【面接マナー】知らないと恥ずかしい!好印象を与える面接マナーの全知識

今さら聞けないけどの基本の面接マナーを知りたい!
面接で企業に好印象を与える服装は?

転職時の面接を前に、こんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

面接は企業に対して「あなた」をプレゼンテーションするビジネスの場です。

企業はそのプレゼンテーションを見て、実際にその企業でどのように活躍できるかを見極めています。

この記事では、面接前に知っておくべき髪型や服装などの身だしなみから、立ち振る舞い等の面接マナーを解説します。

プレゼンテーションの基本となるマナーを身に付けて、自信を持って面接に臨みましょう。

面接のマナーをざっくりいうと
  • 面接当日の一般的な流れと、気を付けるべき立ち居振る舞い
  • 転職面接に最適な服装を男女別に解説
  • 面接時にやってはいけないNGポイントを確認
  • 面接対策もサポートしてくれるエージェントならdodaかパソナキャリアがおすすめ
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面接出来が合否を分ける?!面接対策をする理由

面接マナー_面接対策理由

新卒採用とは違い、転職活動では書類審査は一定の条件がクリアすればすんなり通貨することが多く、それよりも面接が重視されます。

企業は求めているスキルに加え、どのような資質・性格を持つのか、会社の社風に合う人物なのかを、1時間程度の面接の中で全体的な雰囲気も併せて総合的に判断します。

スキルが求めるものに見合っていても、面接での印象が悪いと不採用の可能性も当然あり得ます。

基本的なビジネスマナーを守ったうえで、良い印象を残せるよう、しっかりと面接対策をしましょう。

面接マナーの基本

面接マナー_基本

面接当日の流れは以下のようになります。

面接当日の流れ
  1. 受付で手続き後、控室で待機
  2. 面接室に入室
  3. 面接
  4. 面接終了後、退室

それぞれの場面で必要になる面接マナーを、一つずつ確認していきましょう。

STEP.1
受付・控室

面接マナー_受付

面接当日は、面接開始時刻の10分前から5分前を目安に到着するようにしましょう。

当然、遅刻はNGですが、先方にもスケジュールがありますので早すぎてもいけません。

どうしても遅れる場合は、必ず電話で到着時刻を連絡しましょう。

また、コートを着用している場合や雨の日は、ビルに入る前にコートは脱ぎ、傘はきれいに折り畳みます。

受付の時点から面接は始まっていると思い、身だしなみをきちんと整えて受付へ向かいます。

面接は、受付の時点から始まっていると考えましょう。

受付で氏名と、面接で来ていること、待ち合わせ時間を伝えます。

例)
「本日11時から、高橋様と面接のお約束をしております、伊藤と申します。」

控室で待つように指示された場合は、スマホなどはいじらずに静かに待機しましょう。

STEP.2
入室時

面接マナー_入室時

面接室へ案内されたら、扉が閉まっている場合は3回ノックし、返事があったら「失礼します」と一言断ってから入室します。

扉が開いている場合も、すぐには入室せず扉の前で一言「失礼します」と断ってから入ります。

いずれの場合も、扉は音を立てて閉めず、一度扉側に向き直ってから静かに閉めましょう。

黙って着席せず、面接官に「どうぞ」と薦められてから着席します。

鞄は横の椅子の上などにはおかず、自分の椅子の横に置きます。

STEP.3
面接時

面接マナー_面接時

面接時に最も大事になるマナーは、まず相手の話を聞くことです。

面接官は短い時間であなたのことを出来るだけたくさん知りたいと思って質問しています。

質問は遮ったり、食い気味で話始めたりせず、必ず最後までしっかり聞きましょう。

また、質問への返答は出来るだけ結論から先に述べるようにし、早口過ぎず、ゆっくり過ぎず、適度なスピードで話すと相手にも伝わりやすいです。

STEP.4
退室時

面接マナー_退室時

退室時は、扉を開ける前に面接のお礼を一言添えてから扉を開けましょう。

扉を閉める前に、「失礼します」と断ってから静かに閉めます。

面接官がエレベーターまで見送りをする場合もあります。

その場合、エレベーターを待っている間、こちらからオフィスの印象を話すなどすると、自然にビジネスシーンでのスモールトークが出来る人物という良い印象が残せます。

エレベーターに乗ったら、最後にもう一度お礼を伝えて、扉が閉まるまでお辞儀をキープします。

最後まで面接マナーとTPOを意識して振る舞いましょう。

面接の身だしなみマナー(服装・髪型)

面接マナー_身だしなみ

新卒の場合と違い、転職活動の場合は服装が私服OKの企業もあるため、自由度が広がります。

しかしそれ故に結局どんな服装が面接に相応しいか悩む方も多いのではないでしょうか。

服装に関する面接マナーの具体例を見ながら、男女別に解説していきます。

面接の身だしなみマナー
  • スーツで面接をするのが無難
  • 私服で面接をするときは、ビジネスカジュアルが重要
  • 髪型は黒髪かダークカラーが無難
  • カバンはA4サイズが入るものだと安心
  • マスクは面接前に一声入れると◎

面接の身だしなみマナー:スーツでの面接

面接マナー_スーツ

企業から特に指定のない場合は、アパレルやデザイン会社でない限りスーツを選ぶのが無難です。

男性

男性の場合は、迷ったらセットアップのスーツを採用するのがおすすめです。

スーツの色は、黒・ネイビー・グレーなどオーソドックスな色にしましょう。

シャツは白だと無難ですが、黒のスーツに白シャツだとリクルートスーツ感がでて、頼りなく見えてしまいます。

薄い青のシャツを合わせたり、白シャツに派手すぎないストライプの入ったセットアップスーツを合わせるのもおすすめです。

ネクタイの色はスーツに合わせて選びましょう。

派手すぎたり柄遊びの強いデザインは避け、無地か小さな模様の入ったデザインが無難です。

女性

女性のスーツの場合は、セットアップはもちろん、上下が別々のものでも問題ありません。

上はテーラードやノーカラーなど、下はスカートでもパンツでも両方可です。

スカートならタイトやプリーツ、パンツならセンタープレスの入ったものがきちんと感がでておすすめです。

カラーはネイビーやグレー、ベージュ等が定番です。

インナーはシャツでも良いですが、レーヨン素材などツヤ感のあるブイネックやクルーネックシャツ、またはボウタイブラウスも程良いこなれ感が出ておすすめです。

アクセサリーは付けても良いですが、一粒ネックレス等控え目なデザインを選びましょう。

面接の身だしなみマナー:私服のでの面接

面接マナー_私服

次に企業から私服・服装自由などの指定があった場合です。

私服と言ってもプライベートで着るような服装ではなく、いわゆる「ビジネスカジュアル」を選びましょう。

ビジネスカジュアルとは、セットアップスーツ以外の、少し砕けたビジネスでの着こなしを言います。

どのような服装が当てはまるか、見ていきましょう。

男性の場合の私服

面接マナー_男性_服装

出典:https://biz.menz-style.com/item/detail?item_code=147-A-126028

男性の場合のビジネスカジュアルで押さえておきたいポイントは以下の3つです。

スタイルのポイント
  • 襟付きのデザイン
  • 派手な柄や色は避ける
  • 清潔感

定番のスタイルは、セットアップでないテーラードジャケット、白シャツ、ネクタイ、チノパン、革靴の組み合わせでしょう。

ジャケットに襟のないシャツを合わせるビジネスカジュアルのスタイルもありますが、面接という場では襟付きのデザインを選びます。

このスタイルを基本に、シャツを派手すぎないチェックシャツに変えたり、ネクタイをニットタイにすると、少しカジュアル寄りにすることもできます。

靴は出来るだけレースアップのものを選んできちんと感を出し、服装に応じて素材を革からスウェードに変えるなどすると、靴だけ浮くこともないでしょう。

女性の場合の私服

面接マナー_女性_私服

出典:https://www.andgirl.jp/fashion/15568

女性の場合はビジネスカジュアルの幅が男性よりも広く、アイテムの選択の幅が広くなります。

スタイルのポイント
  • ジャケット、もしくはカーディガンなど羽織ものを取り入れる
  • ベーシックカラーでまとめる
  • 露出が多い、ボディラインが出るデザインを避ける

女性の定番スタイルは、ジャケット、白シャツ、膝・膝下丈スカート、パンツ、高すぎないヒールのパンプスの組み合わせです。

普段のビジネスカジュアルであれば、シャツにボトムスのスタイルも良いですが、面接の場ではジャケットを羽織るとぐっときちんと感が出ます。

カラーは派手色は避け、グレー・ネイビー・白・ベージュ等のベーシックカラーでまとめるのが無難です。

インナーであれば、薄い青や、派手すぎないストライプを選ぶのも良いです。

また、NGポイントとしてタイトすぎるスカート等、露出が大きかったり、ボディラインが極端に出るデザインは避けましょう。

面接の身だしなみマナー:髪型

面接マナー髪型_

髪型は、男女ともに清潔感を左右する重要なポイントでもあります。

過度に派手なカラーリングや、寝ぐせでぼさぼさの髪型は男女ともに避けましょう。

面接時は上半身、特に顔より上に視線が集中するため、最低限の面接マナーとTPOを守った上で、こなれ感が出ると、面接官に良い印象を残せます。

男性

男性の場合は基本的には黒髪・もしくはダークカラーで、耳が見えるくらいの長さがベストです。

香りの強くないものか、無香料のワックスを使用して、前髪を少しあげると爽やかさが出ます。
ただし、ワックスはつけすぎるとベタつきとテカリが出てしまうので、注意しましょう。

女性

女性も基本的には黒髪かダークカラーをおすすめします。

男性に比べて、女性の場合は多少明るい髪色でも最近は受け入れられる傾向にあります。

ただし、長髪をまとめずそのまま、毛先がパサついている、前髪が長く目にかかっているような髪は清潔感を欠いた悪い印象を与えてしまします。

ショートの場合は耳に掛け、ロングの場合は一つにまとめましょう。

前髪が長い方はドライヤーで横に流して、スプレーを遠くから少量吹きかけると、自然な形になります。

ピンでとめても良いですが、あまりガチガチに固めると、就活生のような幼い印象になります。

転職活動の場合は、こなれ感も大事にしましょう。

面接の身だしなみマナー:カバン・靴・時計・マスク

面接マナー_鞄_靴など

次にアクセサリー類です。鞄はコットン素材や、トートバッグなどは避け、A4が入るレザーバッグが無難です。

面接時にバッグを椅子の横に置くことも考え、自立するタイプがおすすめです。

靴は、男性の場合はレースアップのレザー、スウェードを選びましょう。

女性の靴は、3~7センチ程度の、低すぎず、高すぎないヒールのパンプスがおすすめです。

ビジューやラメがついている華美なデザインは避けて、ベーシックなものが無難です。

時計は、ブランド感の強いもの、ゴテゴテして派手なデザインはNGです。

面接時には話している最中に手振りも加わります。

面接官の目に付くポイントにもなりますので、主張の強いものはあまり印象が良くありません。

面接時のマナー:マスクはどうする?

マスクについてですが、これまでは、基本的にはビジネスの場でのマスク着用はマナー違反とされてきました。

しかし、感染症などの懸念もある現在だと、普段のビジネスシーンでもマスクを着用したまま会議などを行う場面も増えてきました。

企業によってはマスク着用が義務付けられている場合もあります。

マスクを着用したままが良いのか、外した方が良いのかは、面接時に直接聞いてみると良いでしょう。

面接マナー_マスク

例)相手がマスクをしている場合
「マスクは着用したままでよろしいでしょうか」

例)相手がマスクをしていない場合
「マスクを外させていただいてよろしいでしょうか」

※ご自身がマスクをしたままでお話されたい場合も、面接が始まる前に、その旨を面接官にお伝えしましょう。

面接の身だしなみマナー:香り

香りは特に好き嫌いが別れるアイテムですので、面接の場では香水やフレグランスは使用しないのが無難です。

また、自分では気づかない柔軟剤の匂いや、整髪料、制汗剤などの香りにも注意しましょう。

これで完璧!面接マナー直前チェックリスト

面接マナー_直前チェックリスト

面接会場に入る前に、身だしなみと持ち物チェックをしましょう

チェックしながら一呼吸おいて、心を落ち着けましょう。

1 髪は乱れていないか
2 服にしわや汚れはついていないか
3 靴は汚れていないか
4 ストッキングは伝線していないか
5 ネクタイは曲がっていないか
6 メイクにヨレはないか
7 スマートフォンはマナーモード・もしくは電源オフになっているか
8 履歴書、ペンとメモは携帯しているか

面接対策が強い転職エージェント

面接マナー_対策に強い_転職エージェント

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面接対策が強い転職エージェント
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  2. パソナキャリア

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dodaはパーソルキャリアが運営する転職支援サービスです。

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パソナキャリア

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面接前の対策では、具体的にどのような質問が予想されるか、企業や面接官の雰囲気も教えてくれるなど、一人ひとりに寄り添った対応が好評です。

▼パソナキャリアについてくわしく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください!

面接マナーまとめ

面接マナー_まとめ

面接はあなたのスキルやビジネス経験、人となり等をプレゼンテーションする場です。

基本的な面接マナーを疎かにして、第一印象を損なうのはもったいないです。

基本の面接マナーを押さえて、良い印象で面接を成功させましょう。

最後に今回の記事のおさらいです。

面接のマナーをざっくりいうと
  • 面接当日の一般的な流れと、気を付けるべき立ち居振る舞い
  • 転職面接に最適な服装を男女別に解説
  • 面接時にやってはいけないNGポイントを確認
  • 面接対策もサポートしてくれるエージェントならdodaかパソナキャリアがおすすめ