転職を考えている人は直接応募と転職エージェント経由での応募、どっちの方が内定をもらいやすいのか疑問に思うと思います。
また、転職エージェント経由で不採用となってしまった場合、直接応募に切り替えたほうがいいのか迷ってしまう方もいらっしゃると思います。
この記事では、直接応募とエージェント経由での応募の違いや、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。
直接応募か、エージェント経由で応募するかで迷っている人はそれぞれの特徴を理解し、自分はどのように転職を進めていくべきかを考えてみましょう。
この記事を読めば、それぞれの特徴を理解できるだけでなく、あなたはどっちの応募方法が向いているのかわかります!
理想的な転職を実現するために、自分に合った転職の進め方を考えてみましょう!!
- 直接応募とエージェント経由での応募の違い
- 自分の転職の進め方
- 直接応募が向いている人の特徴
- 転職エージェントを使うとできること
目次
直接応募か転職エージェント経由か。どっちの方が内定率が高いのか?
- どちらにもメリット・デメリットがある
- 人によって向き・不向きがある
- 採用基準に違いはない
- 内定率はエージェント経由の方が高い
- 自分の軸を明確にしよう
- 転職エージェントも転職サイトも両方使ってみよう
まず最初にみなさんが1番気になる点は直接応募とエージェント経由での応募では内定率に差はあるのかということだと思います。
この章では直接応募とエージェント経由での応募ではどんな差があるのかをまとめました。
結論:どちらが良い、悪いはない。人によって選ぶべき選択肢は違う
結論が少しあいまいに感じる人もいるかもしれませんが、これが真実です。
絶対の正解はありません。
どちらの方法もメリット・デメリットがあり、人によって正解は変わってきます。
これは直接応募、エージェント経由での応募にかかわらず、全てに言えることなので覚えておいてください。
よって、転職エージェント経由で不採用となってしまっても、必ずしも直接応募に切り替えるべきではありません。
ただそれぞれの方法でオススメできる人の特徴はあるので後の章でそれぞれ特徴を話しながら、オススメできる人の特徴も合わせて解説します。
・どちらが良い・悪いはない
・それぞれメリット・デメリットがある
・人によって正解が違う
多くの人の抱いている勘違い
転職を考えている人の中には「エージェントを使うとコストがかかるから直接応募の人の方が内定率が高いはず!」と考えている人がいると思います。
しかし、これはほとんど間違いであると言えます。
まず、直接応募の人もエージェント経由の人も採用基準に違いはありません。
企業がエージェントを使う理由は採用基準に達する人を探してもらい採用するためです。
エージェントを経由するとエージェントが企業に推薦状を送ってくれたり、企業もエージェントから紹介された人は信頼できると考えるので採用基準に達しやすいです。
そのため、内定率はエージェント経由の人の方が高くなります。
直接応募の人とエージェント経由の人で優劣がつけられなかった場合のみコストのことを考えて直接応募の人を優先する場合があります。
しかし、このような場合は稀でどちらが選ばれるかは運もあると思うのであまり考えなくて良いと思います。
・採用基準に違いはない
・内定率はエージェント経由の方が高い
転職で1番大切なこと
転職をする上で1番大切なことは自分の軸をできる限り明確にすることです。
「自分はどんな環境で働きたいのか?」
「希望年収はいくらか?」
「どんな仕事をしたいのか?」
上記のような「自分はどのように働きたいのか?」できる限り具体的に考えてみてください。
ここが曖昧なまま転職活動をすると働きたい企業が見つからず、エージェントが進める企業に転職して企業と再びミスマッチを起こしてしまい、再び転職をすることになる恐れがあります。
・自分の軸を明確にしよう
・軸が曖昧だとミスマッチが怒る
オススメな転職の進め方
オススメの転職方法は転職エージェントも転職サイトもどちらも登録して転職を進めることです。
自分がどのような転職方法があっているかは実際に経験してみないとわかりません。
ある程度転職についての知識を知ったら実際に登録してみて、経験しながら自分にあった転職の方法を考えるようにしましょう。
・転職エージェントも転職サイトもどちらも登録しよう
・利用しながら自分に合った方法を見つけよう
直接応募をするなら知っておくべき!直接応募の特徴
- 応募方法は2種類
- 熱意を伝えることが特に大事
ここでは直接応募の方法と特徴について解説していきます。
直接応募をするにもいくつか方法があり、自分にあった方法を探す必要があります。
また、直接応募ならではの特徴もあるので解説していきます。
直接応募の方法①HPから応募する
まずは企業のHPから直接応募する方法です。
企業の中にはHPからの応募しか受け付けていない企業もあるので気になる企業があったらまず企業のHPをみて採用ページがあるか確認してみましょう。
・HPからのみ応募可能な企業もある
直接応募の方法②転職サイトから応募する
転職サイトから応募する場合は企業によって掲載期間が決められているので掲載期間をよくみて、逃さないようにしましょう。
また、転職サイトでは採用人数に達したら募集を中止にすることも多いので注意しながら応募するようにしましょう。
・企業によって掲載期間が違う
・定員に達したら募集が中止になる企業もある
直接応募のポイントは「その企業にはりたいという熱意」!
直接応募では熱意が大切です。
直接応募だと企業と直接やりとりするので企業への熱意をアピールできるチャンスがその分多くなります。
熱意をアピールするためにも連絡は丁寧に、早く返すことを大事になります。
自分の希望する企業に熱意を伝えるための努力を積極的にしていきましょう。
また、直接応募は何回でも応募することができます。
1回はダメでも自己成長を続けて半年後、1年後に再び応募して内定をもらった人もいますので諦めないことも大切です。
・連絡は丁寧に早く返そう
・何度でも応募できる
「転職エージェントで落ちたら直接応募」は危険?直接応募のデメリットとは?
- スケジュール管理が難しい
- 書類選考に受かりづらい
- 企業、仕事内容の情報が得づらい
- 配偶や年収などの交渉がしづらい
- 内定獲得が難しい
直接応募するといくつかのデメリットがあることを解説していきます。
特に転職が初めての人にとっては中々ハードルが高いものが多いです。
覚悟が足りないと乗り越えることができず転職を辞めてしまったり、興味のない企業へ転職してしまうことになるかもしれないので注意が必要です。
特に転職エージェント経由での選考に落ちた後、直接応募に切り替えようとしている方は、注意が必要です。
スケジュール管理が難しい
通常内定をもらったら3日〜1週間ほどで最終決定の連絡をしないといけません。
まだ他の企業もみたい場合内定を蹴ってまた1から始めるしかなくなってしまいます。
エージェントを使う場合はエージェントが日程をうまく調整してくれるのですが、直接応募の場合は日程調整も自分で上手にやらないといけません。
・3日〜1週間で最終決定の連絡が必要
・日程調整は自分でやる必要がある
書類選考に受かりづらい
直接応募をする場合、エージェント経由の人と比べると受かりづらく、理由は下記の二つになります。
- 書類添削を自分でやらなければならない
- 推薦状を書いてもらえない。
エージェントを経由すると上記の2つをやってくれるのでより自分の魅力を企業に伝えることができるのです。
しかし、自分で応募する場合は自分で自分の魅力を伝えないといけないので難しいところがあります。
・添削は自分でやらなければいけない
・自分で自分のアピールをしなければいけない
企業、仕事内容の情報が得づらい
自分で転職活動を進める場合、企業の情報は主にHPから得ると思うのですがHPから得られる情報には限りがあると思います。
また、HPに載っている情報は自分の企業をよく見せる必要があるため、多少誇張していたり、悪いところを隠している場合もあります。
一人で転職を進める場合は情報の正確性も見極めなければなりません。
・HPで得られる情報には限界がある
・エージェントなら様々な情報を得られる
配偶や年収などの交渉がしづらい
最終面接まで行くと配偶や年収について交渉する必要があるのですが、あなたは自分の希望をしっかり伝えられる自信がありますか?
自分で交渉するとなると内定が取り消されてしまったりといった不安があり、伝えづらい人が多いと思います。
しかし、ここでハッキリ伝えられなければ理想の転職を実現するのは難しいと思います。
エージェントを使うとエージェントが代わりに交渉してくれるので直接は言いづらいという人でも自分の希望を伝えやすくなります。
・希望をしっかり伝えられないと転職は難しい
・エージェントなら代わりに伝えてくれる
内定獲得が難しい
上記のデメリットから直接応募の内定獲得はエージェントを経由して応募するよりも難しいです。
直接応募からの内定を目指す場合は上記のハードルを乗り越える覚悟が必要なことを覚えておきましょう。
・サポートが少ないため、内定が難しい
・デメリットを乗り越える覚悟が必要
直接応募するのがおすすめの人って?
- エージェントを使っていない企業を希望する人
- ジョブホッパー
上記のことから直接応募を勧められる人は少ないです。
しかし、中には直接応募する方がオススメできる人もいるのでどんな人が直接応募する方が良いのかを解説します。
エージェントを使っていない企業を希望する人
すべての企業がエージェントを使っているわけではありません。
特に中小企業やベンチャー企業はコスト面からエージェントを使っていない企業も多くあります。
他にもトヨタなど自社採用に力を入れている企業はHPからの応募しか受け付けてくれません。
・コスト面からエージェントを使っていない企業もある
・自社採用に力を入れている企業はエージェントを使っていない
ジョブホッパー
ジョブホッパーは最近有名になってきている言葉なのですが、これは短い期間で転職を繰り返す人のことを指します。
エージェントには返金保証制度があることが多く、紹介した人が短期間でやめてしまうと紹介料を返金するようになっています。
そのため、エージェントはすぐに転職する可能性の高いジョブホッパーを嫌う傾向があります。
・短い期間で転職を繰り返す人のことを指す
・エージェントには返金保証制度がある
・エージェントはジョブホッパを嫌う傾向にある
直接応募より書類選考で落ちにくい?転職エージェントを使うメリットとは
- 自己分析を深めることができる
- エージェントが企業にあなたを推薦してくれる
- 一人では得られない情報を知ることができる
- 面接後にフィードバックが受けられる
エージェントを使うとしてもみんなが使っているから使うという考えでは良い転職は実現できません。
エージェントの特徴を理解してしっかり使いこなせるようにしましょう!
自己分析を深めることができる
どのような働きたかたを実現したいか?を自分一人で考えるのは意外と難しいと思います。
エージェントを使うとアドバイザーに自分の考えをぶつけてみたり、転職のプロからアドバイスももらえます。
転職を考える上で第三者からの意見をもらうことはとても大切だと思います。
エージェントを使ってより磨かれた転職の軸を作っていきましょう。
・転職のプロからサポートを受けられる
・第三者から意見をもらうことは重要
エージェントが企業にあなたを推薦してくれる
エージェントを使うとアドバイザーが企業に推薦状を書いてくれたり、面接の後もあなたの魅力を伝えてくれることがあります。
自分以外でもあなたを推してくれるエージェントの存在はとても強い味方になるでしょう。
・エージェントが企業に推薦状を書いてくれる
・面接後も自分の代わりにアピールしてくれる
一人では得られない情報を知ることができる
エージェントを利用すると一人では得られない情報を得ることができます。
自分一人で転職をすると企業の深い情報を知るにはその企業に勤めている人と知り合いになるなどしないといけません。
しかし、興味のある企業ごとに知り合いを見つけるのはとても大変だと思います。
エージェントは企業とも深く関わりがあるので企業の正確な、より深い情報を知ることができます。
・一人だと興味のある企業の情報を得にくい
・エージェントなら詳しい情報を知れる
面接後にフィードバックが受けられる
エージェントを利用するとエージェントを経由してフィードバックを受けることができます。
フィードバックをもらうことで自分の良いところや悪いところがわかり、面接を受けるたびに面接の技術を向上させることができます。
そのため、結果的に面接を突破できる確率を高めることができます。
・フィードバックによって、良かった点・悪かった点がわかる
・技術を向上させられる
・面接通過率が上がる
転職エージェントのメリット・デメリットについて、もっと知りたいと思った方は、以下の記事のご覧ください。
良いとこばかりではない?転職エージェント経由の注意点
エージェントを使うことのメリットは理解してもらえたと思うのですが、エージェントを利用するには一つ注意しなければならないといけないことがあります。
それは「無理に転職を進められることがある」ことです。
転職エージェントは転職希望者を転職させることで企業から紹介料をもらい初めて利益を出すことができます。
そのため悪いエージェントやアドバイザーに当たってしまうと無理してでも転職させようとしてくるので注意が必要です。
ここで流されて転職をしてしまったら今までの努力が水の泡になってしまうこともあります。
流されないためにも自分の軸をしっかり決めて、そしてその軸を曲げないように強い意志を持つようにしましょう。
・無理に転職を勧められる
・エージェントは転職を成功に導けば紹介料を受けられる仕組み
・自分の軸をしっかり決めよう
転職エージェントからの勧めを断る方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
5つのオススメ転職エージェント!
- リクルートエージェント
- doda
- パソナキャリア
- マイナビキャリア
- DYM就職
転職エージェント経由での応募について解説してきました。
しかし、数ある転職エージェントの中からどれを選ぶか迷ってしまいますよね。
そこで、おすすめできる転職エージェントをご紹介します!
ぜひエージェント選びの参考にしてみてください。
リクルートエージェント
- 転職エージェントの最大手
- 求人実績業界No.1
- 幅広い職種、業界を紹介
転職者の約8割が登録しているエージェントになります。
リクルートエージェントの最大の特徴は業界No.1の求人数だからこそできる幅広い職種の提案が可能な点です。
色々な業界をみてみたい人には特におすすめのエージェントです。
リクルートエージェントの評判についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください!
doda
- 求人数がリクルートに次ぐ多さ
- 求人の質が高く、8〜9割が非公開求人
- スカウトメールの頻度が高い
求人数、質共に評価されており、あなたの理想とする企業に出会うことができると思います。
また、dodaの転職サービスに登録するとスカウトメールもくるようになり、スカウトメールの頻度が高いのも大きな特徴です。
スカウトメールを通じて魅力的な企業との出会いがあるかもしれまん。
dodaについて興味を持った方は、ぜひこちらの記事も見てみてください!
パソナキャリア
- サービスの質が高い
- 幅広く求人を紹介してもらえる
- 女性でも安心して利用できる
オリコン顧客満足度でも2年連続で1位の実績があり、サービスの質の高さは業界屈指となっています。
転職に不安を感じている人は一度登録してみることをオススメします。
パソナキャリアの評判について詳しく知りたいという方は、以下の記事も併せてご覧ください。
マイナビエージェント
- 今最も勢いのあるエージェント
- 20代や第二新卒、中小企業への転職を得意としている
- 丁寧なサポートを受ける事ができる
一方で30代以上の方向けの求人案件が少ないというデメリットがあります。
今最も勢いのあるエージェントで求人数もここ最近で最も増えているエージェントになります。
20代の方は是非登録してみてはいかがでしょうか。
マイナビエージェントの評判についてもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
admin-ajax (3)DYM就職
- 書類選考なしで面接に進める
- 20代、第二新卒を得意としている
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DYM就職では事前の面談に力を入れており、その人にあった企業を紹介してくれるため書類選考を必要としていません。
また、20代の社会人経験の浅い、若手を中心に扱っているのも大きな特徴です。
DYM就職についてもっと知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
転職エージェントの選び方についてはこちらの記事を参考にしてください。
直接応募と転職エージェント経由の応募|まとめ
直接応募とエージェント経由での応募それぞれの特徴を解説しましたが、いかがだったでしょうか?
内定をもらうことを考えたらエージェントを経由した方が良いということがわかっていただけたと思います。
しかし、内定をもらう=転職の成功ではないとおもいます。
理想的な転職を実現するためにそれぞれの特徴を理解してから様々な方法で挑戦してみると良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの理想的な転職を実現できることを応援しています!
- どちらにもメリット・デメリットがある
- 人によって向き・不向きがある
- 採用基準に違いはない
- 内定率はエージェント経由の方が高い
- 自分の軸を明確にしよう
- 転職エージェントも転職サイトも両方使ってみよう
- 直接応募の応募方法は2種類
- 直接応募は熱意を伝えることが特に大事
- 直接応募は仕事内容の情報が得づらいなどデメリットがある
- 直接応募に合うのはエージェント不使用の企業を希望する人
- エージェント経由の場合、詳しい情報を知れるなどメリットがある
- エージェント経由の場合、無理に転職を勧められることがある