このような不安を抱えていませんか?
実は、ベンチャー企業への転職を考える方は年々増加しています!
しかし、ベンチャー企業はHPを見ても事業内容が分かりにくかったり、そもそも求人を出しているのかどうかすら分からない場合が多いですよね。
そこで、転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか?
この記事では、ベンチャー企業へ転職するコツや、その際におすすめの転職エージェントの紹介、優良ベンチャー企業を見極めるポイントなどを解説します!
これを読めば、ベンチャー企業への転職へ一歩踏み出すことができます。
- ベンチャー企業への転職は情報収集が肝心
- 転職エージェントを使うことで効率よく情報収集ができる
- ベンチャー企業に特化した転職エージェントがある
- 未経験でもベンチャー企業に転職できる
- ベンチャー企業の社風や福利厚生は事前に確認しておく
マイナビ転職 |
(5.0) |
- 幅広い職種で採用を成功実績あり!
- スカウトサービス機能がとっても便利!
doda |
(4.0) |
- IT・エンジニア系・技術系の求人情報が多い
- 転職サイトと転職エージェント両方のサービスを受けることが出来る
リクナビNEXT |
(3.0) |
- 掲載企業数3年連続No.1
- 多くの求職者から最適な⼈材を集める、求⼈広告型の採⽤⽀援サービス
目次
ベンチャー・スタートアップ企業への転職に強いおすすめの転職エージェント7選
一般的な転職エージェントを使えばいいのか、それともベンチャー企業への転職に強い転職エージェントがあるのか…
そんなお悩みは、一瞬で解決します!
この章では、ベンチャー企業へ転職する際に使いたいおすすめの転職エージェントをご紹介します。
リクルートエージェント
#20代 #30代 #40代 #第二新卒 #フリーター #ハイクラス求人 #女性におすすめ
- さまざまな求人を見たい
- 年収アップの交渉をしてもらいたい
商社、広告、メーカー、人材、インフラ
- 20万件以上の求人数
- 累計40万人以上の転職実績
- 年収交渉が強い
- 求人紹介が強引に感じることがある
また、大手転職エージェントならではの、ノウハウやサポートも魅力的です。
しかし、ベンチャー企業やスタートアップに特化しているわけではないので、専門的な知識や業界分析は浅いです。
年収交渉はつよいので、気になる求人があれば、リクルートメントエージェント経由で応募すると良いでしょう。
ベンチャー企業やスタートアップへの転職を目指すなら複数利用の一つとして利用することをおすすめします。
dodaエージェント
#20代 #30代 #40代 #第二新卒 #フリーター #ハイクラス求人 #女性におすすめ
- さまざまな求人を見たい
- 転職フェアやセミナーに行ってみたい
不動産、販売、サービス
- 13万件以上の求人数
- 30年間の転職支援実績
- 転職イベントを積極的に開催
- 質の悪い求人がある
得意業種にエンジニア挙げており、ベンチャー企業の中でもIT・WEB系を目指す方におすすめです。
とにかく転職支援が手厚く、選考対策目当てで登録してみても良いでしょう。
ただし、ベンチャー企業やスタートアップに特化した転職エージェントではないため、多くの企業を比較したい場合は複数利用の一つとして利用してみると良いでしょう。
JACリクルートメント
#20代 #30代 #40代 #第二新卒 #フリーター #ハイクラス求人 #女性におすすめ
- 年収を上げたい人
- 外資系企業を目指す人
営業、外資系、金融、コンサル
関西、中国、海外
- 年収600万以上のハイクラス求人
- キャリアアドバイザーの質が非常に高い
- 外資系の転職に強い
- ある程度の実績がないと求人を紹介してもらえないことがある
外資系やハイクラス求人を専門に取り扱っており、求人数は多くないものの質としては非常に高いです。
アドバイザーの評価も高く、満足度の高い転職が期待できます。
しかし、現状の経歴をかなり重視されるので、実力が伴わない場合は求人紹介を受けられない可能性もあります。
そういったリスクを避けるために、複数利用の一つとして理由することをおすすめします。
ギークリー
#20代 #30代 #40代 #第二新卒 #フリーター #ハイクラス求人 #女性におすすめ
- マッチングを重視したい
- 年収アップの交渉をしてもらいたい
- 転職成功者の75%が年収UP
- 平均1カ月圧倒的な内定スピード
- 独自のノウハウから生まれる高いマッチング率
- 求人が東京23区に集中しており、それ以外のエリアの取扱はほぼ無い
ベンチャー企業に特化しているわけではないですが、業界的にベンチャー企業の求人が多いです。
平均1カ月という圧倒的内定スピードを誇り、早く転職を成功させたい人におすすめです。
マッチング率が高いことや年収交渉が強いことなどから、満足度が高い転職が期待できます。
プロコミット
#20代 #30代 #40代 #第二新卒 #フリーター #ハイクラス求人 #女性におすすめ
- 優良成長企業を知りたい
- 専門家にベンチャー企業の企業分析をしてもらいたい
- 優良ベンチャー企業のハイクラス求人が多い
- 企業と強いパイプがあり、事業への理解が深い
- ベンチャー企業に特化したオーダーメイドの転職サポートがある
- キャリアアドバイザーの質に差がある
創業間もないスタートアップから、上場ベンチャーまで幅広い求人を取り扱っています。
外資系投資銀行出身のキャリアアドバイザーも在籍しているので、詳しい企業分析が知れるのが嬉しいポイントです。
ただし、プロコミット自体の情報が少なく、実際に使ってた口コミなどが少ないのでリアルな評判は分かりにくいです。
GoodFind
#20代 #30代 #40代 #第二新卒 #フリーター #ハイクラス求人 #女性におすすめ
- 成長が著しいスタートアップ企業、ベンチャー企業へ転職を考えている方
- 経験豊富でスキルが高い方
外資系企業、起業支援
札幌・仙台・名古屋・九州
オフィス:東京、大阪、京都
- 成長している優良ベンチャー企業を厳選して紹介
- スキルアップセミナーを開催している
- ベンチャー企業に特化したオーダーメイドの転職サポートがある
- 多くのベンチャー企業と独自のつながりを持っている
- 採用ハードルが高く、ターゲットが狭い
新卒や第二新卒などの若い世代に向けて、未来の日本を担う人材の発掘に力を入れています。
スキルアップセミナーも定期的に開催しており、さまざまな考え方・価値観に触れることができます。
新たな事業や分野に積極的に挑戦していきたい方におすすめです。
アマテラス
#20代 #30代 #40代 #第二新卒 #フリーター #ハイクラス求人 #女性におすすめ
- スタートアップにコアメンバーとして参画したい人
- 立ち上げ・成長段階の企業で働きたい人
(AI/IoT/再生エネルギー/ヘルスケア/モビリティ/ロボティクス)
- 厳選したベンチャー・スタートアップ企業のみを紹介
- ベンチャー企業のCEOから直接スカウトを受けることもある
- 求人企業のCEOを直接紹介してもらえる
- 求人ポジションが掲載されていないことがある
転職エージェントといっても、ただ企業を紹介するのではなく、「良い起業家との出逢い」を大切にした提案をおこなってくれます。
CEO直下やコアメンバーポジション、最先端領域のエンジニアなどの募集情報を多数掲載しているので、当事者となって会社を作っていきたいという方におすすめです。
ベンチャー企業への転職は情報収集が重要!
- 転職するベンチャー企業とのミスマッチをすくなくするため
それなのに、社風や文化などにさまざまな特徴があるため、慎重に企業選びをしないとミスマッチが起きてしまいます。
しかし、自力で転職に必要なベンチャー企業の情報を集めるのはとても難しいことです。
ベンチャー企業の企業選びに失敗してしまうリスクを少しでも下げるために、転職エージェントの利用をおすすめします。
ベンチャー企業への転職で転職エージェントを利用するメリットは?
企業とのミスマッチを減らすために、転職エージェントを利用しておきたいということは分かりました。
それでは、転職エージェントを利用することでどういったメリットがあるのか紹介していきます。
情報収集が楽になる
転職エージェントは各企業と深いつながりがあり、社内の雰囲気や内部情報まで多くの情報を持っています。
中には、転職サイトでは分からない情報もあります。
- 社内の雰囲気
- 各部署の男女比
- 採用予定人数
- 習得できるスキル
- 細かい社内制度
- 給与体制
- 待遇
etc.
非公開求人を提供してくれる
ベンチャー企業は、より専門性の高い人やマネジメントができる幹部クラスの人向けに、質の高い求人を出していることがあります。
しかし、これらの求人は一般に公開すると応募が殺到してしまうため、非公開求人として転職エージェントに預けていることが多いです。
また、まだ規模の小さい企業などは採用にかける人的コストを削るために、転職エージェントに採用を一任しているところもあります。
そのため、転職エージェント利用することで、自分では見つけられない求人を紹介してもらうことができます。
未経験でもベンチャー企業への転職ができる
ベンチャー企業は若い組織が多く、未経験や20代の方であっても、組織のカルチャーに合う人を歓迎してくれることがあります。
また、転職エージェントを利用することで専任のキャリアアドバイザーがつき、専門的なアドバイスや面接指導を受けることができます。
加えて、キャリアアドバイザーが採用担当者に、直接あなたを売り込んでくれるなんてこともあります。
未経験職種にチャレンジしたいと思っているなら、転職エージェントを利用してベンチャー企業を受けてみるとスムーズに転職できるでしょう。
手厚いサポートが無料で利用できる
転職エージェントは、他にもたくさんのサポートを無料でおこなってくれます。
- キャリア相談
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- 日程調整
- 年収交渉
自己分析が苦手な人や、自力での条件調整に不安がある方は、転職エージェントを利用することでスムーズに転職活動ができます。
ベンチャー企業の情報収集に利用したいサイト4つ
ベンチャー企業の情報はとにかく少ないため、情報収集に苦労します。
そこで、ベンチャー企業の情報を集めるために、転職エージェントと合わせて見ておきたいサイトを紹介します。
WANTEDLY
スタートアップやベンチャー企業への転職を考えているなら間違いなく利用したいのが「Wantedly」です。
WANTEDLYとは「企業と人をつなぐビジネスSNS」というキャッチコピーのWEBサイトです。
多くの求人が載っているほか、「話を聞きに行きたい」という気軽なスタンスで面談ができたり、企業がどんな事業を展開しているのか知ることができます。
ただし、年収やポジションについての記載はないので、面談の際に交渉するか、転職エージェント経由で応募することをおすすめします。
OpenWork
オープンワークは、企業の口コミサイトです。
ベンチャー企業の情報件数は限られていますが、組織風土や給与などについて詳しく書かれています。
転職会議
転職会議は、登録制の口コミサイトです。
OpenWorkに比べてベンチャー企業の掲載が多く、無名ベンチャーでも口コミがあったりします。
退職理由や、正社員・派遣社員・インターン生の口コミもあるので参考になります。
また、doda・type転職エージェント・イーキャリアなどと提携しているので、転職会議に登録することで転職サイトの求人も見れるようになります。
THE STARTUP
THE STARTUPは、国内のスタートアップやベンチャー企業を中心とした考察記事を扱うメディアです。
記事ごとに、クオリティの差はありますが参考にしてみると良いでしょう。
ベンチャー企業で働く魅力
ベンチャー企業とは、新たな分野・形態で展開する新しい企業です。
規模も業種もさまざまで、一概に「こんな企業」と括れないものの、ベンチャー企業ならではの魅力や働きがいがあるので紹介します。
クリエイティブな働き方ができる
ベンチャー企業は、新たなものを創りだすことや、イノベーションを起こすことに価値を見出しています。
一方、一般的な企業であれば、伝統を守ることや、事業の継続も重要な仕事のひとつになります。
ベンチャー企業では、よりクリエイティブで、既存のアイディアや伝統に縛られない働き方ができます。
これは本当にそう思う。
ベンチャーだから危ないんじゃない?っていう周りのノイズに惑わされずに転職して良かったし、一緒に働くメンバーも、環境もめちゃくちゃ良い。ただ、ベンチャーで成果を出すには実力をつけなければいけないとも痛感した。
成長しなければ、会社も自分も明日は無い。#自責 https://t.co/SHMWVFZ9aa— ヨシダマサヒロ 🌏 ベンチャー ⇦ 商社マン (@Masa_lifepepper) January 2, 2020
成長スピードが格段にはやい
ベンチャー企業は新しい企業なだけに、年功序列型の考えは普及していません。
また、企業自体に「成長志向」が強いです。
若い人や勤続年数が浅い人でも、仕事の仕方や成果によっては、大きな責任と伴うプロジェクトを任されることがあります。
即戦力として、フルコミットできる環境がありますので、成長スピードは一般企業に比べると格段にはやくなります。
制度も何でもかんでも整っていた大企業からベンチャーに転職して、つくづく温室育ちだったんだなーと実感する。
今は無理やりにでも「自分でやらないとまわらない」から、平和ボケしていた自分にはすごく成長できる環境に放り出されて良かった。— キキ (@moi_chiffon) February 24, 2020
発言力が大きい
マニュアル化された仕事でないことが多いため、自分自身で仕事の仕方も含め考える必要があります。
有用なアイディアを出せれば、経験を問わず活躍できるチャンスがもらえますし、積極的に挑戦のチャンスをもらえます。
役職にかかわらず意見をフラットに言える環境があり、自分の発言が企業の方針に影響を与えることがあり得るのです。
経営陣との距離感が近い
ベンチャー企業は、会社の経営陣と一緒に仕事をする機会が多く、思考や理念を直接学ぶことができます。
特に、起業を目指す人なら会社を立ち上げた人たちから学ぶことも多いでしょう。
【リスクもある!】ベンチャー企業で働くうえで事前に知っておきたいこと
ベンチャー企業は、「成長志向」と「新規性」を持つ一方で、「安定性」に不安を持つ企業が多いです。
ミスマッチを起こしにくくするためにも、ベンチャー企業で働くことのリスクも認識しておくと良いでしょう。
給与
比較的基本給が低いことが多いです。
事業成長という段階で、給与を高く設定しておくことは会社のリスクになるからです。
ただ、固定給が低くても、インセンティブが大きかったり、事業がうまくいけば人並以上にもらえるなんて事もあります。
ベンチャー企業は大手企業に比べて、事業がうまくいったときの給与への還元率が大きい傾向があります。
勤務時間
就業時間が定められていても、定時に帰れるかどうかは企業によってまちまちです。
ベンチャー企業は日々成長段階であり、毎回の業務が勝負であるためです。
タフな働き方を求められることもあるため、やりがいを求める人にとっては楽しいでしょう。
自分の求めるやりがいと働き方を、よく照らし合わせておく必要があります。
福利厚生
大手に比べると、会社として若いことや資金的に劣るため、退職金制度や保険などの福利厚生は整ってないことが多いです。
そのため、自分の最低限必要とする条件と照らし合わせながら、注意して確認しておく必要があります。
ただし、企業の成長に伴い福利厚生が充実していく可能性もあるので、企業の将来性も考慮しておくと良いでしょう。
社風
一言でベンチャー企業といっても、会社ごとに社風は全く異なります。
例えば、学生起業家が立ち上げた会社と、一般企業で経験を積んだ人が立ち上げた会社では、集まっている人材や雰囲気が違うでしょう。
ベンチャー企業は、大手企業と比べると狭いコミュニティになるので、社風の下調べはとても大切になります。
将来性
ベンチャー企業は成長過程にあり、安定性に不安はあります。
将来、大きく化ける可能性もあれば、事業継続が困難になるリスクも十分考えられるのです。
現在業績が明るい企業だとしても、その後の安定まで保証されているわけではありません。
3年前は仮想通貨が爆騰し、フィンテック事業がもてはやされ、Origamiの他にも巨額の資金調達できたベンチャーがいくつもあった。自分もフィンテック系からオファーをもらったが転職しなくて良かった。
流行に乗って、十分吟味せずにベンチャー転職というのは要注意だと思った。 https://t.co/BBGD5Ru2DH
— 外資系金融キャリア研究所 (@hedgefund30m) February 7, 2020
メルカリも事実上の経済破綻に陥ってしまいました。
企業の将来性を計ることは非常に難しいことですが、こういったリスクがあるということも知っておきましょう。
自分のキャリアプラン
ベンチャー企業では、業務がはっきりと決まっていないことがあります。
自分が何を求めるか、どうなりたいかをはっきりしないままベンチャー企業に入社してしまうと、何をしたらいいのかよく分からなくなってしまいます。
一方で、目標や理想像が明確にある場合は、積極的に発信していくと、キャリアプランにあった業務を任せてもらえる可能性もあります。
【重要】優良なベンチャー企業を見極めるポイント
ベンチャー企業は、星の数ほどあります。
そして、企業の質もピンキリです!
少しでも納得のいく転職にできるよう、ベンチャー企業を選ぶ際に確認したいポイントを紹介します。
会社の経営がすでに黒字である
当たり前といえば当たり前の話ですが、これが一番大切なポイントです。
企業の将来性を計るには、働く人、マーケット、資金面の3点に着目するのが良いとされています。
しかし、これらのことを個人的に調べて比較するのは難しいでしょう。
そこで、分かりやすい指標として、黒字化しているかどうかを見ていくと優良ベンチャー企業に出会える確率が上がります。
同業ベンチャー企業の成長度はどうか
これは、その事業自体に成長性があるかどうかを判断するために確認しておきたいポイントです。
同業のベンチャー企業が成長を続けている場合、その市場自体も成長中であることがほとんどです。
そこで、伸びると言われている事業やサービスを2つご紹介します。
- テクノロジーの発展のよって生まれた新しい事業やサービス
- 既存の産業をテクノロジーの力を使って打破する今までに無い事業やサービス
テクノロジーの発展のよって生まれた新しい事業やサービス
ブロックチェーン、AI、人工知能、IoT、ドローンなどです。
こうした市場は、高確率で5~10年ほどの長いスパンでの成長が見込まれており、その成長の恩恵を受けやすいと言われています。
既存の産業をテクノロジーの力を使って打破する今までに無い事業やサービス
フィンテックや不動産テックなどの、旧来のビジネスモデルをふまえつつ今までにない事業を展開している分野のことです。
これらの市場は、既存の産業自体の市場が大きいため、新たな事業やサービスが受け入れられることで、大きな成長が期待できます。
優良なベンチャーキャピタルから投資を受けているか
ベンチャーキャピタルとは、リターンが見込まれるベンチャー企業に対しておこなわれる投資のことです。
ハイリターンを狙ったアグレッシブな投資であり、そこから投資を受けられるということは将来性があると専門家から評価を受けているという指標になります。
働きやすい環境つくりに力を入れているか
オフィスや環境に投資する余裕があるということは、事業もうまくいっている証拠です。
会社の財産は社員であり、「社員のパフォーマンスを上げることが会社の業績につながる」という長期的な目線を持てる会社でなければ生き残っていけません。
基本的なことですが、整理整頓がされている、自然とあいさつが交わされている、などといった環境には優秀な社員が集まります。
逆に、オフィスが汚い、社員が増えても広いところに引っ越さない、清掃サービスが入らないなどといったベンチャー企業は応募を控えた方が良いでしょう。
退職者の辞めた理由はなにか?
ベンチャー企業は、転職や起業、引き抜きなどで人の入れ替えが多いです。
そのため、会社を辞めた人数より、辞めた理由に着目すると良いでしょう。
ベンチャー企業は、会社の規模が小さいためコミュニティが狭くなりがちです。
もし、退職理由にパワハラやモラハラがあるようならその企業は避けるべきでしょう。
事務所の移転履歴は?
より広い場所への移転を繰り返している場合は、成長の見込める企業であると考えることができます。
事務所の移転はそれなりにお金がかかるので、現在の業績が良く、これからも業績が伸びることを見越しているということがうかがえます。
ITリテラシーは高いか
これからの時代、間違いなくITが事業を作っていくことになります。
BtoBでもCtoCでも、ITの知識や技術を知っていないと、サービスを提供するのは難しいでしょう。
IT関連の情報は常にアップデートされていくため、社内での情報交換はとても大切になります。
知識をアップデートするための書籍が購入できたり、知識を仕入れる意欲がある人が多いベンチャー企業は良い企業といえるでしょう。
社員がイキイキしているか
少し専門的な面から、優良ベンチャーの見極め方法を紹介をしてきましたが、これが一番簡単に見極められるポイントではないでしょうか。
事業がうまくいっている、社内の風通しが良い、など働きやすい環境が整ってれば、自然と社員はイキイキしてきます。
オフィス訪問などで、実際に雰囲気を確認してみると良いでしょう。
【重要】自分に向いているベンチャー企業か判断するポイント
ベンチャー企業へ転職できたとしても、ミスマッチが起きてしまったら悲しすぎます。
事前に確認できるポイントを2つ紹介するので、自分の求めるものと照らし合わせてみてください。
企業ビジョンや事業・サービスに共感するか
ベンチャー企業やスタートアップは、人の入れ替わりが激しいものです。
一緒に働く人という観点を大切にしすぎてしまうと、人の変化が起こった時にモチベーションを保てない可能性があります。
そういった可能性を避けるために、また、自分自身がイキイキと働くために、「企業に目指すビジョンに共感できるか」「事業やサービスに対して価値を感じるか」の観点で選ぶことがとても大切になります。
こうした共感値が高ければ高いほど、やりがいや意義を感じながら働くことができます。
企業の成長フェーズと自分の能力・志向があっているか
ベンチャー企業には、スタートアップからメガベンチャーまで企業の規模に大きな差があります。
規模が大きいと大企業寄りの体質になる傾向があり、ベンチャー企業の自由な気質を求めていたら想像と違ったということもあります。
また、スタートアップでは事業自体が軌道に乗っていない場合もあり、タフな働き方を求められる可能性もあります。
自分の価値を最大限発揮するため、自分がベンチャー企業に求めることと企業の成長フェーズがリンクしていることを確認しておきましょう。
一般に、ベンチャー企業やスタートアップは企業の規模により4つのフェーズに分類されます。
- シードステージ
- アーリーステージ
- ミドルステージ
- レーターステージ
シードステージ
創業間もなかったり、創業はしておらず構想を練っている段階のことを指します。
会社と言えるほどの形態ではなく、求人サイトなどで探せる規模ではありません。
アーリーステージ
商品やサービスが完成して、少人数ながら顧客がいる状態です。
創業1~3年目はこのステージであることが多く、従業員が10人以下のスタートアップもこのフェーズであると言えるでしょう。
ミドルステージ
サービスや商品の売り上げが順調に伸びて、従業員も30人以上になるとこのフェーズになります。
企業としてはこのステージを耐えられるかどうかで、今後が決まるといっても良いほど重要な局面です。
当初のサービスで得た資金を使って新規事業を立ち上げたり、会社の制度を整えるなどして会社を発展させていくという面白さがあります。
仕事に対するやりがいを実感するのもこの段階でしょう。
コアメンバーとして会社を大きくしたり、上場時のストックオプションがもらえる可能性があるなど何かとうまみの多いフェーズです。
レーターステージ
この段階まで来ると、メディアに取り上げられる機会も多くなります。
従業員も100人以上になり、社内制度やコンプライアンスを整える必要が出てきます。
小規模経営だったころと比べ、さまざまな考えを持つ人が集まるので社内でも価値観の違いが生まれることもあります。
会社の過渡期となる時期ですので、社風をもう一度見直す必要もあるかもしれません。
今まででは考えられない売り上げや企業の成長を目の当たりにするので、ビジネスのおもしろさを肌で感じたいのならこのフェーズが良いでしょう。
ベンチャー企業へ転職した人のSNS口コミ
実際に、ベンチャー企業へ転職した人の口コミです。
「安定を捨ててまでベンチャー企業へ挑戦する価値はあるのか」「いつかはベンチャー企業へ転職したいけど決断ができない」と考えている人もいると思います。
一部ですがこのような口コミがあったので、ベンチャー企業へ転職を考えている方は参考にしてください。
新卒でヒヨってベンチャーに飛び込めず、もやもやから目を背けながら5年を過ごした。
キャリアプランを考えている風に何度も転職ブレーキを踏んだ末、いざ飛び込んだ結果、素晴らしい景色が見れている。最後のチャンスに決断出来て良かった。
当時の自分に考えすぎは良くないよとアドバイスしたい。
— 母袋雄也 / カスタマーサクセス@POL (@motai_y) February 7, 2020
僕の親友が、大企業からベンチャー企業へ1年も経たず転職を決意しました。
新たな舞台で仕事を初めて2週間。
彼は、電話越しに「転職して良かった」とワクワクしながら話します。
一般的には「1年で辞めるなんてバカだ」と罵られるでしょう。
はたして「一般的」とは、誰が考えたのでしょうか。
— ナカダユウキ / 起業家ギャンブラー (@nkd_yuki) January 30, 2020
終わってみないとその転職が、成功だったのか失敗だったのかは分かりません。
しかし、「現状を変えたい」と思いながらも行動をしなければ時間だけが過ぎてしまいます。
もし、いまいち決断に踏み切れないという方がいれば、相談だけでも転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。
転職エージェントを有効に利用する活用法!
より優位に転職活動を進められるために、抑えておくポイントを紹介します!
ポイント1複数利用であることを伝える
複数のエージェントを利用する場合は、そのことを伝えましょう。
そうすることで、「自社経由で転職させたい!」とフォローが手厚くなります。
転職エージェントは、転職希望者が入社する際に、企業から紹介報酬がもらえるからです。
ポイント2嘘はつかない
学歴・職歴・スキルに嘘をつくのはやめましょう!
登録情報や、キャリアアドバイザーとのやり取りはすべてデータとして管理されています。
内容に齟齬や虚偽があった場合は、求人が紹介してもらえなくなる可能性があります。
ポイント3連絡はまめに返す
キャリアアドバイザーと良い関係を築くことが転職成功へと大きくつながります。
メールの返信はなるべく早く返し、書類の提出などの期限は必ず守りましょう。
ポイント4転職する意欲を見せる
転職エージェントによっては、転職する意欲の高い人ほど優先度が上がり、手厚いサポートを受けることができるからです。
定期的に連絡をいれて、転職に対する意欲を見せましょう。
ポイント5担当変更ができることも知っておく
サポートやフォローに違和感があれば、担当アドバイザーの変更依頼を出しましょう!
人間ですので、相性の合う合わないも当然あります。
担当変更は悪いことではないので、合わないなと感じたら勇気を出して変更希望の意思を伝えてください。
メールで伝えるのが一般的です。
○○さま
お世話になっております。
先日、キャリア面談をしていただいた○○と申します。
かねてから○○さまにはご丁寧にご対応していただいておりますが、もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいキャリアアドバイザーの方にも相談したいです。
お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
ポイント6推薦分は自分の目で確認する
転職エージェンは、履歴書や職務経歴書と一緒に、あなたの推薦文を企業に応募します。
推薦文は、あなたを売り込む書面なのです!
まれに、経歴をそのまま映しているだけの場合もあるので、必ず自分の目で見て確認するようにしましょう。
アドバイザーに良い推薦書を書いてもらうと、書類審査が通りやすくなったりします!
ポイント7面接後はすぐに担当者に報告する
面接後は、すぐに面接の内容や感想を転職エージェントに伝えるようにしましょう。
面接でアピールできなかった面を企業の採用担当者に伝えてもらえます。
面接後のフォローで、面接の合否が変わることもあるので必ず報告すべきです。
ポイント8服装に迷ったらオフィスカジュアルで
キャリアアドバイザーとの面談は、オフィスカジュアルな服装がベストです。
面接対策をしてもらう場合は、スーツを着用していくと、服装指導や細かなアドバイスをしてもらえます。
転職エージェント登録から内定、そして退職までの流れ
転職エージェントに登録してから、現在の会社を辞めるまでの一連の流れを理解しておくことで、スムーズに行動に移すことができます。
転職エージェントの登録~内定までの流れ
- 会員登録
- 面談の日程調整
- 担当エージェントと面談
- 求人提案を受ける
- 書類添削、面接対策
- 書類選考に応募
- 企業との面接
- 内定
手順を詳しく説明します。
間違いがないように丁寧に情報を入力しましょう!
転職の成功率を上げるために、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。
登録内容の確認後、メールまたは電話で面談(キャリアカウンセリング)の日程を相談します。
エージェントのサービスの仕組みや、全体的なスケジュール、キャリアカウンセリングをおこないます。
キャリアカウンセリングでは、希望条件や職歴についてヒアリングされます。
カウンセリングをもとに、あなたの希望や実力に応じた求人を紹介してもらえます。
登録者しか見れない非公開求人もあるので、仕事内容や細かい条件でしぼっていきましょう。
志望する業界に応じた面接方法や、基本的な履歴書の書き方などを丁寧にサポートしてもらえます。
3日から遅くても2週間ほどで選考結果がでます。
焦らず、意欲を面接官に伝えましょう。
内定をもらったら、給与交渉や入社日の調整をおこないます。
転職エージェントがやってくれるので、希望を伝えましょう!
退職の流れ
内定が決まったら、次は退社に向けての準備ですね!
退社を会社に伝える際は、退社したい日の最低2週間前には伝えるようにしましょう。
- 退社日を決める
- 退社届を書く
- 直属の上司に伝える
- 挨拶と私物整理
- 退社
法的に言えば、2週間前に伝えれば問題ありません。
ただ、2週間だと人員補充や引き継ぎに無理が出てきてしまうので、一般的に1ヶ月前に伝えることが無難でしょう。
確実に退職するためにも、退職届を書きましょう。書き方は後ほど説明します。
働く事業所内でいちばん権限のある人に伝えましょう。
口頭と、書面の両方で伝えるのが確実です。
お世話になった人たちや、取引先、お客様にも挨拶をしましょう。
また、デスク回りやロッカーはしっかり片付け、会社の備品は返却しましょう。
これでようやく退社です。
新しい職場で働くとこを楽しみに待ちましょう。
退職届・退職願
退職時に用意するものといえば、退職届・退職願です。
二つの違いや書き方が分からない人もいるでしょう。
ここでは、一般的な書き方を説明します。
基本的には黒のボールペンか万年筆で手書きが好ましいですが、Wordなどで作成しても構いません。
退職届
退職届とは、退職を申し出る書面です。
少し一方的な伝え方になるので、「どうしても退職する」「退職したいのに拒まれている」という際に、退職を決定的にするための書面です。
一度退職届を提出すると、撤回はできません。
退職届
令和○○年○月○日
(提出する日にちは必ず記入する)
○○株式会社
代表取締役社長 ○○○○様
(提出する人物が上司でも記載は社長名)
この度は一身上の都合により、来たる令和○○年○月○日をもちまして
退職いたしますので、ここに届け出ます。
(部署名)
(氏名) 印
退職願
退職願とは「退職したいのでお願いします。」といった意味合いの書面で、会社の承認があって退職が決まります。
また、会社が承認する前であれば撤回も可能です。
角を立てず退職するためには、一度退職願を提出し、承認してもらい会社と話し合った上で退職の日にちを決めるのが良いでしょう。
退職願
令和○○年○月○日
○○株式会社
代表取締役社長 ○○○○様
この度は一身上の都合により、来たる令和○○年○月○日をもちまして
退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。
(部署名)
(氏名) 印
スムーズに、退職までの手続きが進めばいいのですが、
辞めることを伝えるのが心苦しくてなかなか言い出せない、退社の意思は伝えたのに辞めさせてもらえない、なんて方もいるでしょう。
そんなときは退職代行を利用することもおすすめです。
あわせて利用したい退職代行
最近では、退職代行サービスをおこなう業者も増えてきました。
ただでさえ、転職活動でメンタルを疲弊している方もいるでしょう。
心理的負担は少ない方が良いです。
退職時の一つの選択肢として、知っておいて損はないでしょう。
- 退職代行サラバ
- 退職代行Jobs
- 退職代行ニコイチ
- 退職代行EXIT
etc…
ベンチャー企業への転職に強い転職エージェントまとめ
いかがでしたでしょうか。
ベンチャー企業で働くことの魅力は伝わりましたか?
働き方改革や、ライフワークバランスの考えが見直されている中、納得できる転職ができることを願っています。
そして、ベンチャー企業への転職を考えているなら、ぜひ転職エージェントを利用してみてください!
- ベンチャー企業への転職は情報収集が肝心
- 転職エージェントを使うことで効率よく情報収集ができる
- ベンチャー企業に特化した転職エージェントがある
- 未経験でもベンチャー企業に転職できる
- ベンチャー企業の社風や福利厚生は事前に確認しておく