そんな気持ちをお持ちではないでしょうか。
誰でも一度は思うことですが、仕事が辛いという気持ちで働き続けていると、大変なことになってしまうかもしれません。
この記事では仕事が辛いと感じる原因や対処法、ストレス解消法などを紹介していきます。
- 仕事を辞めたいと感じることは甘えではない
- 仕事が感じる原因は環境・仕事・自分の3つの要因がある
- 環境要因は周囲との関係性によるものでコミュニケーションが鍵
- 仕事と自分要因にはワーク・エンゲイジメントを高めることで対処
- それでも仕事が辛いなら様々なストレス解消法も試してみよう
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目次
仕事が辛い、辞めたいと感じることは「甘え」ではない!
まず最初にはっきりしておきますが、「仕事が辛い、辞めたい」と感じることは甘えではありません。
厚生労働省が行った労働安全衛生調査(実態調査) – 労働者調査では以下の結果が出ています。
現在の仕事や職業生活に関することで、強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は 58.0% [平成 29 年調査 58.3%]となっている。
出典:厚生労働省
約6割の人が仕事に強いストレスを感じている、つまり辛いと感じているという結果です。
仕事が辛いと思っているのはあなただけではありません。
同僚や先輩、上司、身内などの中には仕事が辛い、辞めたいと考えるのは甘えという固定観念を持っている人もいるかもしれませんが、ナンセンスです。
辛い状況で仕事を続けていけば、過大なストレスが掛かって精神的に病んでしまう可能性もあります。
ただし理由によっては仕事を辞めるまでの必要はないかもしれません。
以下にて仕事が辛いと思ってしまう主な原因と対処法を紹介していきますので、ぜひ辞めるかどうかの参考にしてください。
【仕事が辛い原因】ストレス要因診断
仕事が辛いと感じるのは普通のことですが、辛いと感じる原因は人それぞれですし、原因が一つとも限りません。
ここでは一般的に仕事が辛いと感じる原因について紹介していきます。
一般的に仕事が辛いと思ってしまう原因を大きく分けると以下の3つです。
- 環境要因
- 仕事要因
- 自分要因
それぞれ詳しく紹介していきます。
仕事が辛い原因|環境要因
環境要因で仕事が辛いと感じる人は、具体的に以下のようなことで悩んでいます。
- 職場の人間関係が悪い
- 会社の方針や社風になじめない
- 悩みを相談できる人がいない
特に多いのが人間関係で悩んでいる方です。
一般的には週5日・1日8時間、一緒に仕事をする職場の同僚や上司との人間関係が悪いとかなり仕事が辛く感じてしまいます。
パワハラやセクハラを受けているならなおさらです。
仕事なので、友だちになる必要まではありませんが、人間関係が上手くいっていないと仕事を円滑に進めることが難しくなります。
結果的に仕事も上手くいかないので、仕事を辛いと感じてしまいます。
会社方針や社風が自分の価値観と合わないことで、仕事が辛いと感じる人もいます。
雰囲気が体育会系で合わない人、逆に雰囲気が緩くて合わない人など、自分の性格と社内の雰囲気が合わない人はストレスが溜まりやすいです。
「あいさつは大きな声で」
「飲み会や社員旅行は絶対参加」
「休日でもお花見やバーベキューは絶対参加」
などなど、自分に合わないと感じるルールが決められている会社に入ってしまうと、事あるごとに強いストレスを感じてしまいます。
また、相談できる人がいないと、一層仕事が辛いと感じてしまいます。
ストレスや悩みを抱えていても、相談できる人がいればある程度は発散できます。
しかし、相談できる人がいないと1人で抱え込んでしまうことになり、精神的に病んでしまうケースも少なくありません。
仕事が辛い原因|仕事要因
次は仕事要因です。
仕事要因で仕事が辛いと感じている人は、具体的に以下のようなことで悩んでいます。
- 自分の性格と仕事が合っていない
- 労働条件が悪い(過重労働、長時間労働、休日出勤、低賃金など)
- 自己実現ができない
そもそも自分の性格と仕事が合っていないと仕事は辛いです。
例えば、コミュニケーションが苦手な人が、コミュニケーションスキルが必須な営業の仕事をしていると強いストレスを感じます。
また理不尽なクレームが多い仕事も、ストレス耐性が低い人には合っていません。
自分の性格が今の仕事と合っているかどうかは考えてみましょう。
また労働条件が悪いことも環境要因の一つです。
人手不足の会社であれば一人一人にかかる仕事の量は多くなりますし、長時間労働や休日出勤になりがちです。
自分のキャパシティを超える仕事を抱えていたら、心身ともに疲れてしまい、仕事を辛いと感じてしまします。
労働条件では、労働のわりに低賃金だと仕事が辛いと感じやすくなります。
割りに合わないと感じるのは当然のことですし、「こんなに頑張っているのに…」と思ってしまいやすいです。
仕事で自己実現ができないことが辛いと感じる人もいます。
具体的には、以下のような悩みです。
- 成長が実感できない
- 自分のやりたいことができてない
- 社会貢献ができていない
仕事に意味が見出せないと、「何のために仕事をしているんだろう…」と感じてしまい、精神的に仕事が辛いと感じてしまします。
仕事が辛い原因|自分要因
最後が自分要因です。
自分要因で仕事が辛いと感じている人は具体的に以下のようなことで悩んでいます。
- 仕事が好きになれない
- 自信が持てない
- 漠然と将来に不安を感じる
仕事が好きになれないという人は仕事を辛く感じることが多いです。
「好きではないことをする」ということはストレスが溜まりやすいものです。
ストレスが溜まっていくと仕事が辛いと感じてしまいます。
また仕事が好きでなかったり、成果が出せずにいると自信を持てず、さらに仕事が辛いと思うことが増えてしまいます。
自信がないと自己嫌悪に陥ることが多くなるので、トラブルがあれば自分の責任だと感じるようになってしまう人も多いです。
仕事が好きになれず、ネガティブ思考に陥るようになると、漠然と将来に不安を感じるようになります。
将来に不安を感じながら仕事をすることは精神的にキツいことです。
不安を長く感じていると、仕事が辛いと思うようになってしまう人も少なくありません。
仕事が辛いと感じる原因に関してはコチラの記事も合わせてご覧ください。
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【環境要因】仕事が辛いときの対処法
環境要因で仕事が辛いと感じているなら以下の対処法があります。
- コミュニケーションを頻繁にとる
- 他人に期待しない
- 正しい伝え方
順に紹介していきます。
コミュニケーションを頻繁にとる
環境要因の対処法で最も有効なことは、コミュニケーションをもっと頻繁にとることです。
「人間関係が悪い」「職場になじめない」と感じている人は、そもそもコミュニケーションが足りないからかも。
上司や同僚とよく話をしてみると、「上司は自分のことをこう思っているに違いない」などとお互いの認識が食い違っていたり、誤解をしているだけということが分かることがあります。
コミュニケーションを頻繁にとることで、お互いのことがよくわかりますし、仕事の進捗も共有できるので、仕事がしやすくなります。
他人に期待しない
他人に期待しないというのも有効です。
そもそも、人それぞれ考え方は違って当たり前です。
違うことが当たり前という前提なら、どうしてわかってくれないんだろうではなく、どういう風に伝えれば、考えの違う人にも分かりやすいかなと前向きに考えられるようになります。
また「上司だから・先輩だから・◯年目だから、できるだろう・わかっているだろう」と考えるのもやめるようにしましょう。
わかっているだろう、できるだろうと期待して、期待通りにならなければストレスです。
勝手に期待された方も「ハッキリ言わないとわからない」「聞いていないから知らない」などと感じるので、お互いに悪印象を持つようになり人間関係の悪化に繋がります。
「これくらいはわかっているだろう」などと他人に期待するのではなく、やってほしいことがあるならハッキリと伝えることが人間関係を作る上でも大切です。
正しい伝え方
環境要因の改善には自分の意見の「正しい伝え方」も身につけましょう。
正しい伝え方を知らないと、「不愉快に思われないかな?」などとあれこれ悩んでしまいますし、感情的に不満をぶつけてしまうと人間関係が悪くなっていまします。
そこで役に立つのがアサーティブ・コミュニケーションです。
アサーティブ・コミュニケーションの中でも代表的な手法「DESC法」を使えば相手の感情や勢いに流されることなく、自分の主張や感情を上手く伝えることができます。
DESCは以下の略です。
E(Express)=表現する(自分の考えや気持ちを伝える)
S(Specify)=提案する(解決策を具体的に提案する)
C(Consequences)=結果を伝える(状況がどのように変化するかメリットを話す)
例えば自分の仕事が手一杯のときに、上司から急ぎの仕事を依頼されたとします。
DESC法を使って返答すると、以下のようになります。
Describe→「今は〇〇の仕事をしていて、今日が納期です。急ぎの仕事を優先すると〇〇の納期に間に合わなくなります。」
Express→「納期に遅れて取引先に迷惑を掛けることは避けたいのですが、どちらを優先すればいいでしょうか?」
Specify→「急ぎの仕事が優先であれば、取引先に納期を遅らせることができないか確認してみます。」
Consequences→「納期の調整ができれば急ぎの仕事に対応可能です。ですが調整ができない場合は別のメンバーにお願いしてもらうほうがいいと思います。」
このようにDESC法を使うと自分の意見もしっかり伝えられるので、どちらになるにせよ、お互い納得して仕事を進めることができます。
このときに「今忙しいのでできません!」と回答すると、相手は攻撃的な感情をぶつけられたと感じ、人間関係に悪影響です。
「わかりました」と何も言わずに引き受けると、自分を追い込みます。
DESC法に代表されるアサーティブ・コミュニケーションを身につけることで、自分のことも相手のことも大切にしたコミュニケーションが可能です。
ぜひ学んでみてください。
【仕事要因】仕事が辛いときの対処法
次に仕事要因で仕事が辛いと感じているなら以下の対処法があります。
- ワークエンゲージメントを高める
- 成長目標を持つ
- 仕事量・残業時間について相談する
順に紹介していきます。
ワークエンゲージメントを高める
ワーク・エンゲージメントとは仕事に対して感じる充実感や就業意欲を総合的に表した言葉で、メンタル面の健康度を示しています。
ワーク・エンゲージメントが高い状態だと、仕事に対して前向きで充実している心理状態です。
仕事に前向きに取り組めているとストレスを感じることはありませんし、仕事が辛いと思うこともありません。
ワーク・エンゲージメントを高めるには個人と仕事の2つの資源が関係しています。
仕事が辛いと感じている人はワーク・エンゲージメントを高めるために、個人の資源と仕事の資源の両面からアプローチしましょう。
成長目標を持つ
個人の資源に対してできることは成長目標を持つです。
仕事で会社や上司から設定される目標ではなく、自分の成長目標を持つことが重要です。
どんなに小さなことでも大丈夫なので、達成したときに自分が嬉しい、少しでも成長を感じられる目標を設定しましょう。
モチベーションアップの原動力となる成長目標を持つことで、前向きに仕事に取り組むことが可能です。
仕事に前向きに取り組むことができれば、ワーク・エンゲージメントが高まってきます。
仕事量・残業時間について相談する
仕事の資源に対してできることは仕事量・残業時間について相談するです。
仕事量・残業時間について相談することで、以下のことが期待できます。
- 仕事量や残業時間などの負担減
- 上司や同僚のサポート
- フィードバック
これらによって単純に負担が少なくなりますし、モチベーションを高めることも可能です。
モチベーションを高めることで、ワーク・エンゲージメントの向上に繋がります。
個人と仕事の資源両面からワーク・エンゲージメントを向上させていきましょう。
【自分要因】仕事が辛いときの対処法
最後に自分要因で仕事が辛いと感じているなら以下の対処法があります。
- できることに全力でコミットする
- 自分を褒める
- 自己分析する
- 技能・能力を高める
- 職種を変える
順に紹介していきます。
できることに全力でコミットする
「仕事が好きになれない」と悩んでいると、モチベーションは上がりませんし、ストレスがどんどん溜まっていきます。
仕事が好きになれないと悩んでいる方は、そもそも「仕事は好きじゃないといけない」「好きなことを仕事にしたい」と思っているのかもしれません。
もしこのように考えている方は、まずはできることに目を向けてみましょう。
できることに注力すると成果が出やすくなりますし、成果が出ることで仕事が楽しくなってくることもあります。
成果を積み重ねていくと、自分の能力に対しても少しずつ自信を積み重ねていくことが可能です。
自信が積み重なるとワーク・エンゲージメントが高まりますし、できることが増えてくれば、仕事が好きになることもあります。
自分を褒める
自分を褒めることも重要です。
まずは自分で自分の頑張りを認めてあげることで、自信がつきやすくなりますし、ワーク・エンゲージメントを高めることができます。
ワーク・エンゲージメントの高め方で「成長目標」について書きましたが、成長目標を細かく設定して、小さな目標を達成するたびに自分を褒めてあげましょう。
自己分析する
「自分を褒める」にも関連しますが、自己分析をすることも大切です。
自分を褒めるためには自分のことをしっかりわかっていないと正当な評価ができません。
もし他人との比較で評価してしまうと、自分がどれだけ頑張っても、成果を積み重ねていても、他人がより成果を出していれば、自信にはつながりません。
自分と他人とを比較するのではなく、自己分析をしっかりと行うことで、自分が設定した目標に対してどんな行動をとったのか、成果はどうだったか、成長できたかを確認するのが重要です。
あくまで自分の成長にフォーカスして、自己分析・評価を行い、目標を達成できていれば、自分を褒めてあげましょう。
ただし他人からの評価が不要というわけではありません。
自分視点のみだと自分の考えが凝り固まったり、自己中心的になることもあります。
上司や同僚からフィードバックや評価をもらがら、仕事に取り組むようにしましょう。
技能・能力を高める
自信をつける方法としては単純に技能・能力を高めることも重要です。
自分の技能・能力を高めることで、成果は出やすくなりますし、自然と自信がついていきます。
ただし自己学習を継続することは難しいことです。
何となく自己学習を始めてみて、1週間もたたずにやめてしまうという人は少なくありません。
自己学習を続けるためにも、やはり成長目標が重要です。
自分が自己学習をすることで、どのようなスキルを得たいのか、どのように成長していきたいのか、という目標をしっかり持ちましょう。
目標をしっかりと持つことで、自己学習を継続しやすくなります。
成長目標を持つことは、自身を高めるという効果だけではなく、将来に対する不安を軽減することにも役立ちます。
成長目標を明確に持っていると、自分が目指す姿がイメージできているということです。
目標を達成するプロセスが見えているので、将来に対する不安は軽減できます。
キャリアビジョンをイメージできていないと不安になってしまうので、ワーク・エンゲイジメントが低下し、仕事が辛いと感じてしまいます。
ぜひ成長目標を設定して、目標に向かって技能・能力を高めてください。
職種を変える
社内で職種を変えてみることも対処法の一つです。
「仕事が好きになれない」と思っていたり、仕事が成果が出せずに「自信が持てない」と思っている人は、今の仕事が自分に合っていないだけかもしれません。
社内に自分の性格や能力に合った職種があれば、その職種に異動するだけで状況はガラッと変わる可能性は高いです。
自分に合った職種であれば、仕事の成果は出やすいですし、自信も自然とつくなど、ワーク・エンゲイジメントが向上しやすくなります。
また社内で職種を変えることができれば、転職するよりもリスクは低いです。
いきなり転職するよりも、まずは社内で職種を変えることができないか打診してみましょう。
異動を打診する際には、現在の職種への不満などの後ろ向きの姿勢ではなく、将来への希望などの前向きな姿勢で上司と交渉してください。
今の職種の不満を伝えると、今の上司の印象が悪くなりますし、異動できなければ気まずくなってしまいます。
「こいつは転職するかもしれない」と思われると腫れ物のように扱われるなど、部署内でのけ者になってしまう可能性もあります。
職種を変える場合は、しっかり前向きな姿勢で臨みましょう。
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それでも仕事が辛いあなたに!ストレス解消法
ここからは仕事が辛い原因を考え、対処法を実践してみても仕事が辛いあなたにストレス解消法を紹介していきます。
- 瞑想する
- 休暇をとる
- 体を動かす
- 日記を書く
- 湯船に浸かる
仕事が辛いを解消!|瞑想する
まず紹介するストレス解消法は「瞑想」です。
マインドフルネスと呼ばれる瞑想の一種が有名で、Googleがマインドフルネスを取り入れた「SIY」というトレーニングを開発したことでも注目を集めています。
マインドフルネスでは「今という瞬間に、自分のありのままの状態に気づくことで心を整える」ということを目指します。
瞑想によって具体的に以下のような効果が期待できます。
- 集中力、生産性の向上
- 不眠の解消、睡眠の質の向上
- うつ病や不安の緩和
- ストレスの軽減
- リラックス効果
瞑想を続けることで、ストレスになる物事や思考にとらわれず、リラックスできる時間を増やすことができます。
瞑想のやり方は20分~30分掛けて行う方法が良いとされていますが、慣れるまでは10分程度でも大丈夫です。
迷走の手順を解説します。
瞑想はこのように手軽に行うことができますが、効果は絶大です。
ですが1日、2日で効果は出ないため、毎日繰り返すことが重要になります。
ぜひ朝起きた後や寝る前、休憩時間など、短い時間でも行ってみてください。
仕事が辛いを解消!|休暇をとる
ストレス解消には休暇を取ることも重要です。
たっぷり睡眠をとったり、趣味などで気分転換をすることで心身ともにリフレッシュすることができます。
特に旅行は物理的にも仕事と距離を取ることができるのでおすすめです。
ただ職場によっては「みんな休暇を取っていないから」「みんなにどう思われるか不安」といった理由で、休暇が取りづらい雰囲気ということも少なくありません。
ですが人に迷惑をかけたくないからとはいえ、心身が疲れ切って、倒れてしまっては本末転倒です。
もし休むことに罪悪感を持ってしまう場合は休む目的を明確にしましょう。
「休み明けにフルパワーで働くために休む」
「疲れているせいでミスが続いているから休む」
など仕事のためだと考えると、心理的なストレスは軽減できます。
心身ともに休むことは重要です。
必要な時は迷わず休暇をとって、疲労とストレスを解消しましょう。
仕事が辛いを解消!|体を動かす
体を動かすこともストレス解消に有効です。
運動にはネガティブな気分を発散させたり、心と体をリラックスさせる効果があります。
特に効果的なのが体の中に空気をたくさん取り入れながら行う有酸素運動です。
有酸素運動は脳が刺激され、ストレスを和らげてくれる効果があります。
有酸素運動の中でもランニングやダンスなどの一定の動きを繰り返すリズム運動も効果的です。
リズム運動は、ストレスに対して効能のある脳内物質であるセロトニンを活性化してくれます。
ただランニングやダンスなどはハードルが高いと感じてしまう方は、近所を散歩することから始めてみるのがおすすめです。
近所の散歩を1日20分程度、体がポカポカして汗ばむくらい続けてみましょう。
散歩で効果があるか疑問を持つかもしれませんが、いきなり頑張りすぎると継続できない人が多い傾向があります。
ストレス解消のためにも、ちょっと汗をかく程度の運動を継続するようにしましょう。
仕事が辛いを解消!|日記を書く
日記にストレスをぶつけることもおすすめのストレス解消法です。
心の整理が苦手な人は、小さなストレスを心に溜め込んでしまいます。
例え小さなストレスであっても積もり積もれば大きなストレスです。
そこで日記に日々のストレスを書き込むだけで、その日のストレスを発散することができます。
日記を書いた後は誰かに愚痴こぼすのと同じようなスッキリとした気持ちです。
最初は時系列にそって書くなどの細かいルールは必要ありません。
ただただ不満を書きなぐるだけで大丈夫です。
一つルールをつけるとすれば、手帳や日記帳に手書きで書くことが大事です。。
手書きで文をまとめることには脳を活性化する効果があり、スマホやパソコンで日記を書くよりもストレスが解消されます。
また手書きをすることで気持ちを整理する力や思考力を鍛えられるので、仕事に好影響が出ることもあります。
まずは短い文章で不満を書きなぐることから日記を始めてみてはいかがでしょうか。
仕事が辛いを解消!|湯船に浸かる
ストレス解消のためには湯船に浸かることも有効です。
なぜなら湯船に浸かることで以下の効果が得られるからです。
- 血行が良くなり、疲労回復に繋がる
- お湯の湯力が体の緊張をほぐしてくれる
- 副交感神経優位になり、リラックスする
リラックスできるお湯の温度は38℃~40℃のぬるめが良いと言われています。
42℃以上の熱めのお湯は交感神経の働きを活発にし、リラックスできなくなるので注意してください。
仕事が辛いと感じている方は、シャワーだけで済まさず、しっかりと湯船に浸かって、ストレスを解消しましょう。
ホワイト企業へ転職するコツ
対処法を試してみて、ストレス発散もしたけど、どうしても仕事辛いと感じる場合は、転職をするべきです。
今の職場での悩みは、ホワイト企業に転職することで簡単に消し飛ぶ可能性もあります。
でも、「ホワイト企業に転職なんて簡単にできるの?」と不安に思うでしょう。
この章では、ホワイト企業に転職するための3つのコツを紹介します。
- 転職エージェントを利用する
- 退職する前に転職活動を始める
- ホワイト企業への転職例を知る
転職エージェントを活用する
転職活動をするなら、転職エージェントには絶対に登録するべきです。
転職エージェントは完全無料なのに、求人の紹介や面接対策、履歴書添削など幅広い転職サポートを行ってくれます。
しかし、転職エージェントはかなり多くあります。
どの転職エージェントを選ぶべきか迷ってしまう人も多いと思います。
転職エージェント選びで迷った際には、以下の3つのポイントを確認してみてください。
- 求人件数
- サポート内容
- プライバシーマーク
上記の3つのポイントで考えて、魅力的だなと思った転職エージェントに登録することをおすすめします。
具体的におすすめの転職エージェントは下記の3つです。
- パソナキャリア
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
転職エージェントは、併用可能です。
魅力的に感じる転職エージェントがあったら、複数に登録した方がいいです。
転職エージェントの選び方に関してはコチラの記事も合わせてご覧ください。
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退職する前に転職活動を始める
転職活動は現在勤めている会社を退職する前に始めた方がいいです。
転職活動をしてみて、今務めている会社が思いのほか好条件だったことに気づいたり、気に入る求人を見つけられなかったりする可能性もあります。
そんな時に、務めていた企業を退職していたら戻ることは難しいです。
退職前だったら、以前同様に仕事をすればいいだけです。
新しい転職先が決まってから、退職の意志を伝えたら、引継ぎが間に合わないと思うかもしれません。
そういう時は、転職先企業にあらかじめ就職時期が1、2か月先になる旨を伝えておきましょう。
あらかじめ伝えておけば、多少の融通は利かせてくれる企業が多いです。
ホワイト企業の見抜き方を知る
転職が成功したとしても、転職先企業がブラック企業だったら問題は何も解決しません。
環境が変わっただけで、再び辛い仕事が待っているだけです。
転職のためには、ホワイト企業を見抜く力が必要不可欠です。
残念ながら、転職エージェントが紹介する求人にもブラック企業は混ざっています。
つまり、自分自身で企業を見分ける力を身に着ける必要があります。
以下にホワイト企業の特徴をまとめます。
- 女性社員のサポート体制が整っている
- 研修制度が充実している
- 不利な情報を隠さない
- 有給休暇取得率が高い
- 財務状況が健全である
- 離職率が低い
上記のような特徴を兼ね備えている企業はホワイト企業の可能性が高いです。
全て兼ね備えている企業を見つけることは難しいかもしれませんが、最低でも半分の要素は満たしている企業を選んでください。
また、転職エージェントで紹介された求人を、口コミサイトでしっかりと調べることも大切です。
その企業で働いていた生の声を大事にしてください。
仕事で悩んでる時に励まされる名言集
最後に仕事で悩んでる時に励まされる、偉人・著名人の名言を紹介します。
仕事が辛い時に励まされる名言
仕事が辛い時に励まれる名言を3つ紹介します。
心の底からやりたいと思わないなら、やめておけ。
ヘミングウェイ
(アメリカ合衆国の小説家・詩人)
ちっとも楽しくないことに高い能力を発揮するのは至難の業。
ジャック・ニコラス
(アメリカのプロゴルファー)
会社がつまらいと言うけど、実は自分がつまらないだけってこともある。
所ジョージ
(日本のコメディアン)
仕事が失敗した時に励まされる名言
仕事が失敗した時に励まれる名言を3つ紹介します。
失敗?これはうまくいかないということを確認した成功だよ。
トーマス・エジソン
(アメリカの発明家)
ミスをしない人間は、何もしない人間だけだ。
松本人志
(日本のコメディアン)
4000のヒットを打つには、ぼくの数字でいくと8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。
イチロー
(元プロ野球選手)
転職を考えている時に励まされる名言
転職を考えている時に励まれる名言を3つ紹介します。
好きな職業についても幸せになるとは限らない。どんな仕事や境遇にも負けない素養を今のうちに身につけよう
富野由悠季
(日本のアニメ監督)
イヤならやめろ!ただ本当に嫌だと思うほどやってみたか?
堀場雅夫
(日本の実業家)
僕もグラウンドに行きたくない日はたくさんあるのです。
イチロー
(元プロ野球選手)
「仕事辛い」まとめ
以上、仕事が辛いと思う原因と対処法について紹介しました。
要点をまとめます。
- 仕事を辞めたいと感じることは甘えではない
- 仕事が感じる原因は環境・仕事・自分の3つの要因がある
- 環境要因は周囲との関係性によるものでコミュニケーションが鍵
- 仕事と自分要因にはワーク・エンゲイジメントを高めることで対処
- それでも仕事が辛いなら様々なストレス解消法も試してみよう
なぜ仕事が辛いと思うのか、まずは原因を特定しましょう。
そのためには仕事やプライベートに限定せず、全てのストレスを紙に書き出します。
この時、頭の中ではなく自分の目で客観的に見ることができる紙に書き出すのがポイントです。
全て書き出せたら、ストレスを仕事とプライベートに分けます。
仕事のストレスを環境・仕事・自分と更に3つに分類して、細かく原因と対処法を考え、それぞれの対処法を実践していきましょう。
仕事が辛いという状態が続けば心身ともに疲弊し、精神的に病んでしまう可能性があるので放置は厳禁です。
ですがすぐに「辞める」「辞めない」で考えるのではなく、ストレスの原因に対処できないか考えてみましょう。
ぜひこの記事を参考に、ストレスに対処して、仕事が辛いという状態からの脱出を目指してください。
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