活動報告・事務局報告
広島土砂災害の救援活動を実施しています

2014年09月27日

広島土砂災害で被災された皆様に対しましては、心よりお見舞い申し上げます。

さて、現在、どうぶつ救援本部では、発災直後から、環境省動物愛護管理室、広島県や広島市などと連絡をとりながら、被災した飼い主やペットの救護活動に対する支援を速やかに実施してきているところです。
具体的には、これまでに(平成26年9月27日現在)、10回にわたり、広島市動物管理センターに対して支援物資等の提供を行うとともに、どうぶつ救援本部の役職員による現地調査や関係機関との連絡調整もあわせて実施してきました。

これまでのどうぶつ救援本部の救援活動についての経過をタイムラインでご紹介します。また、今後、救援活動をより適確に推進するための改善点や課題などについて、気がついたことを列記させていただきます。なお、どうぶつ救援本部では、より迅速かつ効果的に救援事業を実施できるように、平時からの予防対策や準備活動にこれまで以上に力を入れるとともに、これまでの経験や知見を総合的にとりまとめた「初動対応マニュアルの作成」を平成26年度末を目途として行うことにしています。

20日 発災。被害状況の把握をするために広島県などに対して連絡。
21日 広島市や環境省などと連絡を取り、支援内容を調整。支援活動に着手した旨をホームページに掲載。
    公益社団法人日本獣医師会、公益財団法人日本動物愛護協会、公益社団法人日本動物福祉協会及び
    公益社団法人日本愛玩動物協会の4団に対して協力を要請。
    また、広島県獣医師会、日本ペットサロン協会、ペットツーリズム連絡協議会に対しても支援を要請。
22日 広島市動物管理センターに対して第1次支援物資を提供。
    (物流が滞っていたため、(公社)日本愛玩動物協会広島県支部の協力を受けて実施)
    支援実施の広報を本格的に開始(チラシの作成など)。
    地元の主な愛護団体、各種関係団体へ支援開始の広報依頼等をメールで連絡。
    ペットフード協会やペット用品工業会に対して支援の準備を要請。
23日 一時保護預かり先のリストをHPに掲載
25日 広島市動物管理センターに対して第2次支援物資を提供
26日 どうぶつ救援本部の役職員による現地調査及び広島市動物管理センターとの連絡調整を実施。

  ※以降、平成26年9月27日現在、計10回にわたり広島市動物管理センターに対して支援物資等の提供を実施中。


※この避難所では、ペットの種類別に教室が分けられていました。

★今後の課題など
○飼い主やペットの被害状況に関する情報を迅速に入手できる仕組みの整備が必要(支援の必要性に関する情報では、一部に混乱が見られたところ)
○支援物資を迅速に届けることができる体制の整備が必要(平時からの現地ボランティ要員の確保、備蓄拠点の整備などが考えられる)
○避難所や町内会等に、支援物資のありかや一時保護預かり先の情報を迅速に伝える仕組みを確保しておくことが必要(避難所へのチラシの掲示、SNSによる情報拡散が効果的であったが、年配者などのSNS環境にない人達への配慮も必要。また、自宅にとどまっている人達への情報伝達のあり方も考慮する必要あり。)
○救援活動を迅速に行えるようにするために、協力団体等のリスト、各種チラシ・通知文書類のひな型については、平時から準備しておくことが必要(用意しておくものとしては、動物保護カード、一時保護預かり先のリスト(ペット病院、ペットホテル、トリミングサロンなど)、ペットと一緒に泊まれるホテル等のリスト、入手しにくい物品(大型ケージなど)、標準的な支援物資リストなどが考えられる)
○特殊な支援物資の確保や配布の方法についての準備が必要(ペット用の医薬品、獣医師の処方に基づくことが必要な療法食、大型のケージ(受注生産)については、どうぶつ救援本部では入手や管理が困難であったところ)
○各種災害に対して活用できる資金を事前に確保しておくことが必要。また、どうぶつ救援本部の常勤の役職員は1名だが、発災時は1名だけでは対応が困難(広島土砂災害の救援事業の費用は、寄付等がなかったため、緊急災害時動物救援本部から引き継いだ資産(東日本大震災関係以外の資産)を利用。また、人手不足は、非常勤の役職員に仕事を休んでもらって対応)

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