おすすめのプログラミングスクールがあったら知りたいな!
自分に向いているプログラミングスクールってどうやって選んだらいいの?
プログラミングスクールって多すぎて何を選んだらいいか分からない・・・
この記事に辿り着いたあなたも、プログラミングスクール選びに迷っているうちの1人ではないでしょうか。
しかし、突然ですが、この記事に書かれている情報を鵜呑みにするのは危険です。
なぜならば、プログラミングを学習する上で重要なのは、エラーやバグが起こったりした時に、自力で情報蒐集して問題を解決する力です。
「おすすめのプログラミングスクール」を求め、言われるがままにスクールに通い始める人は、プログラミングのセンスがハッキリ言って皆無の人の特徴です。
誰かよく分からないひとにおすすめされたランキングの1位を信用してスクールに通い始めるなんてもってのほか。
ですが、私の目から見て、「検索上位に表示される情報を鵜呑みにする情報弱者」があまりに多いこと。
そこで、この記事では、自分でスクールを探すことの出来ない方にも分かりやすく、「スクールの目的別選び方」を紹介しています。
目的別であれば、勝手なおすすめに惑わされることはありません。
この記事を読めば、あなたに合ったプログラミングスクールを検討でき、お金を無駄に使わず、コスパの良い判断ができるようになるでしょう。
どのスクールに入ったらいいか分からない人は、ぜひ一読してみてください。
1.失敗しないプログラミングスクール選び!3つのポイント
1-1.プログラミングを学ぶ目的を明確にする
プログラミングスクールを選ぶ際に重要なポイントとして、最初に何のためにプログラミングを学ぶのかを明確にしましょう。
目的は、「単純に素養としてプログラミングを身に付けたい」「エンジニアとしての転職したい」など人によって様々ですよね。
目的というのは、いわば学習する上での道標です。
ゴールや行き先が決まっていないのにも関わらず、スクール選びをすると、自分の目的とは違うことを学ぶことになってしまいかねません。
「自分の目的に対して、何を学んだらいいのか」という軸でスクール選びをすると、行くべきスクールが、かなり明確になります。
1-2.料金・学習カリキュラムについて調べる
プログラミングを学ぶ目的が決まったら、次は料金・学習カリキュラムについて調べましょう。
プログラミングスクールは、数多くありますが、スクールによって、学習内容や受講スタイル、期間、料金などが大幅に異なります。
特に、受講スタイルに関しては、完全オンライン型なのか通学型かで、学習の質やサポートにも違いが出てしまいます。
そのため、スクール選びの際は、注意深くチェックしておくことをおすすめします。
1-3.評判・口コミについて調べる
学習内容や料金と同様に、スクールを選ぶ上で必ず調べて欲しいのが、評判・口コミについてです。
どれだけ学習内容や料金が自分に合っていても、そのスクールの評判や口コミが酷い場合もあります。
評判や口コミは、Twitterで調べると、どのスクールでも、必ず受講生が口コミをツイートしているため、リアルな情報を得ることができます。
ウェブカツとやらの経営者のTwitter見たけど、なかなかキツそう。人のコンテンツパクっても軽犯罪レベルでしょという倫理観で経営をやってる。ウェブカツ使うのおすすめできないし、卒業生も採用しない。ぜひマーケットから退場して欲しい
— 土屋尚史 / Goodpatch (@tsuchinao83) October 20, 2019
いくらウェブカツ生が頑張ってスキル身につけても、代表が技術者倫理のカケラもなく著作権侵害を正式に謝罪もしないと、ウェブカツ生はコンプライアンス違反を平気でするような奴、というレッテルを貼られかねない。
— たまねお (@neotamaneo1) October 19, 2019
そんな奴と誰が契約するんだよ…会にとってはリスクだし…
それぐらいわかるだろ… https://t.co/gC1D0bxI7j
検索だとポジティブな意見が多いが、ツイッターだと悪評が多いスクールの例
Web検索で調べても、アフィリエイト目的でお金を儲けるために、いい評判を書いているサイトが大量にあるため、気をつけましょう。
2.プログラミングスクールに行く必要のある人・ない人
プログラミングスクール選びに躍起になる前に考えて欲しいのが、本当にスクールに行く必要があるのか、についてです。
実はプログラミング自体は、スクールで学ばなくても、Progateや書籍の知識だけで十分学ぶことが出来ます。
しかし、独学でプログラミングを学習する場合、挫折する人があまりにも多いため、これだけ多くのプログラミングスクールが存在しています。
初心者の方は、自分が本当にスクールに通う必要があるのか判断しにくいですよね。
そこで今回は、「プログラミングスクールに通うべき人」に当てはまる、3つの特徴を挙げました。
- プログラミングを独学したことがあるが、挫折した経験がある。
- 基礎的な学習は終わったが、もっと発展的な開発を出来る人に質問しながらしたい。
- エンジニアとして本気で転職したい。
2-1.挫折した経験のある人にはおすすめ
挫折した経験に関しては、スクールに通う判断基準としての最低ラインです。
ほとんどのスクールが提供している内容は、基本的なものが多く、スクールによってカリキュラムの質に大幅に差が出ることはありません。
単純にプログラミングを学ぶだけであれば、Progateや書籍などで事足りることがほとんどです。
プログラミングに触れたことすらない人は、金額的にも損をすることになるため、必ず自力で1度勉強してから判断しましょう。
2-2.基礎的な学習が終わったが独学での勉強に壁を感じたらおすすめ
より発展的な内容を分かる人に聞きながら、開発を進めていきたい方が当てはまります。
スクールによっては、メンター講師を現役のエンジニアのみ採用しているところもあるため、現場での知識や経験が豊富な方も多くいます。
これから発展的な内容に進んでいきたいと考えている方は、メンターに分からない部分を教えてもらえるという大きなメリットもあります。
2-3.本気でエンジニアとして転職を考えてるとおすすめできる
本気で人生を変えたいと思って、エンジニアとして転職するところまで見据えている人が当てはまります。
「独学でアプリを作って、そのまま自力で転職する」という流れは、もちろん不可能ではないですが、かなり難しいです。
最近は、転職コースを用意するプログラミングスクールも多く、転職保証がついているスクールまであります。
最初から、「転職」を目的としているのであれば、みっちり転職コースでプログラミングを学ぶためにスクールを利用するのも1つの手段です。
3.【目的別】おすすめのプログラミングスクール7選
「失敗しないスクール選び」の項でも前述しましたが、目的に沿ったスクール選びをすることが1番失敗しないスクール選びにつながります。
ただ、目的は本当に人それぞれなので、具体的にどのスクールがいいのか決めかねる人も多いはず。
以下では、目的別におすすめのプログラミングスクール7選を紹介して、より具体的にどのスクールがおすすめなのか解説します。
3-1.プログラミングを純粋に学びたい人
「プログラミングを純粋に、教養として学びたい!」という理由で受講を検討されている方も多いですよね。
学生の方から、全く他業種のビジネスマンの方や、定年退職されたシニアの方まで多様なニーズがあります。
純粋に「プログラミングに広く触れる」という意味では、以下の2つのスクールは、非常におすすめです。
TECH CAMP
TECH CAMPは、プログラミングスクールの中でも最大手で、過去10,000人以上の受講者数を誇る、信頼と実績のあるスクールです。
TECH CAMPは、2019年現在月額料金制を採用しており、月14,800円〜学ぶことが可能で、受講する期間を選ぶことが可能です。
また、受講できるコースも「Webプログラミング」「AI(人工知能)」「Webデザイン」などが受講期間中学び放題である点も、広く学習してみたいという方に、おすすめです。
・学べる内容
Webプログラミング、AI(人工知能)、Webデザイン、iPhoneアプリ開発、VR/3Dゲーム開発
・受講料金
月額 14,800円(税抜)
入学金 148,000円(税抜)
・受講スタイル
オンライン+通学型
DMM WEB CAMP
DMM WEB CAMPは、もともとweb campとしてスタートしましたが、2018年にDMMに買収され、新しく生まれ変わったばかりのスクールです。
DMM WEB CAMPといえば、転職成功率98%の「転職コース」が一般的ですが、これとは別に「ビジネス教養コース」も用意しています。
ビジネス教養では、技術習得を目的としていて、WebデザインとWebアプリ開発を学ぶことが可能です。
また、メンターとのマンツーマン指導体制をとっているため、サポート体制も抜群に整っています。
学べる内容 | Webプログラミング、Webデザイン |
受講料金 | 1ヶ月 128,000 (税別) 2ヶ月 218,000 (税別) 3ヶ月 298,000 (税別) |
受講スタイル | オンライン+通学型 |
3-2.Webデザインを学んで副業したい人
「普段は、会社員として働いているけど、プログラミングで副業したい!」という方は、Webデザインを学んで副業するのがおすすめです。
Webデザインは、比較的に初心者でも案件獲得がしやすく、案件数も多いため、副業で稼ぎたい!という方にぴったりです。
Webデザイン系のスキルを、副業としてつけたい方には、通いやすさも含めて、以下の2つのスクールをおすすめしています。
Tech Academy
Tech Academyは、完全オンライン型のプログラミングスクールで、最短で4週間からリーズナブルにスキルを身につけることができます。
オンライン型ですが、メンター講師は現役のエンジニアで、チャットすれば分からない部分をいつでも質問できる点が大きな魅力です。
学べる内容 | Webプログラミング(Ruby/Java/PHP/Python…)、Webデザイン、iPhoneアプリ開発、Unityでのゲーム開発など |
受講料金(Webデザインの場合) | 4週間 社会人139,000円〜 (学生109,000円) |
受講スタイル | 完全オンライン型 |
Code Camp
Code Campも前述したTech Academyと同様に完全オンライン型のプログラミングスクールです。
オンライン型であるため、会社員をしながらでも続けやすいことに加え、Code Campの1番の強みは、業界最安値価格で学べる点です。
講師陣も現役エンジニアであるため、サポートも手厚く、気軽に学ぶことができるため、安価にデザインを学んで副業したい人におすすめです。
学べる内容 | Webプログラミング(Ruby/Java)、Webデザイン、iPhoneアプリ開発、データサイエンス、WordPress |
受講料金(デザインマスターコースの場合) | 2ヶ月 148,000円〜 |
受講スタイル | 完全オンライン型 |
3-3.エンジニアとして転職したい人
本気でエンジニアとして転職したい人には、転職に特化したプログラミングスクールがおすすめです。
受講料金は高いですが、転職を目的としているため、カリキュラムの組み方も異なりますし、求人紹介などの転職サポートも手厚いです。
本気で転職を考えているなら、以下の2つのスクールが特におすすめです。
GEEK JOB
GEEK JOBは、20代のフリーター・第二新卒を限定にした転職型のプログラミングスクールで、97.8%もの転職成功率を誇っています。
GEEK JOBの最大の特徴は、就職先として紹介された企業に内定が決まった場合、全額無料でプログラミングを学習することが出来るという点です。
お金をかけずに安価に転職したい方に、ぜひおすすめしたいスクールです。
学べる内容 | Webプログラミング(Ruby/Java/PHP)、インフラ(Apache、MySQL、Linux) |
受講料金(デザインマスターコースの場合) | 1〜3ヶ月 0円 |
受講スタイル | 通学型 |
DIVE INTO CODE
DIVE INTO CODEは、エンジニア界隈で実務的な技術が学べると、人気のプログラミングスクールです。
受講期間を4ヶ月間のフルタイム制と10ヶ月間のパートタイム制から選択することができて、仕事をしながらでもパートタイム制を利用して通うことが可能です。
また、企業とのマッチングイベントを行っていたり、成果物発表会を積極的に行っていたりと、就職サポートも手厚いことで有名です。
学べる内容 | Webエンジニアコース(Ruby、HTML/CSS、JavaScript、Github、SQL) |
受講料金(Webエンジニア就職達成コースの場合) | 入会金:90,910円(税抜) 受講料:498,000円(税抜) |
受講スタイル | 通学型 |
4.プログラミングスクール選びは慎重に!
この記事は、プログラミングスクールの選び方を中心に、おすすめのプログラミングスクールについて解説してきました。
まず、プログラミングスクールを選ぶ上での自分の軸をしっかり持ってから、スクールある程度絞り込みます。
その次に学習内容や料金が適しているか、評判・口コミは悪くないか、などを検討していくと、自分に合ったスクールを選びやすいです。
「自分で説明会に足を運ぶ」「エンジニアの人に聞いてみる」など、積極的に情報収集することで、正しいスクール選びをしてください!