夏休みにリゾート地で都会の喧騒を忘れて癒されたい…
でも、忙しい季節に慣れない土地で一人で生活していくのは不安だな…
あなたも一度は夏のリゾート地での優雅な生活に憧れた思い出があるのではないでしょうか?
しかし、リゾートバイトの8割は初心者です。
情報が少なく分からない事が多すぎますよね。
「ギラギラした太陽と青い海を背に思いっきり遊びまわる勤務地」
「涼しげな風と広がる草原を前に動物をお世話するお仕事」
アタリの勤務地で働けると、イメージ通りの夏のリゾートバイトを満喫できますが、果たしてそんなに上手くいくのでしょうか。
もしかすると、ブラックな労働を強いられたり、思ったよりリゾート地じゃない場合があるかも…。
しかし安心してください。
この記事を読めば、バイトと家を往復するだけの怠惰な日常から抜け出し「仕事に遊びに全力のリゾートバイト」の魅力に気づいていただけます。
また、給料、寮、交通費、その他の注意する点や疑問点についても、詳しく解説します。
私は夏に熱海で1カ月のリゾートバイトに参加しました。最初は初めての土地で一人で生活していけるのか不安でたまりませんでした。しかし、夏の熱海に「賑やかな海」「知る人ぞ知るローカルグルメ」「広大な山々」が私を歓迎してくれました。
目次
1.夏のリゾートバイトおススメの勤務地を紹介!
リゾートバイトを始める上での悩みの一つとして勤務地が上がります。
「大自然に囲まれた場所で仕事をしたい」
「町が賑やかな場所で仕事がしたい」
など様々ですが、
この記事では夏のリゾートバイトでのオススメの勤務地を3つ紹介していきます。
1-1.北海道 (海産物と自然の宝庫)
時給:850~1150円が多い
人気の勤務地
- ルスツ
- 富良野
- 夕張
北海道は牧場や農場など自然や動物を相手にする仕事が多くあります。
涼しい環境で清々しい風を浴びながら、遠くの山々を見渡せる高原で自然を相手にするお仕事なんて少し憧れちゃいませんか?w
疲れた日常を忘れ、目の前の大自然に心躍ってしまいそうです。
また、北海道はグルメが多いのも魅力の一つでは無いでしょうか?
豊かな自然に育まれた、野菜や海鮮物は美味い!
夏の北海道人気のグルメ
- じゃがバター
- 海鮮丼
- 花咲ガニ
- ウニ
- ジンギスカン
- ラーメン
食事に関しては、夕食や朝食は自炊することがほとんどです。
勤務後の時間は仲間と交流できる貴重な時間で「夕食を食べに行こう!」
とたびたび誘われます。
事前に美味しい店などをリサーチしておくとスマートでカッコいいですね!
また、北海道の魅力の一つは冷涼な気候にあります。
8月の平均気温はなんと17.5℃です!(東京:28.3℃)
真夏日も数える程しかありません。
夏でも朝夕は冷え込むそうなので、フリースやカーディガンは必要です。
ぜひ、グルメと自然を味わえる北海道で癒されてみてはいかがでしょうか?
~北海道のリゾートバイト者の声~
涼しい環境でのリゾバは最高でしたね!
年齢も18歳~40歳までいましたが、性別、年齢関係なくワイワイしてました。
休日はレンタカーで観光地を満喫できますし、遊んでても貯金が月に18万は貯まります。
1-2.沖縄 (ド定番!常夏の海)
時給:750~1050円が多い
人気の勤務地
- 宮古
- 石垣島
- 本島
夏のリゾートバイトと言えば沖縄を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
視界を遮る物のない見渡す限りの海原は苦労して、沖縄まで行く事の価値を教えてくれるでしょう。
果てしなく続く海と波の音や潮の匂いは、あなたの日常を忘れさせてくれます。
ゆっくり進む時間の流れに疲れた心も癒されます。
また、沖縄は異国情緒にあふれた県でもあり、宮古島や国際通り第一牧志公設市場(ダイイチマキシコウセツイチバ)など観光スポットも豊富です。
観光客の声や露店の賑わいに胸躍りそうですね!
沖縄は人の賑わいと自然の雄々しさがある勤務地です。
休日は、いや、毎日が退屈しなさそうですね!
沖縄は少し行くのに手間が掛かりますが素晴らしい人生経験を積めます。
ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
こちらは第一牧志公設市場の写真です。
東京でいう築地や豊洲のような場所でとれたての魚介類が売っており、買うとその場で調理してもらえます。
活きのいい海産物は見ているだけでテンション上がりますのでオススメです。
- 夜光貝
- 伊勢海老
- マンゴー
- パイナップル
- ゴーヤー
沖縄の本島は本州と相違ない生活が出来ます。
ただし、沖縄は車社会ため、バス路線が近くに通っている勤務地ですと、観光もしやすいです。
宮古島や石垣島などの離島でもマクドやイオンなどなんでもあり、生活には支障はありません。
ですが、島の中心部から離れた勤務地は生活に不便をします。
勤務地を選ぶ際はマイクロバス送迎もしくは、渡し舟がある場所を選ぶと快適な生活をおくれます。
なので勤務地は「交通の便が良い」や「バス送迎ある」条件を派遣会社に直接相談すると相談に乗ってくれます。
~沖縄のリゾートバイト者の声~
沖縄は温厚な人が多いようで最初は緊張していましたが、すぐ仲良くなれました。
時給は950円と高くはなかったですが、月8日は休みがもらえて良心的でした。
沖縄は車が必須と感じましたが、勤務地には地元民がいて休日は観光地や海に連れてってもらいました。
離島や観光地を行きつくして沖縄を満喫した感じです。
1-3.軽井沢 (優雅な時間とオシャレな街)
時給:900~1200円が多い
軽井沢は8月の平均気温が21.3℃です。(東京:28.3℃)
それでも、日中は汗ばむ日が多いです。
しかし、リゾートバイトの勤務地のホテルは軽井沢の北側、山に面した場所が多く、緑が深くなります。
木立が日光を遮ってくれるので、気温以上に涼しく感じることが出来ます。
軽井沢の人気の秘密は宿場町でありながら洋風でレトロチックな建物も多いため、今日では上品でオシャレな街とて有名です。
夏は、霧が多く発生します。
「ええ!ざんねん!」と思う方もいるかもしれません。
しかし、霧は軽井沢の魅力の一つです。
霧により日光が遮られ涼しくなります。
想像してください。辺りは白く薄ら霞む木々。
自分を包むのはむせ返るような緑の匂いです。
自然と一体になったかのような体験はそうそうできるものではありません。
宿泊や日帰り旅行では味わう事の出来ない土地ごとの本当の魅力を気づくことが出来るのもリゾートバイトの醍醐味ですね。
- 軽井沢プリン
- 山賊焼き
- リンゴバター
- チーズ
- モカソフトクリーム
~軽井沢のリゾートバイト者の声~
朝起きた時の窓から眺める自然が一日に活力をくれましたw
交通の便が良くないですが、森と町との距離が近いので不便は感じませんでした。
休日は友達と町のオシャレな喫茶店で雑談したり森林浴したり気ままに過ごしていました。
2.夏のリゾートバイトおススメの職種紹介
「新しいことに挑戦したい」
「視野を広げて色々な物とふれあいたい!」
初めての経験は不安や疑問点が沢山あり躊躇してしまうかもしれません。
しかし、あなたの人生を豊なものにしてくれます。
私は夏のリゾートバイトを後悔の無く最高の物にしていただきたいと思っています。
皆さんを応援するため夏のリゾートバイトの職種ごとの特徴についてまとめました。
- 海の家
- 山小屋
- プールの監視員や受付
- マリンスタッフ
- 牧場
2-1.海の家
時給:950~1300円
- 調理スタッフ
- ホールスタッフ
- レンタルスタッフ
- ライフセイバー
調理スタッフ
主にキッチンで火を扱い料理を作ったり、ビールを作ります。
海の家の料理はシンプルなものが多く、作り方に関してはすぐに覚えられる簡単なものが多いです。
ただ、キッチンはお客さんとの接点が余りないのが特徴で黙々と作業できる方にオススメです。
ホールスタッフ
主にオーダーや提供、机の片づけ、レジ打ちなど、やることは普通のバイトと変わりません。
お客さんと接するので、ナンパや絡みがあります。
レンタルスタッフ
浮き輪やバナナボートの貸し出の受付や、呼び込みが主な仕事です。
手すきの時は、ホール業も兼業します。
ライフセイバー
ライフセイバーは資格の欲しい仕事です。
なので、ライフセイバーの補佐として砂浜を見回りや椅子に座り、無線で連絡をとるなどサポート業務がメインです。
とにかく体力の求められる仕事で、「分かってはいたがキツイ・・・」
という声をよく聞きます。
海の家全体を通して
「非常に忙しいが、やりがいを感じるバイトである」と答える方多いです。
料理のメニューもシンプルなものが多く、品数も少ないため、簡単に覚えられます。
お客さんと接する機会が多かったり、バイト同士のコミュニケーションも活発なので今後の人生において人と付き合うスキルが磨けます。
他のリゾバと比べても「海の家」のリゾートバイトはバイト同士で親密になれるので、満足度が高いです。
仕事終わりに仲間と海から見る夕日は特別感があり「来てよかった」と思えます。
・とある海の家のバイトの一日
7時半:起床
8時半~9時:出勤、準備
9時~14時:営業開始、ホール業
14時:午前修了
(休憩)1h
15時~20時:勤務開始ホール業
20時:勤務終了
2-2.山小屋
時給:800~1200円
- 受付スタッフ
- 清掃業務
- ベットメイク
- レストランホールスタッフ
- レストラン調理スタッフ
山小屋は主にレストラン施設、宿泊施設、売店があります。
受付スタッフ
エントランスでお客さんを出迎え、電話対応、施設の説明など仕事が多岐に渡ります。
ホテルの受付と違いスーツでないため、リラックスして仕事に励めます。
清掃業務、ベットメイク
主に2人1組で社員とバイトで客室を清掃します。
素早さが求められるため、初めのうちは1部屋清掃するだけで息があがります。
各部屋のトイレまでしっかりと掃除するのでなめてると怒られますよ。
清掃が終わると、ベットメイクや茶菓子の用意など、部屋をいつでもお客様をお通しできる状態にします。
レストランホールスタッフ
お客様の案内や食事の配膳、下膳、を主に担当します。
食事の配膳作業は重たいため肉体的にキツイです。
レストラン調理スタッフ
業務内容は朝食・昼食・夕食の準備です。
山小屋の朝は早いです。
山頂に向けて日が昇らないうちに頂上を目指出発するお客さんもいるからです。
そのため、朝食の準備は早いと3時には開始されます。
その他にも売店のスタッフや裏方の仕事や麓への買い出しなど仕事は多岐に渡ります。
施設によりますが、一日に複数の仕事を時間ごとにやっていきます。
仕事が無い隙間時間が多く、ゆったりした空気感で出来るのがこの仕事の魅力ですね。
休日もあるのですが、山の中腹にあることが多いため特にやる事が無く、他のバイト仲間の部屋で雑談をしたりトランプをしたり、山を散策することが多いです。
見晴らしの良い立地が多く、休日の前夜に小屋を出てご来光を見に行く事もあるようですが、勤務地により様々ですので、明言は避けます。
スタッフが少ないですが、アウトドアー好きな方がそろい共通の趣味で盛り上がるため、バイトが終わっても切れない縁になるそうです。
・とある山小屋バイトの一日
①早朝勤務
2時半:起床
3時~7時:朝食準備
(休憩)1h:朝食をとる
8時~10時:各部屋、トイレの清掃
10時~12時:昼食準備
12時:勤務修了
②昼勤務
9時:起床
10時~14時:売店、受付
14時~16時:夕食準備
(休憩1h)昼食をとる
17時~20時:レストランでホール業
20時~21時:明日の仕込み
21時:勤務終了
2-3.プールの監視員や受付
時給:800~1000円
- アトラクション施設やホテルのプール監視員
- 受付係
プールの監視員
仕事はいたってシンプルです。
基本的にはプールサイドに立ち拡声器を使って危険行為をしている人に向かい
「危ないからやめてね~」
と注意するスタッフと高い椅子に座り主に全体を見渡し監視するスタッフです。
詳しく言うと、ビート版や浮き輪の片づけ、プールサイドの清掃もありますが、それでも簡単に覚えてしまえる業務が多いです。
皆さんも覚えがあると思いますが、1時間のうち10分はプールから出て休憩をする時間がありましたね。
実は、その時間がスタッフの休憩時間です。
受付係
入場口での整理券回収やお客さんの案内、タオルやゴーグルの貸し出しをします。
仕事としては比較的に忙しくないためマイペースな方にオススメです。
特徴としては、お客さんがいる時間帯はスタッフ同士でしゃべらないため、人間関係におけるストレスが少ないです。
立って見張ることが多いが、体は動かさないので他のバイトに比べて楽です。
ただし、適度に忙しい方が良い人にとっては辛いかもしれませんね。
・とあるプール監視員バイトの一日
7時:起床
8時~9時:出勤、準備体操、業務連絡
9時~13時:監視業務
(休憩1h)
14時~18時:監視業務
18時:勤務終了
2-4.マリンスタッフ
時給750~1000円
- バナナボートや、水上バイクのレンタルスタッフ
- スキューバダイバー
スキューバダイバーは小規模のレアな求人です。
レンタルスタッフ
バナナボートや水上バイクのレンタル業務、他にも清掃や道具の手入れなど、何でも屋として働きます。
社員の方のサポートが主な仕事です。
スキューバダイバー
主にインストラクターとして、実際に海に入りお客さんを補助したり船頭したりします。
こちらのバイトはなんと研修期間中に「スキューバダイビング」の免許を取得できるすごいお仕事なんですね~。
免許を取得して、さらにお給料ももらえるなんて夢みたいな話ですね!
仕事ととして、綺麗なサンゴ礁や海を見れるのは海好きにとっては堪りませんね。
ただし、1週間程度の研修期間があるところが多く、スキューバの使い方や海のガイドなど、覚えることが多いので気を引き締めてやりましょう。
・とあるスキューバダイバーバイトの一日
5時:起床
6時~7時半:出勤、機材チェック
7時半~9時:準備体操後、船に乗りダイビングスポットへ、移動中に朝食
9時~11時:ダイビング1本目
11時~13時:ダイビング2本目
13時~14時:センターに向け帰船、移動中に昼食
14時~16時:機材点検、明日の準備
16時:勤務終了
2-5.牧場
時給:750~1000円
- 農場のバイトスタッフ
- 牧場のバイトスタッフ
農場のバイトスタッフ
主に野菜や穀物の種まきや収穫、雑草抜き、収穫した野菜を洗い、梱包などのお仕事です。
農場に関しては意外とスピードを求められる仕事なので単純作業を素早くこなせる人に向いています。
しゃがんだ姿勢での仕事が続くので腰を痛めない様に注意しましょう。
牧場のバイトスタッフ
主に、搾乳、牛舎の掃除、牧草の補充などが主な仕事内容です。
動物のエサや糞尿、藁など重たいものを沢山持つので仕事終わりはぐったりとするそうですが、動物を眺めたり、景色の良い牧草地帯を見ていると日常を忘れ自然に癒されます。
仕事の疲れがとても心地よいものに感じられ「来てよかった」と感じることが出来ます。
牧場や農場付近は遊べる施設は少ないですが、休日は川遊びや山登りなど自然相手の遊びが多いです。
人間が少なくストレスも少ないため、気持ちの良い生活をが送れるのが魅力ですね。
・とある牧場の一日
5時:起床
6時:搾乳、エサやり
8時:放牧、牛を草原に出す
9時:放牧中に牛舎の掃除
10時:午前業務終了
(休憩)5h
15時:清掃、トラクターで牧草を狩る、その他
18時:搾乳、エサやり
20時:業務修了
3.夏のリゾートバイトは1カ月で30万以上稼げます!寮費・渡航費を抑える方法も!
「夏のリゾートバイトは高時給」なんて歌い文句をよく目にするのではないでしょうか?
「ぶっちゃけいくら稼げるの…?」
「寮費や交通費はどうなってるの…?」
この記事ではそんなリゾートバイトにまつわるお金の話をしていきたいと思います。
3-1.夏のリゾートバイトの時給は?
夏のリゾートバイトは言うまでもなく時給は高いです。
時給が1200円を超える仕事も多くありますが、1時間でこなす仕事量はおおくなります。
ですが、時給と忙しさは比例しますので、
「リゾート地を満喫したい方」「自然を感じながらゆったりと仕事がしたい方」
は時給が低めのバイトがオススメです。
逆に「多く稼ぎたい方」は、
時給が1.300円以上ですとガッツリ稼いで頂けます!
3-2.リゾートバイトは本当に1ヶ月で30万以上稼げるの?
「時給がいいのは分かったけど1か月でどのくらい稼げるの?」
1か月で稼げる金額は勤務地や条件によるところが大きいので一概には言えません。
ですが、筆者は1ヶ月のリゾートバイトで32万円を稼ぐことが出来ました。
1日に10時間、時給1300円以上ですと約30万を稼げます。
時給相応に忙しかったですがそれでも夜はプライベートな時間は確保できました。
仮にですが、時給を「1200円」、一日に8時間仕事をすると日給9600円です。
月に「22に日」働いたとすると
9600円×22日=21万1200円!
上記の例ですと夜の自由時間もかなりあり、休日もしっかり確保されゆったり働ける条件です。
それでも20万円は余裕で越えてきますので、やはり夏のリゾートバイトは稼げますね!
休日をしっかり確保されたい方、勤務時間を8時間以内に収めたい方もいると思います。
派遣先の上司の方や派遣会社の担当さんに相談していただければ問題ありません!
出勤日を増減してくれたり、条件に合致した仕事を探してくれます。
3-3.夏のリゾートバイトの寮は満室必至!交通費も紹介!
給料に加えて家賃や渡航費用などの問題も出てくるかと思われます。
「寮費はいくらかかるの?」
「渡航費は負担してくれるの?」
私も初めてリゾバに行くときは不安でした。
この記事では、寮費や交通費について詳しく説明していきたいと思います。
3-3-1.希望する寮の条件の獲得方法
寮費は無料のところが8割です。
ですが、稀に有料の寮が存在します。
「時給が良いので受けてみたら、寮が有料だった・・・」
これではいくら時給が良くても意味がありませんね。
なので、下記に寮費が無料の案件の探し方についてまとめておきます。
気になった条件のお仕事は一度に複数問い合わせることが可能です。
いくつか候補を選んでおいて一度に問い合わせていただくと何度も電話をする手間がはぶけて楽です。
また、募集人数が10人を超える案件は施設規模が大きく複数の寮を完備している事が多いので、候補の一つに入れておくとスムーズにお仕事を決めていただけます。
3-3-2.寮の種類
寮は勤務先によって様々ですが、派遣会社が寮のタイプを把握して条件に記載してくれてあります。
「プライベートを守りたい方」
「友人とワイワイしたい方」
など様々だと思いますが、希望した寮に入れるようにに寮の情報に関してまとめました。
寮は細かく分けると3種類あります。
- シェアハウスタイプ
- シェア(1R)
- 1R個室
寮のタイプは様々ですが、8割以上は無料の寮です。
シェアハウスタイプ
キッチン、リビング、トイレ、お風呂、寝室など全てシェアの寮です。
同室になった人は仕事の相談や遊びなどで一緒に過ごす時間が長いので親密になりやすいですね。
シェア(1R)
キッチン、リビング、トイレ、お風呂などがシェアタイプで、寝室が別のプライベート空間となっています。(個人的にはオススメです!)
自分のプライベート空間が確保されているだけで安心感が違います。
お仕事に疲れてしまい、一人になりたいときは部屋に閉じこもってグッタリできますw
ただし、一点注意したいのは、自室に鍵がついているのかです。
稀にですが和室のシェアハウスがあります。
ふすまで仕切られただけなので貴重品が心配な方は派遣会社に問い合わせるか、「1R個室」をご利用ください。
1R個室
普通のアパートやマンションと変わらない寮です。
こちらは、プライベートが完全に確保されているのが特徴です。
逆に、プライベートが完全に遮断されているので、友達作りに若干苦労するかもしれませんね。
3-3-3.夏のリゾートバイトの交通費の支給
基本的に交通費は上限で往復2万円はまで支給されるわけです。
派遣会社によっては4万円まで支給されるものもありますが、
4万円の支給条件
- 3か月以上の派遣
- 北海道、沖縄に限る
この条件はかなり難しいので、1か月程度の期間を希望の方は交通費は「2万円支給」の条件で満足しましょう。
稀に支給されない求人が混じっているので、リゾートバイトを申し込む場合は、「検索条件」で絞り込みと派遣会社の担当さんへのダメ押しの確認をしておくべきです。
沖縄、北海道への片道の交通費用の例
●(東京)成田空港~(北海道)新千歳空港:7~8月の料金
7.800~13,500円
●(東京)成田空港~(沖縄)那覇空港
8,140~21,950円
料金に大きな差が生じているのは、お盆や年末の便は人が集中するからです。
交通費は支給されても全額は賄えないと覚えておきましょう。
4.夏のリゾートバイトのメリットやオススメの理由3選!
夏にリゾートバイトが流行るのはなぜなのでしょうか?
大学生や若者がよくリゾートバイトに行く話しを耳にします。
そこで夏にオススメの理由やメリットを3つ見て行きましょう!
4-1夏のリゾートバイトは様々な経験を持った若者や大学生が集まる!
「リゾートバイトに一人で行くのは不安!」なんて思う方もいるかもしれません。
ですが、安心してください。
他のリゾートバイト者もほぼ一人で入ってきています。
最初こそ緊張しますが、共に過ごす時間が長いので打ち解けるのには時間はかかりません。
少し、無理してでも挨拶して、積極的に行くとその後の関係性もスムーズです。
大学生や若者が多く集いますが、「初めての経験でもチャレンジしてみよう」
と言う、意識の高い人が多いので積極的に絡みに行くと打ち解けるのも早いです。
また、リゾートバイトは様々な経緯で来る人がいます。
私の経験だと、同期の方たちもかなり特殊な人が多かったです。
- 21歳でキャバ嬢をしていて、息抜きに来た人
- 京都で不動産の営業をしており、年収が1,000万を超えたにも関わらず、鬱病になってしまいリゾートバイトに来た人
- 旅がとにかく好きで、リゾートバイトでお金をため海外を旅する生活を4年も繰り返している人
最初は自分の人生経験の少なさから、ただただ圧倒されていました。
しかし、そのうち、「通常では出会えない、波乱万丈な人生を歩んでいる方たちと接点を持ててしまっている」と強く感じ、ただのバイトにはない最高のメリットに気づきました。
仲良くなりお話を聞いているだけで自分の価値観も広がり成長につながります。
4-2.夏のリゾート地の魅力を知れる!
「土地の魅力なんてネットで分かる」「旅行でも土地の魅力は知れるじゃん」
なんて思ってませんか?
各地に住み込みでしか知れないその土地の空気感があります。
リゾートバイトでは住み込みで働くことでその土地ならではの魅力に気づくメリットがあります。
私は熱海で1か月リゾートバイトをやる中でその土地の魅力を肌で感じました。
熱海にはビーチがあり絵にかいたような夏の海です。
「毎日暑いな~」と感じていました。
しかし、日を追うごとに気づいたことがありました。
それは、真夏なのに朝夕は意外と涼しいことです。
箱根(山側)から熱海に向かって吹き下ろす風は涼しく心地よくバイト終わりの疲れた心を癒される思いがしました。
リゾートバイトは旅行では気づくことの出来ない土地の本当の魅力に気付きます。
4-3.夏のリゾート地 休日には友人と観光も!
リゾートバイトは期間中に休みが設けられています。
一概には言えませんが大体は週に1~3日の休みがあります!
休みの日は体を癒すのもいいですが、せっかくなのでリゾート地やその土地の名産品を食べて満喫するのも楽しそうですね!
私はリゾートバイト先の地元民に
「オススメの料理屋」「観光地以外の行った方がいい場所」
を聞き出し、ついでに一緒に行く約束を取り付けたりしていましたw
地元民と仲良くなるのはリゾートバイトでは裏技みたいなものです。
そこにしかない、出会いや景色はいつまでも色褪せない思い出ですね。
5.夏のリゾートバイトでの2つの注意点
リゾートバイトを経験した筆者ですが、いくつか注意点があることもわかりました。
初心者では気づかない重要なこともありましたのでリゾートバイトへ行ったときに困らないように注意点を以下の2点にまとめたので是非参考に!
5-1.夏はリゾートバイトは寮が騒がしくなる
「ちょっと位騒がしい方がいいよ」
と思う方も居るかもしれませんが、うるさ過ぎるのも考え物です。
私が暮らしていた寮の部屋の隣は良く酒盛りが行われていました。
夜遅くまで飲んでいるので、笑い声や物音が酷かったです。
おかげで午前中から勤務なのに、余り寝れない時もありました。
酒盛り賑やかなムードが好きな方はシェアタイプの寮をおすすめします。
私は同居人と楽しくしんみりと飲みながら語ることはありました。
逆に神経質な方は個室寮がある勤務地を選んだ方がよいでしょう。
5-2.夏は繁忙期 勤務時間は希望通りに行かない場合も
これは実際に私がリゾートバイトをした時に知り合った友人の話です。
仮にAさんとしましょう。
例)Aさんは海の家でリゾートバイトをしました。
Aさんは平日は仕事終わりに知り合った人とお酒を飲みに行こうと楽しみにしていました。
勤務条件にも『基本8時間労働』と書いてあったので遅くても20時には仕事は終わると思っていました。
しかし、Aさんは後悔することになります。
なぜなら、Aさんだけ勤務終了時間がリゾバ仲間と違ったからです。
他の仲間は6時~17時の勤務で休憩2hなのに対しAさんの勤務体系は以下の通りです。
- (勤務)8:00〜12:00
- (休憩)12:00~18:00 6h
- (勤務) 18:00〜22:00
Aさんは夜22時までと、夜遅くまで働かなければなりませんでした。つまり、仕事終わりに楽しくお酒を飲みに行くことができなかったのです。
リゾバ仲間は午前で仕事が終わっているので、もちろんみんなは楽しそうに飲みにいくわけで、次第に疎外されていくような気持ちになりました。
Aさんの失敗はいわゆる「中抜け勤務」を考慮できなかった点です。
仕事が始まる前の段階で派遣会社の担当さんにメールという文書の形で確認を取ることをおすすめします。
もちろんリゾートバイト を開始してからも、抗議出来ます。
場合によっては、手当がついたり、交通費という名目で支給金額が増えたりします。
私の場合は食費に手当がつき、Wi-Fiが貸し出される特典が付きました。
Aさんも抗議した結果、当初「中抜け勤務」でしたが、お盆の1週間が過ぎると他の仲間と同じ勤務時間になりました。
お盆は希望通りのシフトにはならない場合もあると認識しておきましょう。
コラム
ホテルマンや海の家にある勤務形態でレストランが込み合う時間帯に従業員を多く配置したい、店側の思惑があります。私も実際「基本8時間労働」と聞いていたのですが、お盆は11時間労働でした。つまり、繁忙期にどうしても希望通りにならないシフトがあるのは仕方ないです。ですが、通常ですと、希望の勤務体系を取ることは可能です。
6.夏のリゾートバイトは大学生が多いので異性や友達と出会いがある!一生の友達や運命的な出会いも
「夏のリゾートバイトは本当に出会いのチャンスがあるのでしょうか?」
企業の歌い文句に聞こえますが、実際出会いは沢山ありました!
仲良くなれば自然と夕食や休日にでかける話しになります。
ただし、うつむいて全くコミュニケーションを取ろうとしない人は難しいです。
人付き合いが下手でも挨拶やこまめなやり取りで気持ちは伝わります。
なので、前向きな姿勢が大事ですね!
それから、出会いのチャンスを広げるために2点知ってもらいたいことがあります。
6-1.方法①施設の規模が大きい職場を選ぶ
1つ目、施設は出来るだけ大きな規模を選びましょう。
施設が大きいとリゾートバイトスタッフも多いので大学生や若者が集まります。
仲良くなり仕事上でもなんでも相談し協力できる関係作りをすると過ごしやすい環境を整えられます。
6-2.方法②派遣会社に相談する
2つ目、派遣会社の担当さんに「大学生が多くいるところが良いです!」と相談しましょう。
これは、派遣会社の担当さんにもよりますが、基本的に丁寧にこちらの要望を聴いてくれます。
リゾートバイトには煩わしい日常を忘れ解放されている独特の空気感やノリがあります。
皆さんイキイキしていて、とても良い環境です。
また、リゾートバイトはいい意味で価値観が偏った方が多くいます。
価値観が違う人とコミュニケーションをとれるのは他人の価値観を知れます。
様々な人の視点はあなたに社会で通用する力になります。
同じリゾバスタッフそしてお客さん、町やモノなど沢山の「初めて」に出会えるのは、リゾートバイトの魅力ですね。
6-3.実際に恋愛的な出会いもある【体験談】
「ホントに出会いなんてあるのかなぁ?」
なんて思っていませんか?
これは私が実際に1か月のリゾートバイトで体験したはなしです。
私は勤務を始めるときに、同じ同期が9人もいました。
その中でも、リリさんというひと際可愛い子がいました。
その子は髪は長く茶色で、顔が整っていて独特の雰囲が出ています。
話しかけてみると、今までキャバ嬢として働いていたらしいです。
「やっぱリゾバに来る人は変わった人が多いな」
その後、なんとか用事を作っては話しかけているうちに仲良くなり、ゲームや趣味の話までするようになりました。
リリさんはゲーマーで「ギャルゲー」「荒野行動」など男性に人気のゲームもやっていたため見た目とのギャップもあり親近感がわきました。
私は普通なら引っ込み思案なくせに、リリさんを二人だけでお酒に誘いました。
二人でゲームの話をしながら盛り上がります。
「結構いい雰囲気じゃん」と思いながら心底テンションが上がってました。
夜も更け、酔いも回り、せっかくだから、海辺を歩こうと誘い歩き出します。
酒も回った勢いで夜の海辺で告白しますが振られます。
りりさんを見送った後で砂浜に大の字になって
「やっちまった~」
と後悔しながら波の音を聞いていると女二人組が話しかけてきます。
事の顛末を話すうちになぜかノリで飲みに行くことになり先輩と合流。
甘い夜を過ごしました。w
7.夏のリゾートバイト体験談~熱海~
私は7月末~8月末日までの約一ヶ月、熱海でリゾートバイトでホテルマンをしていた経験があります。
その体験から、これからリゾートバイトをされる方にアドバイスや注意点などを発信していこうと思います!
7-1.夏のリゾートバイトの忙しい職場は少しピりついた雰囲気
私はが派遣された季節は夏休み真っただ中。
忙しさのせいか職場はピりついた雰囲気です。
皆さん、「夏のリゾートバイトを楽しもう!」
という意気込みで来られる方が結構います。
ですが、バイトはお仕事であると忘れては行けません。
夏休みムードでだらけた仕事をしていると注意されますので気を付けましょう。
仕事の日は気を引き締めて、休日は楽しむ。
メリハリのある日々が充実していると覚えておくと良いでしょう。
7-2.夏の仕事終わりはビールでしょ!
私はリゾートバイトでは、午前9時~午後23時までホテルマンとして働いていました。
休憩が2時間半と長めにあったので中抜け勤務のようなものです。
*中抜け勤務・・前半と後半の仕事の間に2~4時間程の休憩がある事。
クタクタになりながら帰ろうとすると先輩にお酒の誘いが入ります。
しかも、ほぼ毎日あります。
ですが、誰もいなくなった夜の熱海の海を前にしながら砂浜で飲むビールは確かに特別感があり、毎夜来て良かったなと思っていました。
そして次の日の朝、二日酔いしながら来るんじゃなかったと心底思っていましたw
7-3.夏のリゾートバイト体験者からアドバイス
リゾートバイトは良くも悪くも非日常感を味わえます。
それは、体験者にしか分からないです。
私は時間があるなら、リゾートバイトに行くべきだと思います。
しかも、できるだけ遠くの土地を選ぶことをオススメします。
それは、一人きりで知らない土地でも自分は生活して行ける。
当たり前のことが出来る自信を付ける事が出来るからです。
たしかに、不安はあるでしょうが、そこを乗り越えた時に一回り大きくなった自分がいます。
もし、あなたがリゾートバイトに興味があるなら一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
8.まとめ 夏のリゾートバイトは短期でも自然に癒されながら仕事が出来る
夏のリゾートバイトは寮や労働条件など注意すべき点に気を払えば、
自然を堪能し癒されながら生活費を抑えてバイトができます。
さらに「独特な経験を持った人」や「初めての体験」との出会いがある素晴らしいバイトだと分かりました。
私は迷っているなら夏のリゾートバイトは行くべきだと思います。
貴重な体験、非日常を味わえる生活、新しい仲間、これらは普通の暮らしでは得ることのできない一生の思い出になるからです。
少しの勇気を出して、リゾートバイトをやってみませんか?
9.夏のリゾートバイトQ&Aコーナー
9-1.大学生の友達と参加できるの?
友人と参加することは可能です。
派遣会社に頼めば、寮まで同室に出来ます。
ただし一人の時に比べて選べる仕事は限られてしまいます。
派遣先からすると、友人と参加されるのは仕事中の私語や二人分の寮を確保するなど面倒だからです。
規模の大きな職場ですと比較的に容易に友人と参加することが出来ます。
小規模の場合も不可能ではないので一度派遣会社に相談することをオススメします。
9-2.リゾートバイトの出費は?
リゾートバイト時に掛かる出費は主に
食費、娯楽費、仕事上の経費、交通費、生活費です。
食費に関しては、昼食支給や食事費用負担の仕事を選ぶと費用を抑える事が出来ます。
娯楽費は、酒代や休日の観光に使うお金です。
仕事上の経費とは、バイトをする上で自分で準備するものです。
私はホテルマンをしていたので、革靴とワックス、黒い靴下を自腹で準備しました。
交通費は出勤のさいにかかる費用でバス代やガソリン代です。
こちらは私が実際にリゾートバイトをした時の支出です。
食費 23227円
娯楽費 16114円
仕事上必要な物 10817円
(スニーカーや整髪料、メモ帳)
その他、消耗品や生活費 5961円
(食器、ハンガー、洗剤、石鹸、テッシュなど)
交通費 13875円
合計は...69994円
費用を抑えたい方は
- 職場に近い寮を選ぶ
- 賄いや食費が支給される職場を選ぶ
などを意識するとよいでしょう。
9-3.派遣会社はどこが良いの?
同じ勤務地でも、季節や派遣会社によって
時給や待遇が全然違います!
これマジです…
私がリゾバを始めるときに他にも9人が一緒に
リゾバを始めました。
それぞれ給料を聞いてみると
1/9人が時給1080円
5/9人が時給1200円
3/9人が時給1300円でした!
全く同じ働き方、同じ勤務時間でも時給は
派遣会社よって変わってきます!
そのために、最高時給額にするためには
まず、勤務先を決めてから
複数の派遣会社に登録して時給を比べるのがリゾバ経験者のやり方です。
めんどくさい〜(*_*)
と思ったそこのあなた!
そういう時は、ほぼ時給がトップクラスの『グットマンサービス』をオススメします!
リゾートバイトの派遣会社の比較サイトでも
- 時給
- 担当さんの対応
- 交通費
- 職種の豊富さ
などでほぼ上位にはいっています。
最後に、2つの派遣会社での、待遇の違いの例を紹介します!
(例1)私
◯グットマンサービス(株)
- 時給1300円
- 勤務日に食費として、500円支給
- Wi-Fi完備
- 個室寮かシェアハウス
(例2)同期のリゾバ仲間
◯アルファリゾート(株)
- 時給1200円
- 勤務日に2食を弁当で支給
- Wi-Fi無し
- シェアハウス
『【2019おすすめランキング】リゾートバイト派遣会社を比較|信頼できる評判のいい5社を推薦|リゾートバイト案内所』
派遣会社を自分で決めたい方は⇑のリンクに紹介記事があります。
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