30代で転職を成功させるには?未経験でもOK?資格?30代後半も?|有利な30代転職

転職は30代女性にとって不利、、?
30代は転職活動してもなかなか内定がもらえないって本当?
資格は持っておくべき?

転職を考えている30代の方であれば、このような疑問をもたれたことがあるのではないでしょうか?

30代の転職には知らずとマイナスなイメージがあり、責任も20代に比べて大きいことから、不安で中々転職への一歩を踏み出せなかったりしますよね。

30代の転職は、あなたの転職の仕方次第で不利にも、有利にも動きます。

言い換えると、正しく転職準備を行うことで、誰でも30代で転職を成功させ、今よりも幸せなライフスタイルを手に入れることができます。

この記事では、ズバリ、「後悔のない、納得のいく転職を成功させる30代のための転職方法」超わかりやすく、0から転職成功までガイダンスしています。

また、この記事を読み終えるのに10分もかかりません。

30代前半のあなたも後半のあなた、30代女性・男性でも、30代子持ちの方、ブランクがある方も、30代で転職成功させてやるという方全員必見です!

30代 転職 ざっくり言うと
  • 30代の転職では転職理由を深掘り、より明確に、本当に転職が必要かどうかを考慮
  • 転職に求める条件は何か、優先順位をつける
  • 転職理由はポジティブに伝えることが大事
  • 企業は30代に「即戦力統率力問題解決力・その他スキル」を求める
  • なかなか内定のもらえない30代に共通する「自己分析」「自分の市場価値の評価」「ネガティブな語り」
  • 30代での転職は転職エージェント活用で圧倒的に効率的に
  • 既婚、子持ちの30代女性もコツをおさえれば転職できる!
  • 30代で未経験業界への転職成功のカギは「転職理由」「年収が下がる覚悟」「実務経験を補う」
  • 30代の転職に資格は要らない!
  • 30代転職で気をつけたい服装|リクルートスーツはNG
  • 30代後半でも転職需要はある!
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そんな動機で良いの?本当に転職が必要?|30代の転職理由

30代_転職_1

30代で転職をするにあたって、転職理由を明確にすることは最重要です。

理由によっては、求めているものが実は「転職」ではなかったなんて場合もあります。

なんとなく「転職 30代」などと検索してここにたどり着いたなんて人も、検索したからには、何か理由があったはずです。

その理由転職動機の根端を突き詰めていきましょう!

30代に多い転職理由

転職を考える理由は人によって様々だと思います。

「人間関係」「キャリアアップ」「給与」、、、etc

転職エージェントdoda の2019年度調査によれば、30代の転職理由ランキングは以下のようになっています。

30代_転職_2

出典:https://www.saiyo-doda.jp/lp/ma/reason/

前年度2位だった「他にやりたい仕事がある」が1位に上昇。

それに続き、「会社の将来性が不安」「給与に不満がある」「残業が多い・休日が少ない」「専門知識・技術力を習得したい」などがランクインされています。

このように転職理由は万人によって様々である中、短絡的な理由での転職は気をつけたいものです。

あまり深く考えずに転職活動を始めてしまうと、不満を解消するどころか、ズルズルとドツボにはまってしまいます。

ネガティブな思考に入っているときは、何事もマイナスに捉えがちで、やみくもに「もう仕事を変えてしまえ!」となってしまうのです。

そのような時は冷静に物事を見ることがなかなか難しいですよね。

しかし、短期間で転職を繰り返す「転職グセ」がつかないようにするためにも、まずは「自分が本当に求めているものは何か」をよく考える必要があります。

下記に「それって本当に転職で良いの?」というよくある転職理由をまとめたので、あなたの転職理由と照らし合わせて、本当に転職が必要か考え直してみましょう。

転職理由 解決策(考えてみよう!)
人間関係 ・人間関係による転職は企業採用側からしてもマイナスイメージです。
・転職先で良い人間関係に恵まれるとも限りません。
・「なぜ、今の職場の人間関係が良くないのか」「改善できるか」「他の部署に移動させてもらえないか」などをよく考えた上で、必要な場合は転職を検討しましょう。
大手に入りたい ・「友達が大手で働いているから」など周りやステータスに流されての転職は望ましくないです。
・「なぜ大手で働きたいのか」「人生何をして生きていたいのか」など、自己分析に真剣に取り組んで見ましょう。
・特に理由がなくて社名ブランドだけで引っ張られてきたような方は、面接でも見抜かれます
仕事内容に不満
仕事がつまらない
・自分の感情が、「短期的な飽き」や「マンネリ化」である場合、転職したとしても、再び同じ感情に陥って転職ループにはいってしまう可能性があります。
・「なぜ、今の仕事を始めたのか」を振り返って見ましょう。
・「自分が仕事に求めるものは何か」考え直して見ましょう。
何か新しいことをしたい
リフレッシュしたい
・単に短期的な飽きや疲れの場合、転職までの必要はないはず。
・これらの感情の理由根源は何かを理解しましょう。
・「なぜ、今の仕事を始めたのか」を振り返ってみる
・「思い切って休暇をとって旅する」「新しい趣味を始める」など、仕事以外の面で新しいことに挑戦・リフレッシュを図ってみる
違う業界の空気を吸いたい ・「なぜ違う業界の空気を吸いたいのか」考えましょう
・短略的な飽きの場合、転職までの必要はありません。趣味でリフレッシュできないかなど考えて見ましょう
・「なぜ、今の仕事を始めたのか」「自分が仕事に求めることは何か」考え直してみましょう。
自己分析に使える 5Whys

突然ですが5Whysなぜなぜ分析)を聞いたことがありますか?

英語では5Whysですが、日本では「なぜなぜ分析」と呼ばれることもあります。

この手法では、1つの問題に対して「なぜ?」とその問題を引き落とした要因を突き詰め、その要因に対して、また「なぜ?」と何回か繰り返し問うことで問題の真髄をついていくというものです。

では、なぜこんなことをこちらで説明しているかというと、

転職理由は特に抽象的になりがちです。

根本原因は解決せずまま、とりあえず「転職」という手段で表面上解決したとしても、短いスパンでしか効果は発揮されません。

そのような場合、新しい職場でもまたすぐ転職を考えてしまい、何度も転職を繰り返す、「転職魔」になってしまいます。

また、特定の業種や職種に漠然と興味を抱いている場合なども、「なぜその仕事がしたいのか」を深掘りすることで根本にある「惹かれる理由」がわかります。

それによって、たとえそのものの求人が見つからなかったとしても、同じ要素を含んでいる仕事を探すことで新たな選択肢に気づく可能性があり、納得のいく高い転職に繋がります。

人生は一度きりです。

人生の貴重な時間を無駄にしないように、この機会に一度自分について考えて、自分を深く理解してみてはどうでしょうか?

5Whys例

  1. なぜ転職を考えていますか?
    →今の職場では自分の力が発揮できないから
  2. なぜ自分の力が発揮できないのですか?
    →自分の専門分野の研究ができないから
  3. なぜあなたの専門分野の研究ができないのですか?
    →会社がその分野から撤退しようとしているから

あなたは転職すべきじゃない!?|30代転職に向いている人・いない人

30代_転職_3

先ほど解説した転職理由に基づいて、「転職に向いている人」「転職に向いていない人」の特徴についてこちらでまとめました。

あなたは転職活動に実際に動いていく準備ができているのかを判断する参考にしていただければ幸いです。

転職に向いている人
・自分のことを十分理解している
・自分の実績でスカウトされたことがある
・収入が下がってもやりたい仕事がある
・今までの実績を活かせる会社に入りたい
転職に向いていない人
・転職理由が漠然としている
・違う業界の空気が吸いたい
・闇雲に年収アップしたい・お金だけが働く理由
・スキルや実績はなく、「やる気」のみが強み

転職に向いている人

「転職に向いている人」=「転職に成功する人」です。

下記のような方は転職に成功しやすいと言えるでしょう。

自分のことを十分理解している

自分のことを理解できていると言うことは、自己分析がしっかりとできていると言うことです。

「自分が仕事に何を求めるのか」「なぜ転職したいのか」「何にやりがいを感じるか」などが明確で、的確に目標をたてられる人の転職は早いです。

自分の実績でスカウトされたことがある

自分のあげた実績に対して客観的に評価がもらえているということは、あなたの市場価値は高いと言えます。

その実力を活かした転職であれば、30代転職のアドバンテージになるでしょう。

収入が下がってもやりたい仕事がある

「収入が下がってでもやりたいことがある」=「仕事に求めるものの優先順位がはっきりしていて、転職理由にも軸があり、やる気も見える」ので、転職に向いていると言えるでしょう。

今までの実績を活かせる会社に入りたい

「自分のスキルで何か貢献したい」といった、GIVEの姿勢で転職活動できる人は強いです。

また、30代での転職において多くの企業が求めるのも実績のある人材ですので、転職は早いでしょう。

転職に向いていない人

「転職に向いていない人」=「転職に失敗しやすい人」です。

下記に該当する人は、もう一度時間をかけて自己分析をするなど、しっかり1から考え直して見ましょう。

転職理由が漠然としている

転職理由が漠然としている場合、仮に転職できたとしても、その後も後悔なく納得してその仕事を続けていける可能性が低いです。

また、筋の通った転職理由がない場合、企業側にも見透かされます。

自分が何をしたいのか、何にやりがいを感じるのかなど、整理した上で転職について考えましょう。

違う業界の空気が吸いたい

今の職場に大きな不満や不安はないが、なんとなく他に目が向いているという場合は転職までする必要はないかもしれません。

プライベートに変化をつけるなどしてみましょう。

(闇雲に)年収アップしたい・お金だけが働く理由

「今の仕事では、自分の実力に見合った給料をもらえていないのか」「もらえていないのであれば、交渉して年収をあげることは可能か」「現状よりどれくらい年収アップしたいのか。」「その年収に見合う力を企業に提供できるのか」などをしっかり考え直しましょう。

お金が欲しいと言う欲求は悪いことではありませんが、「自分の求める金額に見合う人材であるか」を考えてみるのも大切です。

面接で「年収アップ」が特に目立ってしまうと、あまり良い印象を与えません。

スキルや実績はなく、「やる気」のみが強み

30代の転職の際には、「率先力」を求められる傾向にあります。

「やる気」しかないと言う場合、スキルだけでも自分で培ってから転職に踏み切ってみると良いかもしれません。

20代新卒のようなポテンシャル採用は厳しいと知っておきましょう。

30代 何を求めて転職する?|転職条件の優先順位

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いざ、「自分は転職する準備満タン!」という方は、何を求めて転職するのかまで明確にしておきましょう。

転職に求めるものや優先順位は人それぞれ違います。

同じく、中途採用において企業が提示する条件項目もそれぞれ異なります。

自分の求めるものが明確であればあるほど、企業とのミスマッチを避ける事ができ、早い転職に繋がります。

以下に多くの人が転職に求める項目をまとめてみたので、これを使って自分の優先順位をつけてみてください。

転職の条件項目
  • 収入
  • ワークライフバランス
  • 仕事内容
  • 労働時間
  • 勤務地
  • 地位
  • スキルアップ
  • 企業ブランド
  • 安定
  • その他 こだわり

企業が30代に求めるスキルと人間力|30代転職

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これまでで述べてきた転職理由と、転職に求める条件・優先順位がはっきりしている方であれば、転職がスムーズに進む可能性大です。

一方で、転職するにあたって、自分のニーズや希望だけではなく、企業のニーズを知ることも重要です。

自分の転職理由と求めるものがいくら明確でも、あなたを求める企業がなければ転職において意味をなしません。

転職は「マッチング」のようなものです。

よって、「自分が求めるもの」と同時に「求めるものに対して自分に足りないもの」も調査しておくことが重要です。

ここでは、一般的な「企業が30代転職者に求めるスキル・人間力」をご紹介します。

あなたのスキルや人間力は、あなたが求めるものをゲットするには十分か判断する参考にしてください。

企業が30代に求めるスキル・人間力
  • 統率力
  • 問題解決力
  • 語学力
  • マーケティング能力
  • マネジメントスキル
  • 経歴・実績

統率力

30代の転職において、「統率力」があるかないかで大きな差が出ます。

統率力とは、目標達成のために、組織やチームのメンバーをまとめて率いる力です。

統率力を活かすということは、最適な意思決定を行うだけではありません。

メンバーの成長に合わせて適切な指導を行う、部下の存在価値を認めながら仕事がうまくできるように導いていくことが重要です。

問題解決力

問題解決力は、ビジネスパーソンとして必須のスキルと言えます。

問題解決力とは、全く経験のない課題や前例のない状況でも問題を解決し、目標を達成できる力です。

問題解決力はどのような職種出会っても求められるスキルなので、仕事のステージや職種が変わっても、オールマイティーに役立つ能力でもあります。

語学力

語学力は転職において有利に働くケースが多いです。
理由として、下記の2つが挙げられます。

①英語(他言語)が必要な業務や企業に携わることができる

日本の英語力は世界レベルで見ても、先進国としてかなり低いものになっており、まだまだ日本国内で英語が話せる人はそう多くありません。

だからこそ、英語を喋ることができるというだけで市場価値が高く、転職に有利に働くことが考えられます。

②学習意欲の高い人として評価してもらえる

言語の習得というものは、終わりなき旅です。

学生時代英語を学習したからといって、英語を実際に話せる人は一握り。

英語を喋れるようになるには、相当な努力が必要です。

そのため、「向上心があり、目標達成まで努力を惜しまずに継続できる人」と評価してもらえる可能性が高いです。

マーケティング能力

マーケティング能力とは、ビジネスの場において、消費者のニーズと欲求を明確にし、適切な製品開発、価格設定、流通、効果的な販売促進などを遂行するための基礎的な能力です。

マーケティング能力がある=率先力になる といっても過言ではないので、30代で転職する上で持っておきたいスキルです。

マネジメントスキル

マネジメントスキルとは、モノや時間、人、事業全体など対象は様々ですが、それらを管理できるスキルです。

一般的に、教育・人材分野での転職では「人材のマネジメントスキル」
管理職や経営層では「事業全体のマネジメントスキル」が求められます。

業界・職種の経験、実績

同じ業界や職種で過去に素晴らしい実績を挙げている場合、シンプルに、あなたは上記で挙げてきたスキルをすでに備えているという証明となります。

また、実績はなくとも経験があるだけで、その職種や業界の構造や業務知識がすでにあるということで、企業側としても一から教育しなくて済むので採用されやすいです。

なかなか内定のもらえない30代の共通点|30代転職

30代_転職_6

「転職活動を長らく行っているけど、なかなか内定がもらえない、、」という30代のあなた。

なかなか内定のもらえない30代には実は共通点があります。

下記の3つに当てはまっていないかチェックして見てください。

なかなか内定がもらえない人の共通点
  1. 自己分析が不足している
  2. 自分の市場価値が正しく評価できていない
  3. ポジティブに語れるようになっていない

自己分析の不足

自己分析は転職の土台です。

自己分析がなっていない限り、どんなに他のステップでもがいても成果は出ません。

また、自己分析は、自分をよく知っておくといった意味で、転職以外にも役に立つので、転職を機会にやっておいて損はありません。

MEMO|自己分析シート

リクナビやマイナビ転職などでは、公式サイトで下記のような自己分析に役立つ「簡単キャリア整理シート」や「自己分析ワークシート」を無料配布しています。

せっかく無料なので、自己分析のやり方がいまいちわからない方は活用しましょう!

リクナビ転職「簡単キャリア整理シート」 マイナビ転職「自己分析ワークシート」
30代_転職_7

出典:https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/3780/

30代_転職_8出典:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/jikobunseki

自分の市場価値を正しく評価できていない

自分の市場価値を正しく評価できていない場合、特に自分の市場評価を過大評価している場合、内定が出ないのは当たり前です。

あなたもスキルに見合わない給料を払いたいとは思わないですよね。

自分の望むポジションや給与額がある場合、それに見合ったスキルや実力をつけておきましょう。

ポジティブに語れるようになっていない

転職で失敗する人の特徴として、面接でポジティブに語れていない可能性があります。

特に転職理由について、「仕事内容に不満があった」や「給与が低かった」など、前職の不満や愚痴だけを言ってしまうと、面接官にあまり良い印象はもたれません。

なぜなら、「うちの会社でも同じように不満を持たれてやめられてしまうかもしれない」「低い給与にしか値しない人材だったのかもしれない」などと面接官に思われてしまうからでです。

なので、面接での転職理由は、正直ながらも、なるべく前向きな姿勢と熱意を見せることが重要です。

下記に具体的な転職理由のポジティブな言い回し例を挙げてみたので確認して見てください。

ダメな転職理由 改善例
仕事内容に不満があった 今は営業職をしているのですが、顧客の声を課題解決に繋げられないもどかしさがありました。
そこで、商品開発改善プロジェクト立ち上げ提案や商品企画部への異動を求めるなど、できる限りのことはしたのですが、コスト・人員面から厳しいということでした。
私は顧客ニーズを汲み取ることが得意なので、御社の商品開発部で、お客様本位の商品作りに精進できたらと考えています。
給与が低かった 直接的な理由は、給与水準が低く、経済的にゆとりのない会社であったことです。
両親が仕送りを必要としている他、自分が家族を持つことなどを考えると、金銭的に厳しくなってくるなという印象がありました。
先輩社員の話を聞くと、6-7年後も昇格や改善が見込めないような状況ということで、成果に応じてインセンティブやポジションが得ることのできる御社が魅力的に思いました。
御社に入社し、売り上げ貢献を果たすことで、経済的困難を克服しキャリアアップしていければと考えております。

また、最終的に転職のプロに相談するというのも一つの手です。

なかなか転職が決まらない方は、転職エージェントを利用し、思い切ってキャリアアドバイザーの方に聞いて見ましょう。

30代転職のメリット・デメリット

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30代の転職のメリット・デメリットを知った上で、転職活動をすることも、転職成功の鍵です。

なぜなら、メリット・デメリットを知っておくことで、そのメリット・デメリットを良いように使えるからです。

下記に一般的な30代の転職のメリット・デメリットを挙げたので参考にしてください。

メリット
・これまでのキャリアを使って即戦力として採用してもらえる
・年収アップ・キャリアアップの可能性
デメリット
・40代で動くよりも圧倒的に選択肢が多い
・ポテンシャル採用が通用しない・率先力を求められるため、新しい業界への転職は難易度が高い

30代転職に強い転職エージェント

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効率の良い転職に欠かせないのが、転職エージェントの活用です。

転職エージェントは、無料であなたに合った企業案件を紹介してくれるだけではなく、条件の良い非公開案件を保持している、転職や業界に関するアドバイスをくれる、添削や面接練習もしてもらえるなど、とても便利です。

今では、よく耳にする知名度の高い転職エージェントも多くありますよね。

しかし、転職活動のタイミングは、業界や人それぞれで、どれがあなたにオススメなのか知名度だけで選ぶことはできません。

ここでは、「30代の転職案件をより多く扱っている」オススメ転職エージェントに絞ってご紹介するので、あなたに合った転職サイトを見つけてください。

リクルートエージェント

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出典:https://www.r-agent.com/

リクルートエージェントは、株式会社リクルートキャリアが運営する転職エージェントで、最も利用者の多い転職エージェントの1つです。

リクルートエージェントの特徴として、下記が挙げられます。

リクルートエージェント特徴
  • 実績No.1
  • 求人数が最も多い
  • 上場企業なども多く揃えており求人の質が良い
  • 転職サポートが充実
  • 転職時給料アップの割合が高い

リクルートエージェントは、大手転職エージェントなだけあり、総求人数と非公開求人数が業界トップです。

全国展開しているため、地方転職でも利用することができ、無料面接セミナーなど転職対策が非常に充実しています。

また交渉力も高く、内定率が業界1位丁寧なサポートながらも、スピード感のある転職が特徴です。

まさに「売り手市場」である30代の方にぴったりの転職エージェントと言えます。

注意

転職活動でリクルートエージェントを利用できるのは最大3ヶ月です。

リクルートエージェントは規模も大きく、担当者の実力も当たり外れがあります。
担当者によっては希望条件とは異なる求人を紹介されることもあるので、自分の希望を明確に伝え、それでも担当者が合わない場合は遠慮なく担当者を変更してもらいましょう。

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30代_転職_14

出典:https://www.r-agent.com/guide/article4079/

リクルートエージェントの評価
求人数
(5.0)
求人の質
(4.0)
提案力
(4.0)
サポート
(4.5)
総合評価
(4.5)

ビズリーチ

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出典:https://www.bizreach.jp/

ビズリーチは株式会社ビズリーチが経営する、ヘッドハンティング型のハイキャリア向け転職サービスです。

ヘッドハンティング型の転職サービスでは最大規模の転職案件数を保持しています。

ビズリーチの特徴として下記が挙げられます。

ビズリーチ特徴
  • ヘッドハンティング型
  • 年収600万以上のハイキャリア向け
  • 優良案件が多い
  • ヘッドハンターや人事担当者から直接指名を受けるので、自分の市場価値がなんとなく把握できる
  • ミドル人材を求める企業が多く、31~45歳の割合が全体の55%

ビズリーチは、そもそも人事担当者やヘッドハンターからスカウトを待つシステムなので、転職を急いでいる方にはお勧めできません。中長期的に優良案件をじっくり狙いたいという方向けです。

また、管理職経験者や専門性の高いスキルを身につけている方の場合、スムーズに魅力的な案件をゲットできる可能性が高いのがビズリーチです。

注意

ビズリーチは完全無料の転職サービスではなく、「スカウトに返信・応募」または、「求人案件へ応募」などは無料登録の状態で利用することができません。
サイトを最大限活用するには月額2980~4980円かかるので注意が必要です。

社内システムエンジニアとして多くの場で経験を積んだ後、自分がやりがいを感じることが社会貢献であることに気づきました。そこで、社会貢献をしながら自分の力を生かせる会社を探そうと、転職を決意しました。

これまで利用していた転職サイトでは、なかなか納得できる求人と出合えませんでしたが、ビズリーチでは魅力的な企業の募集が多く、スカウトもたくさんいただきました。
ここで転職に対する本気度が高まり、今の会社と出会いました。

前職は大手企業でしたので、社会的影響の大きい事業を経験できました。大変忙しい毎日でしたが、システムエンジニアとして得られる経験、待遇、どちらにも不満はなく、やりがいも感じていました。ただ、学生時代から海外での生活に興味があり、システムエンジニアで英語力も高ければ貴重なビジネスパーソンになれるといった考えを持ち続けていました。

海外で商習慣の異なる人々と仕事をしたとき、本来自分が求めていた楽しさを味わうことができましたが、国内案件に戻ったときには、どこか物足りなさを感じ、転職を決意しました。
英語力は完璧とはいえず、実際に英語を使って仕事をすることに不安を抱いていましたが、お会いしたヘッドハンターは別の求職者の海外転職を成功させ、豊富なノウハウをお持ちでしたので、職務経歴書の書き方や面接での応対の仕方などは非常に参考になりました。また自分の質問にいつも真剣に答えてくれたため、徐々に自信がわき、ビズリーチでよかったと思いました。

「やるべきことをやりつくした」という満足感で、転職を考えはじめ、約2カ月間の転職期間で3社面接に進み、3社から内定をもらいました。今回、転職を決めた外資系セキュリティー企業は、ヘッドハンターからの紹介がきっかけだった。「活動当初、ヘッドハンターと積極的に会おうとは思っていませんでした。しかし、何度も熱心にアプローチしてくれる方がいたので、『一度話だけでも』と会ってみると、ネットワークやセキュリティー事業に非常に詳しい方だったんです。私の前職はもちろん、さまざまな企業事情にも精通していました。これまでの経験やスキルをよく理解した上で“非公開求人”を2社紹介してくださり、そのひとつが、今の会社でした。

選考は2回。英語での面接だったため、英語に苦手意識があり、選考辞退を考えましたが、「挑戦するだけやってみよう」と行くと、ネットワークセキュリティーに携わってきたこれまでの経験から専門用語も理解でき、本国とのテレビ電話面接でも、経歴を評価してもらい、内定に至りました。

その会社は条件面の説明もとても丁寧で、人を大切にする風土を感じました。また、会社を見学しに行ったときに、前職で一緒に働いていた先輩がいたのも大きかったです。ビジネスパーソンとして非常に尊敬している方だったので、『この方がイキイキと働いているなら、絶対いい会社だ』と確信し、今は転職したことに満足しています。

ビズリーチの評価
求人数
(4.5)
求人の質
(5.0)
サポート
(4.0)
総合評価
(4.5)

JACリクルートメント

30代_転職_16出典:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントは、世界11ヶ国26拠点に展開するJACリクルートメントサービスが運営する転職サービスです。

日本以外にシンガポールやタイなどでも認知されており、JACリクルートメントの特徴として下記が挙げられます。

JACリクルートメント 特徴
  • 管理職などハイクラスの求人が多い
  • 高収入(年収800万円以上)のチャンスあり
  • JACリクルートメントだけの非公開求人あり
  • やる気が少ない人への対応はドライ
  • 求人数は他社有名エージェントに比べ少なめ

JACリクルートメントは、求人検索が現在の年収が500万円以上の方が対象となっており、業種によっては500万円でも案件が少ないので、600万円以上だと選べる案件が増えてくるといった感覚です。

経歴に自信のある人におすすめです。

30代_転職_17 30代_転職_1830代_転職_19

出典:http://www.jac-recruitment.jp/knowhow/case/

JACリクルートメントの評価
求人数
(3.0)
求人の質
(5.0)
提案力
(4.5)
サポート
(4.0)
総合評価
(4.0)

30代転職 Q&A

30代_転職_20

ここでは、30代前半から後半の方まで、30代で転職を考えている方からよくある質問・それに対する回答をまとめました。

ではさっそく見ていきましょう。

30代で転職Q&A
  • 既婚、子持ちの30代女性の転職は厳しい?
  • 30代で未経験の業界に転職するには?
  • 30代で転職で、資格は必須?
  • 30代転職の際に気をつけるべき服装?
  • 30代後半でも転職は遅くないですか?

既婚・子持ちの30代女性に転職は厳しい?

転職を考え始めているけど、子供がいるとなかなか採用されないかも…
育児と仕事を両立できる職場はどうやって見つければ良い?

このような悩みを持って30代女性は多いかもしれません。

確かに、企業としては戦力になってほしいと考え、より時間の制約なく働ける人を選ぶ傾向にあります。

しかし、だからと言って既婚で子供がいるからといって転職を諦める必要はありません。

企業によって、様々なポジションを募集しており、働き方が柔軟な企業もたくさんあります。

きちんと転職のポイントを知っておくことで、育児と仕事を両立できる職場への転職は実現できます。

既婚・子持ち30代女性の転職ポイント
  1. 子供の年齢によって働き方を考慮する
  2. 「なぜ働きたいのか?」を「自分は何をやってみたいのか」を明確にした上で転職活動に挑み、面接でもそれを伝える
  3. 「子供が急に熱を出したらどうするか?」など緊急の場合の対処法やサポート体制を確認しておく
  4. 「今後の出産の予定があるか」や「育休取得の意思の有無」を明確にしておく

子供の年齢によって働き方を考慮する

転職したいといっても、子供の年齢に合わせて働き方を考慮することが重要です。

〜3歳 幼稚園〜小学校低学年 小学校高学年〜
育児に専念 育児と家庭の両立 フルタイム勤務や残業も

基本的に子供が幼稚園に行くまでの間は、育児につきっきりの日々で、オフィスに行って仕事をしている暇はないと思います。

そんな中でも、どうにかお金を稼ぎたいという方は、無理に転職は考えず、クラウドワークスなど、在宅で勤務できるプラットフォームを活用することをオススメします。

子供が幼稚園に入ってからは、少し余裕ができ、転職を考え始める方も多いと思います。

転職活動の際は、緊急時にどのくらい柔軟に対応してくれる会社か子育てに理解がある会社かを考慮するようにしましょう。

小学校高学年以上のお子さんであれば、一般的な転職活動をしても大きな支障はないでしょう。

また、子持ちで転職活動をする際、転職サイト上では、その会社の働き方は柔軟か、育児に理解のある会社かどうか、などを判断するのは難しいです。

一方で、転職エージェントの場合、キャリアアドバイザーは企業の人事担当者から直接、募集要項に載せれないような希望人材の特徴をヒアリングし、把握しているので、あなたの希望する働き方にあった転職先をスムーズにみつけられる可能性が高いです。

「なぜ働きたいのか?」を「自分は何をやってみたいのか」を明確にした上で転職活動に挑み、面接でもそれを伝える

自分の中でしっかり転職理由をクリアにしておくことは、子供がいるかいないか関係なく、転職活動において最重要です。

ましてや子育てがある上でなぜ働きたいのか、熱意のある転職理由がある場合、それを面接官に伝えることでプラスに動く可能性もあります。

「子供が急に熱を出したらどうするか?」など緊急の場合の対処法やサポート体制を確認しておく

企業が子持ちの転職者に対して気になるのは、急な欠勤の回数勤務時間の調整です。

面接の際に聞かれる可能性も大きいので、緊急時の対処法やサポート体制については、転職活動に挑む前に考えておきましょう。

「今後の出産の予定があるか」や「産休・育休取得の意思の有無」を明確にしておく

企業側としては、人事計画もあるため、今後の予定をある程度把握しておきたいものです。

今後の出産予定に関してはプライベートな質問なので直接聞かれることは少ないと思いますが、長く働きたいと考えている場合、自分から「今後の出産の予定」「産休・育休取得の意思の有無」など今後の予定をクリアにし、伝えておく方が、お互い良い関係が築けるように思われます。

30代で未経験の業界に転職するには?

30代で未経験業界への転職は難しい、というのはいうまでもありません。

正直に申し上げると、30代前半ならまだしも、30代後半になってしまうとかなり難しいです。

また、IT/Web業界や経営企画職など一部業界・職種も、30代未経験での転職はかなり難しいと言えるでしょう。

しかし、30代で未経験の業界に転職を成功した方も存在するので諦める必要はありません。

下記のポイントを意識したら、少しでも可能性が広がるでしょう。

30代で未経験業界に転職成功させるコツ
  • 転職理由を明確に
  • 年収は下がっても良いと覚悟する
  • 実務経験を補う

転職理由を明確に

なぜ、30代になって未経験の業界にチャレンジしたいと思ったのか、転職動機をはっきりさせておきましょう。

「他の業界の空気を味わってみたい」「今の業界に飽きた」など短略的な気持ちで転職に挑むと失敗する可能性が高いです。

また、もし転職できたとしても、長期的にみて満足できるものになる可能性が低いです。

年収は下がっても良いと覚悟する

今の年収よりも低くなってしまうことは覚悟しておきましょう。

変にプライドを持った未経験など誰も一緒に働きたくありません。

年齢を気にせず、若い人にも常に学ぶ姿勢で、忠実な態度やる気を見せることのできる人材でありましょう。

実務経験を補う

30代で未経験業界への転職を成功させるには、「20代の未経験者」と「経験者」に差をいくらかつける必要があります。

自分から業界について積極的に勉強する、資格を取るなどして、実務経験を補う努力をしておきましょう。

30代転職において資格は必須?!

30代に求められるものは即戦力です。

企業が30代でわざわざ新しい人を採用する理由として、「優秀なスキルや経験のある人にうちに入ってもらって業績をあげてもらいたい」「より良い会社にしてほしい」という意図があります。

よって、30代の転職において、
「資格」<「実力・実績・スキル・人間力」
です。

資格を持っていて損はありませんが、転職で有利になるために資格を取るくらいだったら、今の会社で実績を出す、スキルや人間力をあげることに従事した方が効果的と言えるでしょう。

30代転職の際に気をつけるべき服装

業種によっても好まれる服装が異なるので一概には言えませんが、30代の転職時の服装として、リクルートスーツは着用しない方が良いでしょう。

新卒のような頼りない印象を与えてしまう可能性もあるため、30代で転職活動をされる際は、ビジネススーツの着用をオススメします。

30代後半でも転職は遅くないですか?

30代後半でも転職は遅くないです。

20代や、30代前半に比べたら可能性は限られますが、40代に比べるとまだ可能性は大きいです。

40代になって後悔するくらいなら、30代後半のうちに転職活動に踏み切ってしまうことをおすすめします。

特に、実績やスキルが優秀である人材は、30代後半でも積極的に企業に採用されています。

転職エージェントを使うなどして、あなたに合った転職案件があるかなど在職中に確認してみると良いでしょう。

30代転職 まとめ

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以上「30代転職する前に絶対知っておくべきこと|実は有利な30代転職?」でした。

この記事では、そもそも転職が解決策であるのか、転職理由や、転職に求めるもの、30代で転職を成功させるためのポイントまで、
あなたの生活のクオリティがアップするような転職に繋がる情報を徹底的にご紹介してきました。

ここで、この記事の要点を復習しておきましょう。

30代 転職 まとめ・復習
  • 30代の転職では転職理由を深掘り、より明確に、本当に転職が必要かどうかを考慮
  • 転職に求める条件は何か、優先順位をつける
  • 転職理由はポジティブに伝えることが大事
  • 企業は30代に「即戦力統率力問題解決力・その他スキル」を求める
  • なかなか内定のもらえない30代に共通する「自己分析」「自分の市場価値の評価」「ネガティブな語り」
  • 30代での転職は転職エージェント活用で圧倒的に効率的に
  • 既婚、子持ちの30代女性もコツをおさえれば転職できる!
  • 30代で未経験業界への転職成功のカギは「転職理由」「年収が下がる覚悟」「実務経験を補う」
  • 30代の転職に資格は要らない!
  • 30代転職で気をつけたい服装|リクルートスーツはNG
  • 30代後半でも転職需要はある!

この記事が、中々転職への一歩を踏み出せず留まっていた30代の方や、何となく今送っているワークライフスタイルに満足していなかった方の問題解決につながれば幸いです。

では、あなたの人生がより豊かになることを願っています。