今の時代、転職を考える人は転職エージェントを利用するか、しないかは誰もが悩むことだと思います。
- 転職エージェントを使った転職の流れ
- 転職エージェントの使い方
- 転職エージェントを使った転職の注意点
- 周りの人と差をつける転職エージェントの活用法
転職エージェントを使って転職をする場合、エージェントを使った転職の流れをあらかじめ知っておかなければ上手に使うことができず、自分の理想とした転職を実現することは難しくなってしまうでしょう。
今回は転職エージェントを使った転職の流れとそれぞれの段階でのあなたのやるべきことを一つ一つ丁寧に解説し、エージェントを上手に使ってあなたにとっての理想の転職を実現させる第一歩を踏み出していただければと思います。
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目次
転職エージェント登録〜内定までの流れ
転職エージェントを使った転職では、大まかに上記ような流れで進んでいきます。
自分だけで転職する場合も同じように進んで行くと思うのですが、エージェントを利用する事で自分一人では応募できない企業に応募することができたり、選考の対策ができたりするのでそれぞれの段階での具体的な流れを次からの章で解説していきます。
転職エージェント利用の流れ①登録〜電話での日程調整
初めに転職エージェントに登録から電話までの流れを詳しく解説していきます。
登録〜電話の中でもいくつかあなたがやるべきことがありますので、ただ登録するのではなく転職を成功させるための第一歩として丁寧に進めていきましょう!
エージェントへの登録内容
まず、登録する時の内容が以下の3点です。
- 年齢や年収などの個人プロフィール
- 職業履歴
- あなたが転職先に求める転職希望や希望職種などの希望条件
面談でもあなたの情報は聞かれますが、一番初めの情報は登録時の情報になります。
登録時の情報を元にエージェントは面談で聞くことを決め、面談と登録内容を元に紹介する求人を決めます。
なので適当に登録してしまうと全然興味のない企業を紹介されてしまうかもしれません
また、情報が少ないとやる気がないと思われてしまい、今後紹介してもらえる求人の質が下がったりしてしまうことがあります。
そのため登録する前に自分の理想とする転職を考え、考えた理想をしっかり書いてから登録するようにしましょう。
エージェントからメール、電話が来る
エージェントに登録すると2〜7日後に電話、またはメールがきます。
ここでは面談の日程調整を行います。
エージェントが対応できる時間が登録したエージェントによって様々で19〜20時まで対応してくれているところが多く、中には土曜日や休日も面談が可能なエージェントも存在しますので営業時間をしっかりと調べてから日程を決めるようにしましょう。
また遠かったり、時間が取れないなどで面談が難しい場合は、電話で面談することもできます。
転職エージェント利用の流れ②面談〜求人紹介
日程が決まったらエージェントとの面談になります。
エージェントと面談する時の服装は基本的に自由ですが、一応面談の場ですのでオフィスカジュアルな服装で行くようにしましょう。
事前に準備するもの
面談前に準備するものは以下の3(4)点です。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 筆記用具
- ポートフォリオ(*クリエイティブ系の仕事の人のみ)
面談ではこれらの資料と登録内容を元に進められていきます。
エージェントとの面談で聞かれること
- 転職活動の状況と転職理由に関すること
- 職務経歴やスキルについて
- 希望年収などの条件について
これらのことが主に聞かれます。
面談を元に紹介してもらえる求人が決まるので経歴に嘘をつかず、自分の思いをしっかりと伝えるようにしましょう。
また、面談時にたまに現職や前職の不平不満ばかり言ってしまう人がいるのですが、これは自分の印象も落としてしまうのでマイナスな発言は言い過ぎないように注意しましょう。
エージェントからの求人紹介
エージェントとの面談を通じてあなたの希望と近い企業を紹介してもらえます。
紹介してもらった企業を受けるか、受けないかを決めるのはあなた次第です。
一週間以内に意思表示の連絡をするようにしましょう。
転職エージェント利用の流れ③応募〜選考
紹介してもらった企業を応募したらいよいよ選考入ります。
エージェントを利用するメリットをフル活用して本命企業の内定を目指しましょう。
面接の日程調整
日程調整はエージェントがしてくれるのでエージェントと連絡を取りながら面接をする日程を決めましょう。
また、面接の日程調節時に内定をもらった後に困らない日程調整を意識することをオススメします。
大体の企業は内定をもらってから約一週間で入社するかの判断を決めなければいけないのですが、もし第一志望の企業が一週間よりも後に連絡が来る場合せっかく内定をもらった企業を蹴らなければならなくなってしまいます。
そうならないためにも内定をもらった後も意識した日程調整を心がけましょう。
エージェントを利用した面接、履歴書の対策
エージェントを利用すると応募した企業に合わせて選考の対策をしてもらえます。
エージェントは企業の人事の人ともつながっていることが多いので面接時の人事のタイプやヒアリングの内容を教えてもらい対策することができるからです。
転職エージェント利用の流れ④最終面接〜内定後のサポート
転職活動のゴールも後一歩です。
この章では最終面接から内定後の流れについて解説していきます。
転職を目指す人は選考ばかりに目がいってしまい、内定をもらった後に気が抜けてしまい苦労してしまう人が多いので最後まで気を抜かずにゴールまで走り切りましょう。
エージェントを利用した交渉について
最終面接〜内定のタイミングでエージェントを通じて給与や待遇の交渉をしてもらうことができます。
年収交渉では提示された年収から最大で10%ほどの上昇が望める場合があります。
- できる限り高い評価を受けて内定を勝ち取る
- 競合他社からの内定もらう
上記の二つがあると給与交渉で有利に立つことができます。
エージェントは交渉もしっかりしてくれるので遠慮せずに自分の希望をしっかり伝えておきましょう。
内定後のエージェントのサポート
エージェントを利用すると内定後もサポートをしてくれます。
転職者は現職を退職する時に変な書類にサインさせられたりといったトラブルがに巻き込まれてしまうことがあるのですが、わからない事があったらエージェントに相談する事で適切なアドバイスをもらう事ができ、退職までスムーズにする事ができます。
転職エージェントを上手に活用する方法
以上がエージェントを使った転職の流れになっていきます。
ここまでで転職の流れが具体的にイメージできるようになっていると思います。
この章では流れを理解した上で周りの人と差をつける転職エージェントの使い方について解説していきます。
エージェントを使いこなして理想の転職を実現させましょう!!
エージェントは複数登録する
エージェントは複数登録するようにしましょう
余裕のある人は4社(大手エージェント2社、特化型のエージェント2社)くらい登録しておくと良いでしょう。
- 自分にあったエージェント選ぶ事ができる
- より多くの求人と出会える
日本には転職エージェントが15000社以上あると言われています。
エージェントにはハイキャリアの人の転職を得意とするエージェントや未経験採用を得意とするエージェント、地域での転職を得意とするエージェントが存在します。
また、エージェントによって求人数に力を入れていたり、サポートの質に力を入れていたりとエージェントによって様々な特徴があります。
自分はどのエージェントを使うと良いのかを見極めるためにも複数のエージェントに登録してみることをオススメします。
また、複数のエージェントに登録することでたくさんの企業とである事ができ、自分に合った企業と出会える確率が高くなります。
転職に対するモチベーションを積極的にアピールする
転職エージェントを使った場合やる気をえエージェントに伝えることはとても大切になります。
- 自分のキャリアについて真剣に考えてくれる
- 優良企業を紹介してもらえる可能性が高くなる
- 選考対策に力を入れてくれる
転職エージェントは転職希望者の転職を成功させることで企業から紹介料をもらい利益を出す事ができます。
そのためエージェント側も転職意思がある人ほど積極的にサポートしてくれるようになります。
やる気を伝える方法としては、キャリアプランを具体的に考える、連絡を早く返す、などいろいろあると思いますが、エージェントを複数登録していることを伝えることはとても有効です。
やる気がり、複数登録していることを伝えるとエージェント側もあなたを他のエージェントに取られないようにと必死にサポートしてくれるでしょう。
面接後は必ずフィードバックをもらう
応募した企業と面接をした後は必ずエージェントを通じてフィードバックをもらうようにしましょう。
一人で転職活動をしていると面接後にフィードバックをもらう事は難しいですが、エージェントを使うとエージェントが人事の人に感想を聞いてくれます。
- 評価された点
- 懸念点
特に懸念点を聞く事が大切で、懸念点を聞く事で次の面接では対策ができるようになり、次回の面接は通過できる確率が上がるります。
面接を攻略するためにもフィードバックをもらい、次に生かすことを意識しましょう。
流れを理解したら登録しよう!オススメの転職エージェント5選
- リクルートエージェント
- パソナキャリア
- マイナビエージェント
- type転職エージェント
- JACリクルートメント
リクルートエージェント
- 転職エージェントの最大手
- 求人実績業界No.1
- 幅広い職種、業界を紹介
サービスもしっかりしており、誰でも安心して使う事ができます。
しかし、登録者も多く、一人一人のアドバイザーの負担も大きいためメールのやりとりなどの細かい対応が少し遅い傾向があります。
しかし、1番実績のあるエージェントなので迷ったら登録して間違いないエージェントと言えます。
パソナキャリア
- サービスの質が高い
- 幅広く求人を紹介してもらえる
- 女性でも安心して利用できる
オリコン顧客満足度でも2年連続で1位を取っています。
また女性の転職も得意としており、女性の立場を深く理解した転職をサポートしてくれます。
マイナビエージェント
- 今最も勢いのあるエージェント
- 20代や第二新卒の転職を得意としている
- 丁寧なサポートを受ける事ができる
特に若い人の転職を得意としおり、未経験でも可能な求人が多く自分の経歴に自信がない人でも熱心に対応してくれるアドバイザーと一緒に転職活動を進められるます。
type転職エージェント
- 転職者の71%の人の年収UPを実現
- 幅広い年代の転職をサポート
- IT系の転職実績多数
また、転職初心者には「初めての転職相談会」を開催したり、ミドル・エグゼクティブ専門のコンサルタントがいたりと幅広い年代の転職サポートをしている点も大きな特徴です。
IT系の転職実績が豊富なのでIT業界に転職を希望している人は登録するべきエージェントとなっています。
JACリクルートメント
- 外資系企業への転職に強い
- 33~40歳のミドル層の転職実績多数
- ハイキャリアに特化したエージェント
また、年収600万〜2000万円のハイキャリアの人に特化して扱っており、年収低いと求人を紹介してもらえない事があります。
他のエージェントよりも外資系企業、ハイキャリア向けの企業に詳しいアドバイザーが多いので外資系企業に転職したいハイキャリアの人は登録必須のエージェントになります。
エージェントを利用した転職の流れのまとめ
以上が転職エージェントの流れとなります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
これであなたも転職の流れやエージェントの上手な活用方法を知る事ができたと思います。
転職の流れを知り、理解する事が転職の第一歩です!
エージェントの種類は本当にたくさんあるので自分にあったエージェントを探すことが大切になります。
あなたが理想の転職を実現できることを心から祈っています。