アイデムスマートエージェントってどうなの?評判は?
どの転職エージェントに登録するべき?
アイデムスマートエージェントの評価は賛否評論と聞きますが、実際の評価や口コミはどうなのでしょうか?
転職エージェントに登録する前、誰しもが転職エージェントの口コミや評価が気になりますよね。
結論から言うと、どのエージェントが一番良いかは百人百様です。
転職エージェントを選ぶ際、悪い評価や口コミを鵜呑みにしすぎず、各エージェントの特徴を把握した上で、自分の目で冷静に判断するのが一番です。
多くのユーザーを持つサービスであればあるほど、万人から好かれることなんてまず無いですし、担当するキャリアアドバイザーも多様なので、同じ転職エージェントでも評価に差が出ます。
そのことを理解した上で、今回はアイデムスマートエージェントについて徹底解説していきます。
アイデムスマートエージェントに登録するか悩んでいる方、どの転職エージェントに登録すべきか分からない方必見です!
- アイデムスマートエージェントの評価は賛否両論
- アイデムスマートエージェントは、転職が初めての20代にオススメ
- アイデムスマートエージェントだけを使うのはオススメしない(セカンドとしての使用が良い)
- アイデムスマートエージェントは、ハイキャリア・30代以上・地方の方には不向き
- 転職エージェントは、転職エージェントの裏事情を知った上で、賢く選んで、賢く活用
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- IT・エンジニア系・技術系の求人情報が多い
- 転職サイトと転職エージェント両方のサービスを受けることが出来る
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目次
アイデムスマートエージェント概要
アイデムスマートエージェントは、国内最大級の求人サイトなどの求人広告事業を40年以上運営している「アイデム」の転職エージェントです。
求人広告事業で培われた25万社以上との企業ネットワークを活かし、様々な業界の求人を扱っています。
転職エージェントを始めたのは2011年と最近ではあるものの、数年前から広告を打ち出し力を入れているため、知名度が伸びてきています。
公開求人数 | 19,980件 |
---|---|
非公開求人数 | 非公開 |
職種 | 営業職、一般職、ITクリエイティブ系、技術開発系、医療・福祉・保育系、その他専門職 |
求人地域 | 全国(都内・大阪など都市部の求人が9割) |
拠点エリア | 東京本社(新宿区)、大阪(西本町)、愛知(名古屋) |
アイデムスマートエージェントのリアルな口コミ(低評価)
実際にアイデムスマートエージェントの口コミや、利用者の評価はどうなのでしょうか?
アイデムスマートエージェントの悪評・良評 包み隠さずご紹介します。
まずはアイデムスマートエージェントの悪い評価から見ていきましょう。
実際にあったアイデムスマートエージェントの悪評
今アイデムみたら全然求人なかった(T ^ T)バイトどーしよー。しかしそんな少ない中歯科衛生士の求人は二件あったわ(^^)
— 🐶 (@nochi09) July 1, 2012
アイデムの面談行ってきました。
結局、自分で探した方が速いと思った。
この条件は嫌だって言うものほど持ってくる。それは嫌です。って言っても持ってくる。え?なんで、今言ったじゃん。
あと、転職も派遣もみんな言うのは未経験は無理。求めてないって言葉。
あー未経験は使えないのね。— 🐯 (@sni022) April 9, 2019
求人情報登録、フロムエーからはほぼ毎日メール来るのに、アイデムからはピタッと来なくなった。どうしたアイデム!と思ってたら今来てた!ツンデレかよアイデム!と見てみたら、いきなりマイクロバス運転手の求人で、喜びから一気にチッ(−_−;)ってなった。
— マリコー (@Ko1208Ne) September 5, 2013
口コミから分かるアイデムスマートエージェントのデメリット
アイデムスマートエージェントの悪評から目立ったデメリットを3点まとめました。
求人数が少ない
歴史がまだ浅いこともあり、求人数が他転職エージェントと比べて少ないことがわかります。
専門性が低い
専門性に欠ける、業界を熟知していないキャリアアドバイザーにあたることがあります。
優良企業が少ない
扱っている案件は中堅・中小企業が多く、優良企業が少ないと感じられる場合があります。
アイデムスマートエージェントの悪評の理由
求人広告事業を40年以上を運営している、信頼のあるアイデムの転職エージェント、アイデムスマートエージェントにこれらの悪い評価がつく理由は何なのでしょうか?
歴史が浅い
2011年から始まった転職エージェントと、比較的新しい転職エージェントなので、扱っている企業が少ないです。
よって、転職活動の際、アイデムエージェントだけを使うことはオススメしません。
キャリアアドバイザーに差がある
キャリアアドバイザーも多くいるため、百人百様です。
キャリアアドバイザーによっては、専門性に欠けるキャリアアドバイザーがいます。
これは、アイデムスマートエージェントに限らず、どの転職エージェントにも共通します。
キャリアアドバイザーの腕が悪い、または相性が悪いと感じたら、遠慮なくキャリアアドバイザーを変えてもらいましょう。
大変お世話になっております。
転職支援をお願いしております○○でございます。
現在、○○様に遁逃していただいており、とても対応が丁寧で感謝しております。
しかし、○○様と私とで少しずれを感じており、コミュニケーションを上手くとれていないのは私にも非があることは承知の上なのですが、(もう少し業界知識の深い方に相談させていただきたく、)もし可能であれば担当者の方を変えていただくことは可能でしょうか?
お忙しいところお手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
中小企業案件が多い
出典:アイデムスマートエージェント
アイデムスマートエージェントは扱っている企業案件が比較的少ないことに加え、大企業よりも中堅・中小企業が多い傾向にあります。
よって、企業案件の多い転職エージェントに良い案件がなかった場合に2つ目の転職エージェントとして使う、または、メジャーな転職エージェントと並行して使うことをオススメします。
アイデムスマートエージェントのリアルな口コミ(良評価)
悪い評価の次は、アイデムスマートエージェントの実際にあった良い口コミ・評価を見ていきましょう。
実際にあったアイデムスマートエージェントの良評
アイデムスマートエージェント
アデコ
マイナビエージェントの3つの転職エージェントを登録したんだが、対応が早かったのはアイデムスマートエージェント。アデコはしばらくお待ちください。マイナビエージェントはあなたに合う求人がありませんという遅い連絡。もうアイデムしか信用しない、多分。— 白井ゆりな/黒崎ゆりあ (@6116Rila_) June 9, 2015
やはりそこか…どの支店、どのアドバイザーも、そうやって教育されてるのか…
赤坂見附のtype転職エージェント、東京のリクルートエージェントは山のようにいっぱい求人紹介してくれるよ!
新宿のアイデムスマートエージェントはフォローが手厚いし、ちゃんと希望条件を汲んでくれるから超オヌヌメ👍
— おみぃ (@rt3496) August 15, 2018
でアイデムは面談して、人事とかやってみたいっていったらどれくらい難しいかと、その中で未経験でも良い奴紹介してくれたり、面談で担当の人が感じだった個人の人となりで色々進めてくれた
監視カメラの設置と警察の教本のルート営業と不動産管理をすすめられて— こくとー (@kokutou6286) May 29, 2019
アイデムスマートエージェントの面談終了!色々話聞いてもらえたし良かったかな〜!しばらくはリクルートとアイデムで進めて行くことにしてみよう。
マイナビとtypeはさようならかなw
エージェント色々使って分かったけど初回のカウセリング省く所はロクでもないわ— たくみ (@taku8685) September 13, 2019
口コミから分かるアイデムスマートエージェントのメリット
実際にあったアイデムスマートエージェントの良い評価・口コミから目立ったアイデムスマートエージェントのメリットをまとめました。
キャリアアドバイザーの対応が良い
キャリアアドバイザーが親身に時間を割いて相談に乗ってくれる、フォローが手厚いといった声が多いです。
実際に、アイデムスマートエージェントは1回目の転職エージェントで失敗した人や良い案件が見つからなかった方が使うことが多く、コンサルタントが同じ失敗にならないよう、面談に1、2時間とりしっかりヒアリングしてくれるなど、サポートに配慮しています。
アイデムスマートエージェント特徴・まとめ
アイデムスマートエージェントの特徴や、オススメする人・しない人について解説していきます。
アイデムスマートエージェントの特徴ポイント5つ
アイデムスマートエージェントの特徴を5つご紹介します。
営業から看護師まで幅広い職種
出典:アイデムスマートエージェント
アイデムスマートエージェントは、営業・ITエンジニア系に強く、また、医療・福祉業界にも力を入れています。
一方で、事務系の正社員案件は比較的少ないです。
セミナーやイベントが多い
就職支援セミナーや、合同企業説明会、面接会、転職相談会などが利用できます。
転職活動に役立つノウハウを学ぶなど、積極的に活用することで明るい転職ができそうです。
ただし、セミナー数は充実しているものの無料のものが少ない傾向にあります。
幅広い業種の中堅中小企業が利用
中堅・中小企業の案件内容は幅広く、大手転職エージェントで良い案件が見つからなかった方はアイデムスマートエージェントで一度案件紹介してもらう価値ありです。
精度の高いマッチング
アイデムスマートエージェントはセカンドの転職エージェントとして使われることが多く、同じ失敗を防ぐため、大手転職エージェントよりも時間をかけて丁寧にヒアリングし、精度の高いマッチングを心がけています。
完全報酬型
アイデムスマートエージェントは企業に対して完全報酬制を採用しており、これも企業マッチングに力を入れる一因です。
ポジションサーチ型
アイデムスマートエージェントは他の転職企業とは異なり、ポジションサーチ型を採用しています。
ポジションサーチ型とは、あなたの経歴をベースに企業のポジション開拓を行うスタイルです。
顕在的な求人ポジションだけでなく、潜在的な求人ポジションもターゲットとなるため、レア求人に出会える可能性があります。
しかし、依頼をもらってからポジションサーチした結果、提案可能なポジションサーチに時間がかかる、または、提案可能な求人ポジションが見つからない場合もあるので、一般登録型人材サービスとの併用をオススメします。
出典:アイデムスマートエージェント
アイデムスマートエージェントをオススメする人・しない人
これらのアイデムスマートエージェントの特徴から、アイデムスマートエージェントは、大手転職エージェントで案件を紹介してもらえなかった、もしくは納得いく転職活動ができなかった20代の方にオススメです。
一方で、ハイキャリアの方や地方で転職を考えている方、30代以上の方にはあまりオススメしません。
アイデムスマートエージェントをオススメする人 | オススメしない人 |
---|---|
・他大手転職エージェントで登録拒否された人(紹介できる案件がないと言われた)
・転職が初めての人 ・20代 |
・30代以上
・ハイキャリアの人 / ハイキャリア転職をしたい方 ・地方の人 |
アイデムスマートエージェント登録の仕方
アイデムスマートエージェントが気になった方のために、アイデムスマートエージェントの実際の登録する際の4ステップをご説明します。
ステップ1
転職希望時期、希望勤務先、年収、メールアドレスを入力します。
ステップ2
あなたの基本情報を入力します。
ステップ3
転職活動と現在の状況について入力します。
ステップ4
履歴書などの書類をアップロードします。
ステップ5
これで登録は完了です。
連絡が来るのを待ちましょう。
【登録前に】 転職エージェントを探す際の失敗しないためのポイント
転職エージェントを探す際に、どの転職エージェントに登録するかは迷いますよね。
そこで登録前に知っておきたい、転職エージェントを探す際に失敗しないためのポイントを4つご紹介します。
それぞれの転職エージェントの特徴や強み・弱みを知る
転職エージェントにはそれぞれ得意の業界やターゲット層があるため、事前に各転職エージェントを下調べし、特徴を知った上で自分に合いそうなものに登録しましょう。
そうすることで、結果的に無駄な手間や時間が省けます。
情報収集をする際、口コミやサイトに書かれていることを鵜呑みにしすぎない
転職エージェントのリサーチをする際、口コミやサイトに書かれていることを疑いなくそのまま鵜呑みしてしまうのはオススメしません。
どんなに優れた転職エージェントでも悪い口コミというのは存在しますし、投稿者に合わなかったからといって、あなたにその転職エージェントが合わないとは限りません。
また、比較サイト・まとめサイトなどのウェブサイトに書かれている情報も、彼らの利益のためだけにメリットばかりを記載して、登録に誘導している場合も少なくありません。
情報が溢れかえっている今、転職エージェントに限ったことではありませんが、何を信じるか、信じないか、自分で判断するようにしましょう。
転職エージェント、人材紹介業についての仕組みを知り、裏事情まで頭に入れておく
コンサルタントの中には、自分の売り上げのためだけに、求人応募を急かしたり、受かるところだけを紹介して来るコンサルタントもいます。
転職エージェントや人材紹介業についての仕組みや裏事情を知ることで、コンサルタント側の視点からも状況を把握し、転職エージェントに使われることなく、冷静により正確な判断で転職活動ができます。
転職エージェントの仕組みや裏事情については後半で詳しく解説しますが、すぐに知りたい方はこちらから飛べます。
複数社実際に自分で試してみる
最終的には自分で実際につかってみないとわかりません。
いろんな下調べはしてみたけど、結局どれに登録すれば分からないという方は、次のオススメの転職エージェントの中から自分に近いものを2−3個登録して、実際につかってみましょう。
2−3社登録することで、自分で転職エージェントを比較できるだけでなく、自分の経歴などを客観的に複数社から評価され、転職案件を紹介してもらうことで、あなたの転職可能性を見限ってしまうリスクを減らせます。
転職エージェント複数登録のメリットについてもう少し深く知りたい方はこちらの記事を参考ください。
もし転職エージェントが合わなかった場合は、後からでも登録解除したい故を伝える、もしくは退会してしまいましょう。
オススメの転職エージェント7選
ここでは、転職活動を成功させるためにまずつかっておきたいオススメ転職エージェントを7つご紹介します。
doda転職エージェント
リクルートエージェントに次いで案件数が多く、転職者満足度No1の転職エージェントです。
サポートが手厚く、企業からのスカウトメールが多いことが特徴です。
多くの求人案件に触れたい方、適切かつ効率的な転職支援を受けたい方にオススメです。
マイナビエージェント
20~30代向けの求人が多く、中小企業の求人も多く揃える転職エージェント。
初めて転職する方にオススメです。
ビズリーチ
ハイキャリア求人が多いヘッドハンティング型転職エージェントです。
経歴・キャリアに自信がある方にオススメです。
パソナキャリア
育児サポートなど、女性目線に立った求人が充実した、女性の転職に理解のある転職エージェント。
転職を考えている女性にオススメです。
JACリクルートメント
両面型で、外資系に強い総合転職エージェント。
数少ない両面型転職エージェントの一つで、企業側と転職者両者のニーズを深く理解して流ためミスマッチが少なく、サポート、コンサルティングは非常に高品質との評判が多いです。
海外転勤や外資系に興味のある方にオススメです。
Spring転職エージェント
日本での知名度は低いが、世界規模ではNo1の両面型転職エージェント。
グローバルなネットワークを活かした非公開求人が多いので、グローバルな求人に興味がある方にオススメです。
リクルートエージェント
圧倒的な案件数を保有する転職エージェント。
求人情報が他社と比べて圧倒的に多く、地方案件や非公開案件も多いため、幅広く多くの求人案件に触れたい方にオススメです。
【登録後】転職エージェントの賢い活用方法
ここでは、転職エージェント登録後の賢い転職エージェントの活用方法ポイントを8つご紹介いたします。
複数エージェント使用している故をいう
面談の際、複数の転職エージェントを使用していることをコンサルタントに伝えましょう。
そうすることで、担当者もうちで転職させたいと思い、より良い案件を紹介してくれる、またはより親身に相談に乗ってくれる傾向があります。
2週間に1回程連絡を入れておく
スカウトメールをお願いした場合や、なかなか向こうから連絡がない場合でも、2週間に1回くらいは連絡を入れておくようにしましょう。
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していきます。
この際、表示順が「更新日=最終接触日」となっています。更新日が古い場合、もうすでに転職を決めた可能性が高いと判断されるため、案件紹介メールが届きにくくなってしまいます。
やる気を見せる
キャリアコンサルタントも売り上げ目標などがあり、日々追われています。
ファーストコンタクトで「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれた際、「良いところがあればすぐにでも転職したいです」と答えるようにしましょう。
そうすれば、彼らからしてもすぐに売り上げにつながると考え、あなたの優先順位をあげて対応してくれるでしょう。
嘘をつかない
登録情報やコンサルタントとのやり取りなどは、申し出ない限り残ります。
そして、数年前と登録情報が違うという話題になるケースがコンサルタントの中で意外と少なくありません。
信用を失い、最悪の場合、案件を紹介してもらえないことになるので、嘘はつかずに正直な情報提供をしましょう。
面談時に良い印象を与える
キャリアコンサルタントと面談をする際は、身だしなみや言葉遣いに気をつけましょう。
会社との面接ではないからと気を抜いていると、キャリアコンサルタントから、マナーがない人やだらしない人と判断され、紹介してもらえる案件の質や数に影響が出ます。
会社の面接に行くくらいの気持ちで、気持ちの良い印象を与えましょう。
自分の希望をはっきりと明確に伝える
キャリアコンサルタントとの面談時や、望まない案件を紹介された際などは、遠慮せず、はっきり自分の希望条件やキャリアコンサルタントに求めているものを伝えましょう。
結果的に、お互いクリアなコミュニケーションを取りながら転職活動を進めることが、転職成功も早く、気持ちのよいものになります。
自分似合わない案件を紹介されたらはっきり断る
違うと思ったら違うと言いましょう。
自分が望んでいないという故を伝えることで、次から同じような案件を紹介されることが無くなります。
最悪担当者を変えてもらう or 退会する
どうしても相性が合わないなと思ったり、信用できないと思った際は、遠慮なく担当者を変更してほしいことを伝えましょう。
最悪の場合、退会してしまうのもありです。
転職エージェントの裏事情
転職エージェントの悪い評価・口コミに大きく関係しているのが転職エージェントの裏事情です。
転職エージェントの裏事情を把握することで、転職エージェントに騙されず、賢く転職エージェントを活用した転職が可能になります。
ではさっそく転職エージェントの裏事情について詳しく見ていきましょう。
裏事情の前に知っておきたい
転職エージェントの裏事情を話す前に必ず知っておきたいのが
転職エージェントと転職サイトの違い
突然ですが、転職エージェントと転職サイトの違いをしっかり認識していますか?
両方とも転職者のためのサービスですが内容が全く違います。
転職エージェントは、自分で情報を探す転職サイトとは違い、転職支援のプロがマンツーマンであなたのキャリアカウンセリングを行い、あなたの「強み」や「特性」を引き出し、あなたに最適な求人企業を無料でご紹介するサービスです。
あなたの転職成功のために専任の担当者がさまざまなサポートをおこないます。
出典:エンエージェント
転職エージェントの種類
ここでは転職エージェントの種類について簡単に説明します。
総合型/特化型
転職エージェントは扱っている案件によって総合型と特化型の2種に分類できます。
幅広くどのような職種の案件も扱っているのが総合型転職エージェント。
一方で、アパレル業界のみ、医療関係業界のみなど特定の職種だけを扱っているのが特化型エージェントです。
両面型/片面型
また、キャリアコンサルタントが企業へも直接求人案件を取りに営業をかける両面型の転職エージェントと、分業して、別々で企業側営業組とキャリアコンサルタントを持つ片面型(分業型)エージェントがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
片面型 | ・求人が多い・日程調整が簡単、楽 | ・企業の声が直接わからない・ニュアンスが伝わりにくい |
両面型 | ・お互いの声が届きやすい・細かいサポートができる | ・忙しい・日程調整しずらい |
両面型エージェント:JACリクルートメント、Spring転職エージェント
転職エージェントの裏事情
ではさっそく、きになる転職エージェントの裏事情について、8つに分けて徹底解説していきます。
転職エージェントのビジネスモデル
転職エージェントのビジネスモデルはどうなっているのでしょうか?
転職エージェントはボランティアではなく、ビジネスとして転職サポートをおこなているので、利益をだす必要があります。
では、どこから収益が出ているのか、転職エージェントのビジネスモデルについて詳しく説明していきます。
- 人材を必要としている企業から求人をもらう。その際、求める人材のスペックや人材像をヒアリングする。
- 転職希望者と連絡をとって、希望や要望、経歴やスキルをヒアリングする。
- 企業が求めてる人材と転職希望者が求めている企業をマッチングする。この際、どちらも満足いくように適切な形でマッチングする。
- 企業の人事担当者が、転職エージェントに紹介された人物に関する選考書類や、エージェントからの評価をもとに、その人と面接するかを決める。
- 面接後、双方が満足し、了承すれば、転職希望者が企業と雇用契約を結ぶ。
つまり、企業側から転職エージェントに報酬が出ています。
そのために転職エージェントは親身にあなたの希望を聞き、マッチング、面接対策に熱と時間をかけるのです。
転職エージェントが無料な理由
どこから転職エージェントへ収益が出ているかはこれでわかりましたが、どのくらい報酬が出ているか気になりますよね。
実際に利用料無料でビジネスが成立つくらいの額をもらっているのでしょうか?
実は、企業から転職エージェントに支払われる報酬額は、転職者の想定年収の約30〜40パーセントです。
具体的なパーセンテージは転職エージェントによっても異なりますし、景気や企業案件により上下したりしますが、相当な額をもらっていることがわかります。
結局、人材紹介業は原価ないため、利益率がとても良いです。
企業側がリクルートエージェントを活用する理由
一般人からすると、結構な高額を企業は転職エージェントに支払っていることがわかりました。
では、なぜ大金をかけてまで企業は転職エージェントを活用するのでしょう?
企業側の転職エージェントを活用するメリットは大きく3つあります。
- コストの節約
- 非公開求人
- 時間の節約
コストの節約
実は、転職サイトに掲載するだけでも週に数十万のコストがかかります。
また、採用の全過程を自社で行なった場合、時間も人事へかかるコストも増えるため、結果的に大企業の場合コストの節約となる傾向があります。
非公開求人
新しいプロジェクトを始めようとしている際、企業名を公開して求人をだすとライバル企業に探りを入れられてしまう可能性があります。
しかし、企業名を伏せて募集することで、ライバル会社にも募集していることを知られず、雇用条件が漏れることもなく、企業名やブランドに惑わされない優秀な人材をゲットすることができます。
時間の節約
大企業や優良企業の求人案件だと、転職サイトなどの場合、応募が殺到し、選考書類だけでも多くの時間を要してしまいます。
しかし、転職エージェントを活用することで、求める人材像に近い人材だけが面接にくるので採用にかかる時間が圧倒的にへります。
キャリアアドバイザーの裏事情?
転職エージェント内には、キャリアアドバイザーの個人の営業成績やノルマがあります。
彼らにとって、少しでも多くの転職を成功させることが個人の営業成績アップや給与に繋がってくるので、
キャリアアドバイザーは一つでも多くの転職を成功させようと転職希望者を必死にサポートしてくれます。
しかし、それによって、営業成績アップのため、あなたが内定を得やすい求人案件ばかりを紹介されるといったケースもあります。
登録ー面談時のヒミツ
転職エージェントに登録してから実際にコンサルタントと面談するまで、登録情報によってあなたの優先度が簡単に判断されています。
コンサルタントとの面談のパターンは4つあり、その面談パターンによって転職エージェントのあなたへの本気度がわかります。
- ホテルや喫茶店
- 自社
- 電話
- 登録拒否
ホテルや喫茶店で面接
ホテルや喫茶店での面談を促された場合、転職エージェントの本気度は高いです。
なぜなら、コンサルタント自身の足を運んでまで、競合企業にあなたを取られる前に、最速で会いたいとおもっているからです。
自社で面接
一番多いのが、自社の面談ブースでの面談です。
1日に複数名と会うキャリアコンサルタントは時間をなるべく節約したいので、彼らにとって来社してもらうのが一番助かります。
電話で面接
電話で面談を促された場合、転職エージェントにとってあなたの優先順位が低い可能性大です。
登録拒否
「紹介できる求人がないため、案件が出てきたらご紹介させていただきます」という対応をされたら?
実は、法律で、転職エージェントは登録拒否をできないことになっています。
よって、条件や経歴が厳しい場合、このように遠回しに登録拒否されることがあります。
(登録拒否になる例:年齢が50代以上、保安業の方、芸能関係の方など)
案件紹介時のヒミツ
転職エージェントから案件を紹介される際のヒミツを3つ紹介します。
行きたい企業より受かる企業を紹介される
案件を紹介される際、転職エージェントは「あなたの行きたい企業」と「受かる企業」のバランスを見て紹介します。
しかし、受かる企業を比較的多めに紹介される傾向があります。
なぜなら、
- 受からない企業に無駄な時間を使わず、早く売上につなげたい
- 企業の採用代行であるため違うスペックの人材を紹介できない
表には出ない企業が欲しい人材スペック
転職エージェントが案件をもらいに企業に営業をするとき、企業がどんな人材が欲しいかしかっりヒアリングします。
しかし、年齢制限・国籍・性別・地域は、実は法律によって求人票の募集スペックには表記できません。
とは言っても、全く違うスペックの人材を企業に送ってしまうと、企業からしたら、なんで転職エージェントを使っているのかとなってしまい、信頼を失い、求人を紹介されなくなってしまいます。
よって、転職エージェントも、企業が求めている像の人材のみ企業に紹介します。
希望企業を言って渋い顔をされた場合、コンサルタントにはっきり理由を聞いてみるのもいいでしょう。
面談後に連絡が遅い人と早い人の差
面談が終わった後にコンサルタントから連絡がないというのは頻繁に起こります。
理由として、
- 担当コンサルタントの時間が取れない(優先順位が下がった)
- 経歴と希望が比例していない
- 病気などなんらかの事情で紹介が難しい
面接対策ー内定時のヒミツ
面接対策から内定が出るまでの転職エージェントのヒミツを3つ紹介します。
模擬面接はなるべくしたくない
様々な面接対策がありますが、多くの転職者を同時にサポートしているキャリアコンサルタントからすると、受かって欲しい反面、なるべく時間をかけたくありません。
その中で、模擬面接は最低でも1時間かかるので、重要度の高い人材にしかしたくないのがコンサルタントの本音です。
しかし、転職が初めての方は、必ず面接対策をお願いしましょう。
内定を勝ち取るという意味では、この対策をするかしないかで大きな差が生まれます。
面接フィードバック
応募した企業と面接を終えた後に、「感触はいかがでしたか?」と連絡があり、面接官からのフィードバックが入ることが多いです。
ここで、転職エージェントが企業との面接のフィードバックを行うのには3つの理由があります。
- 実際に応募企業が求職者とマッチしているかどうかの確認のため
- 会社にフィードバックするため
- 転職活動の進捗確認・追加の提案のため
もう一つは企業へのフィードバックのためでもあります。
転職エージェントは、応募先の企業との面接を終えた後、その企業に面接する必要があり、あなたから面接の感触を聞くことで、入社意欲など、面接で伝えきれなかった良さを企業にアピールします。
また、いくら企業への評価が高くても、意欲が高くなければ入社は難しいので、よりマッチしそうな企業を追加提案するなど、転職活動の進捗の把握のためでもあります。
年収の交渉
転職エージェントはあなたの代わりに年収交渉をしてくれます。
ですが、正直なところ、面接で評価が高くない限り交渉は厳しいのが現実です。
しかし、口が裂けても「評価が低いため希望年収は出ません」とコンサルタントから言うことはありません。
内定・入社後のフォローのヒミツ
では、なぜ転職エージェントは内定が出たあとまでフォローしてくれるのでしょうか?
実は、ここにも企業との裏事情があります。
もし、内定が出たにも関わらず、連絡なく辞退した場合や、研修中/早期に辞められた場合、希望に沿った人材を紹介してもらえなかったために起こった契約不履行として、成功報酬の最大8割程度を返還するのが一般的です。
相場的には、入社1ヶ月以内が8~9割、2ヶ月以内が4~5割、3ヶ月以内で2~3割返還となっています。
よって、売り上げダウンを防ぐため、また、良い人材を紹介してくれないと企業からの信頼をダウンさせてしまうリスクを避けるために、内定・入社後まで転職者をしっかりフォローします。
これらの転職エージェント裏事情を踏まえて、冷静に転職エージェントを活用することが重要です。
アイデムスマートエージェント評価・特徴と転職エージェントの裏事情まとめ
以上、アイデムスマートエージェントの評価・特徴と転職エージェントの裏事情でした。
ここで、大きく今回の記事をざっくり振り返りましょう。
- アイデムスマートエージェントの評価は賛否両論
- アイデムスマートエージェントは、転職が初めての20代にオススメ
- アイデムスマートエージェントだけを使うのはオススメしない(セカンドとしての使用が良い)
- アイデムスマートエージェントは、ハイキャリア・30代以上・地方の方には不向き
- 転職エージェントは、転職エージェントの裏事情を知った上で、賢く選んで、賢く活用
アイデムスマートエージェントは評価は賛否両論ですが、気になった方は、セカンドのエージェントとして活用されることをオススメします。
また、転職エージェントは転職希望者の転職を応援・サポートしてくれる一方で、求人企業に対する営業や自身の会社への利益といった側面も持っています。
しかし、最終的なゴールが「転職希望者の転職成功」であることはエージェントにも転職者にも共通しています。
しっかりと転職エージェントの仕組みや特徴を知った上で、冷静に賢く転職エージェントを活用し、スムーズなストレスのない転職活動につなげましょう。
では、あなた様の満足のいく転職の成功を願っています。