突然ですが、転職先を探すのにお困りではないですか?
最近では、数多くの転職エージェントが存在してますよね。
しかし、多くの人がそれらの転職エージェントをが「使えない」と感じているんです。
実際に利用したことがある方で、このように感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、転職エージェントは使い方や選び方次第で、圧倒的に有利な転職活動に活かすことが出来ます!
そこで今回は、「使えない」転職エージェントの特徴やその理由、正しい転職エージェントの活用方法などについて紹介したいと思います。
転職は仕事を変えるという大事なタイミングですから、どうせなら心から満足できる新たな就職先を見つけたいですよね。
この記事を読んで、賢く有利な転職活動を行いましょう!
転職エージェントを使っているのになかなか上手く転職活動が進んでない方、必見です!
- 使えない転職エージェントの特徴は、連絡が遅い・希望に合う求人を紹介してくれない・連絡を急かされるの3つ
- 使えない転職エージェントの裏事情には、ビジネスモデルとノルマが関係している!
- ただ、転職エージェントは使い方次第で圧倒的に有利な転職活動を行うことができる
- 内定率が上がったり、企業の内部情報を知ることができるなど転職エージェントを利用するメリットも山ほどある
- 統合型と特化型の転職エージェントの中からそれぞれ1つ以上登録して利用するのがおすすめ
- 自分に合った転職エージェントを見つけることが成功への近道!
マイナビ転職 |
(5.0) |
- 幅広い職種で採用を成功実績あり!
- スカウトサービス機能がとっても便利!
doda |
(4.0) |
- IT・エンジニア系・技術系の求人情報が多い
- 転職サイトと転職エージェント両方のサービスを受けることが出来る
リクナビNEXT |
(3.0) |
- 掲載企業数3年連続No.1
- 多くの求職者から最適な⼈材を集める、求⼈広告型の採⽤⽀援サービス
目次
使えない転職エージェントの特徴はこれ!
それではまず、多くの人が「使えない」と感じる転職エージェントの特徴を整理したいと思います。
- 連絡が遅い・来ない
- 希望の求人を紹介してくれない
- 連絡が多すぎる・急かされる
連絡が遅い・来ない
転職エージェントが「使えない」と感じる人の多くは、その連絡の遅さに不満を持っています。
転職エージェントさん自粛期間中から一切連絡ないんだけど大丈夫?
わたし転職できるの?????— ゆきやなぎ (@purin_kuitainaa) June 29, 2020
type転職エージェント、全然連絡してこない上に、やっと求人紹介して来たと思ったらクソみてえな求人紹介してきやがって
— あかり18卒(第二新卒NNT) (@tenshokushitai_) July 7, 2020
転職エージェント、持ち駒亡くなった後、「またいい案件ございましたらご紹介します」とか言ってくるくせに、大抵が連絡よこさなくなる。内定決められなかったクソ顧客は切り捨てって考えですね。
— たらスパ (@Tarakospaumai) June 30, 2020
自分の連絡に対してのエージェントの返信が遅かったり、返ってこなかったりすると不信感が募ってしまいますよね。
転職エージェントからの返信が遅い理由として下記の3つがあげられます。
- 担当者が数多くの求職者を抱えており、スムーズな進行が難しい(大手の転職エージェントに多いケース)
- あなたに紹介できる案件がない
- あなたの転職の優先順位が低い
単に求職者が多くて手が回らないというケースもありますが、あなたに紹介できる案件がなかなかない、もしくはエージェントにとってあなたの優先順位が低いという場合も多々あります。
あまりにも連絡が来ない・遅いと感じる際は、自分の能力に見合った条件を出せているかなど見直した上で、担当者に素直に理由を聞いてみましょう。
それでも遅いという場合は、担当者の変更を申し入れたり、エージェント自体の変更・エージェントの複数活用を検討すると良いでしょう。
希望の求人を一切紹介してくれない
希望の業界や職種を提示しても、それとは全く異なる転職先ばかり紹介してくるということもあるようです。
転職エージェントに事務職希望だったのに求人すら見せてくれなかった…他の人がエントリーしてるからだって…こんなことってあるのかよ😰←初めてだから分からん奴
— しゅわしゅわ(=はなげ) (@hanagezokutyou) July 1, 2020
都内在住で勤務地も都内を希望してるのに、転職エージェントから長崎県諫早市の求人を紹介されたんだけど…
— うすぱ (@orangish_gooner) July 7, 2020
わざわざ条件を提示しているのにもかかわらず、それに見合うものを紹介されないのは確かに不満に感じてしまいますよね。
転職エージェントが希望求人を紹介してくれない理由として、下記の2つがあげられます。
- 希望業界や職種にあなたの実力に見合った求人案件がない
- 担当者がとりあえず受かりやすい案件を提示している
企業は、転職エージェントのクライアントでもあります。
企業の求人があってこその転職エージェントです。
よって、実力の見合わない人材を紹介して企業の信頼を失うなんてことは転職エージェントとしても絶対にNGなんです。
また、転職エージェントもビジネスですから、ギリギリのラインを攻めるよりかは、受かりやすいところに入ってもらって手っ取り早く報酬が欲しいという担当者も中にはいます。
よって、担当者と本音で話し合ってみて、自分の実力をなんとなく掴む事や、担当者のいうことを鵜呑みにせず、他の転職エージェントが提示してくれる案件もみてみることがベストな解決策でしょう。
連絡が多すぎる・急かされる
返信が途絶えてしまうこともあれば、逆にしつこいくらいに連絡がくる場合もあります。
必要以上に頻繁に連絡されるというのも、求職者にとっては「使えない」と感じてしまう要因ですよね。
転職エージェントのうざいところ
紹介された会社がなんか微妙で応募しないって言うと
「なんでですか?何が微妙なんですか?それをハッキリしてもらわないと困りますけど?求人だけで何がわかるんです?まずは面接に…」としつこいところ— げろだ (@gerodaru) July 21, 2020
てか転職エージェントありとあらゆるところから電話かかってくるし、メールバコバコ送ってくるし、システムメッセージもメールでくるから鬱陶しすぎる
— 愛る都(転職活動中) (@melto_x) July 3, 2020
また、在職中にもかかわらず、平日の昼間に何度も電話をかけてくるという転職エージェントもあるようです。
現在の職場に転職を検討していることを打ち明けていない、といった場合はかなり迷惑な話ですよね。
転職エージェントの連絡が多すぎる・急かされる理由として、下記の3つがあげられます。
- あなたの転職希望条件がぼんやりしている、もしくは明確に担当者に伝わっていない
- とりあえずあなたを早く転職させて報酬をもらいたい
- あなたを他のエージェントに取られたくない
第一に取るべき対策として、紹介して欲しい案件の条件を絞って、それ以外は紹介しないように担当者に伝えることが効果的です。
それでもしつこい場合は、あなたに気を配らないポンコツ担当者だったと見くびって、担当者の変更を申し出ましょう。
転職エージェントは多くありますから、他の転職エージェントに移るのも良いでしょう。
このように、転職エージェントについて不満を持っている方が多く存在するのです。
なんでこんなに使えない?転職エージェントの裏事情
転職エージェントがこんなにも使えないのはなぜなのでしょうか?
その理由について、実は転職エージェントの裏事情が大きく関わっています。
早速、知っておきたい転職エージェントの裏事情についてここで紹介したいと思います。
転職エージェントのビジネスモデル
世の中の多くの転職エージェントは無料で利用できますよね。
求職者が転職エージェントに対して、お金を払うことはありません。
ではどのようにして転職エージェントがビジネスとして成り立っているのでしょうか?
転職エージェントは、雇用契約が結ばれたときに企業側から、求職者の年収の約3割程度を報酬として受け取っています。
求職者の見込み年収 | 転職エージェントの報酬額 |
---|---|
400万円 | 120万円 |
700万円 | 210万円 |
1000万円 | 300万円 |
契約に至るまでの面談やその他のサポートは、どんなに行っても転職エージェントにとって利益になることはありません。
つまり、転職エージェントは求職者を転職に成功させ、雇用契約が結ばれた時に初めて自身の利益を得ることができるのです。
この仕組み自体が、求職者の幸せを第一とする転職サポートよりも、お金のための転職サポートを促進してしまっている可能性があります。
求職者が使えないと感じる転職エージェントを生み出している根本的な理由かもしれません。
転職エージェント内のノルマ
さらに、転職エージェントが使えない理由として、エージェント内での担当者のノルマが関係していることもあげられます。
転職エージェントの各担当者は「営業マン」です。
自分の抱えている求職者がどれほど企業に採用されるかによって、自身の収入にも影響を及ぼします。
転職成功の見込みがあると判断されれば、求職者の考えとは関係なしに何度も連絡がきたりする場合があるでしょう。
逆に、見込みがないと判断されれば、サポートは利益にならないため機械的な対応になったり、連絡が来ないといいう状況になる可能性もあります。
このビジネスモデルと担当者のノルマという2つが主な原因となって、求職者が「使えない」と感じる対応に繋がっているのです。
転職エージェントの裏事情についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も併せてチェックしてみてください!
裏事情を知った上での転職エージェントの有効活用のコツ
ここまで使えない転職エージェントの特徴と裏事情を紹介してきました。
ただ冒頭にもお伝えしたように、転職エージェントは使い方次第で圧倒的に有利な転職活動を進めることが出来ます。
次の説明を参考にして、有利な転職活動を行うために転職エージェントを上手く使えるようになりましょう。
希望をはっきりと伝える
転職エージェントを有効活用する上で、まずは自身の転職の条件や希望をはっきりと伝えることが重要です。
担当者と本音で話し合い、信頼関係を築くことができたら、「返信が遅くてイライラ!」「違う条件の案件ばかり紹介されてもうっ!」なんてことはなくなるでしょう。
また、今すぐにでも転職したいという人は、意欲を伝えるためにも自分から積極的に連絡をとることをおすすめします。
逆に、情報収集の段階である場合はその旨を伝えるのが良いでしょう。
さらに、担当者が希望の業界や職種に精通していないと感じた場合には、それらに詳しい担当者への変更を申し込むことも大切です。
妥協や遠慮をせずに、しっかりと自分の希望を本音で正直に伝えることが転職エージェントの有効活用への第一歩です。
複数の転職エージェントを利用する
また、複数の転職エージェントに登録して利用することも、有利な転職活動の重要ポイントです。
転職エージェントによって、保有している非公開案件が違ったり、得意分野が違ったりします。
また、転職エージェントはそれぞれの担当者によって、業界への理解度やアドバイスの内容などに大きな差が出ます。
複数の担当者と話をする中で、自分の実力を客観視し、最も納得できる転職先を見つけていくことがベストな有効活用と言えます。
その上で「他のエージェントにも登録している」と伝えることも効果的です。
前述のように、転職エージェントにとっては求職者を転職させることが自らの利益になるため、他社にとられてしまうというリスクは避けたいはずです。
複数の転職エージェントを利用している旨を伝えれば、後回しにされづらくなり、それぞれのエージェントを有効活用できます。
使えないばかりではない!転職エージェントのさらなるメリット
転職エージェントの使えない面ばかり紹介しましたが、決してそればかりではありません。
実は、転職エージェントを利用することのメリットも山ほどあるんです。
それではここから、転職エージェントをメリットを詳しくご紹介していきたいと思います。
- 内定率アップ!
- 企業の内部事情を知ることができる
- 非公開求人
- 企業との調整代行
内定率
有名企業の場合、60%以上が転職エージェントを経由しての転職と言われています。
逆に自力での転職活動の成功確率は40%程度です。
大企業などの人事は慢性的な人員不足により、転職エージェントの活用比率を上げている現状があります。
企業ごとの違いはありますが、自力のみで転職活動を行うことに比べれば、成功確率が上がるのは確かです。
企業の内部情報を知ることが出来る
ビジネスモデルについて説明したように、転職エージェントはその名の通り企業と求職者の「仲介人」です。
そのため、企業の人事担当者や現場の社員から、社内の雰囲気や様子などの情報を得ることが出来ます。
直近で転職する気は無いやけど久々に転職エージェントと話すと情報も得られて刺激にもなってよかった。
— トミート (@Tomonori888888) May 19, 2020
企業のWebサイトを見るだけでは分からない、よりリアルな内部情報を事前に入手できるのは面接対策などをする上で便利ですよね。
個人での転職活動に比べて、転職エージェントを利用する際の大きなメリットと言えます。
非公開の求人情報に出会える
転職エージェントでは通常の求人サイトに掲載されている求人情報だけでなく、非公開の特別な求人情報を扱っている場合があります。
非公開求人とは、「効率的に採用活動を行いたい」「募集背景を他社に知られたくない」などの理由で、一般的な求人サイトに公開されていないものを言います。
個人で就職活動を行うだけでは、これらの非公開求人にはほどんど出会うことができません。
転職エージェントみたいなん初めて使ってるんやけど、すごい便利やし、優良非公開求人ちゃんと紹介してくれる☺️
— まつ (@sssmatsu325) July 10, 2020
転職エージェントを利用すれば非公開求人にも選択肢が広がるため、希望に適う転職先が見つかる可能性も高くなるでしょう。
企業との調整を代行してくれる
個人で転職活動を行う場合、まず面接に至るまでの多くの手順を1人でこなすためかなりの時間や手間がかかりますよね。
転職エージェントを利用すれば、それらの負担を大幅に減らすことが出来ます。
また、内定後の条件交渉も代行してもらうことが可能です。
年収といった直接は伝えづらい条件も、間に入ってもらうことで調整をスムーズに行うことが出来るのではないでしょうか。
おすすめの転職エージェント
それではここで、数ある転職エージェントの中でおすすめできるものをご紹介します。
転職エージェントと一口に言っても、その種類や強みは様々です。
自分が希望する求人の条件に合わせて、利用する転職エージェントをしっかりと選択することが重要です。
転職エージェントには多様な業界や職種の求人を扱う総合型と、ある業界や職種の求人だけを扱う特化型のものがあります。
それぞれに特徴があるため、次の紹介をもとにしっかり比較・検討しましょう。
また、複数の転職エージェントを利用することが転職成功への大きな近道となるため、最低でも総合型・特化型それぞれ1つずつ、計2つ以上の転職エージェントへの登録をおすすめします!
- リクルートエージェント
- doda
- パソナキャリア
- 広告・メディア業界に特化!|マスメディアン
- IT・ゲーム業界に特化!|ワークポート
- アパレル業界に特化!|クリーデンス
リクルートエージェント
求人数・転職支援実績数ともに業界1位の実績の誇る、言わずとしれた最大手です。
その求人数は約15万件、転職実績は年間約3万件にも上ります。
また、各業界に精通しているキャリアアドバイザーのサポート力にも定評があります。
2018年には、第三者機関が実施した「最も親しい人におすすめしたいエージェントサービス」の転職エージェント部門で1位を獲得しました。
doda
こちらも求人数は約10万件と、業界トップクラスです。
dodaでは、企業側からのスカウトメールが数多く届くことが特徴として挙げられます。
自分で探しているだけでは気づかなかった好条件の仕事に出会えるチャンスが増えるのはとても嬉しいポイントですよね。
また、エンジニアに特化した「dodaエンジニア」を併設しているため、IT・ものづくり系の求人に強みがあります。
パソナキャリア
求人数は約5万とやや少なめですが、幅広いサポート体制が高く評価されています。
オリコン顧客満足度調査の転職エージェント部門では、2019年から2年連続総合1位を獲得しました。
全都道府県にある視点のネットワークを活かし、幅広い地域や年齢層に対応できることが特徴です。
また、パソナでは女性の活躍支援に特化したチームがあり、女性の正社員転職に力を入れています。
社内環境や産休・育休から復帰した女性社員の声など、リアルな情報を得られるのは大きな魅力ですよね。
また、女性の転職活動をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです!
広告・メディア業界ならここ!マスメディアン
マスメディアンは広告・マスコミ・Web関連の求人数・転職実績でトップクラスの転職エージェントです。
求人数は約3000件と総合エージェントと比較すると少ないですが、これまでの転職実績は4万人を超えています。
マスメディアンは宣伝会議グループであり、そのネットワークや情報量を活かしたコンサルティングに強みがあります。
IT・ゲーム業界ならここ!ワークポート
ワークポートはIT・ゲーム業界に強みを持つ転職エージェントです。
2003年の設立から10年はIT関連の転職に特化していましたが、現在はその他の分野も幅広く対応しています。
ただ特化型の強みは健在で、常時1万件以上のIT・ゲーム業界の求人を取り扱っています。
クリエイティブ業界の転職を目指している方はこちらの記事も参考にしてください!
アパレル業界ならここ!クリーデンス
クリ―デンスはファッション・アパレル業界に特化した転職エージェントで、求人企業数は3100社以上です。
求人の職種も、店舗管理、デザイナー、バイヤー、ECサイト運営など多岐にわたります。
さらに業界出身のプロがサポートしてくれる点も大きな魅力です。
アパレル業界の転職を考えている方はこちらの記事が必見です!
転職エージェント まとめ
この記事では使えない転職エージェントの特徴やその背景にあるビジネスモデルなどについて紹介してきました。
しかし、転職エージェントには様々な種類があり、利用のメリットがあることも事実です。
ここで、記事の重要なポイントをおさらいしましょう!
- 連絡が遅い、希望の求人を紹介してくれない、急かされるなど使えない転職エージェントが存在するのは事実
- 使えない転職エージェントには、ビジネスモデルやノルマが関係している
- 有効活用するためには、複数の転職エージェントを利用するべし
- 内定率や内部情報など転職エージェント利用するメリットはたくさんある!
- 自分に合った転職エージェントを見つけることが大事
転職は、それ自体を決心することも、してからのやり取りなどもとにかく大変なことばかりですよね。
そんな負担を少しでも減らすために、転職エージェントを利用する際にはしっかりと比較して特徴を把握することが必要です。
また、担当者との連絡の中で気になる点があればはっきりと伝えるほうが良いでしょう。
使えないと感じる転職エージェントに流されることなく、自身の希望に適う転職先を見つけましょう!