の待ち時間を有効活用する