活動報告
救援本部の各種事業の動きを報告します

2014年09月27日

 どうぶつ救援本部が6月25日に一般財団法人としてスタートしてから、早いもので3カ月が経ちました。上半期の活動報告及び収支決算については、11月に予定されている中間監査が終わり次第公表をしますが、とりいそぎ各種事業にかかるこの3カ月間の動きの概要を報告します。

 どうぶつ救援本部では、平成26年度事業計画及び収支予算書に基づき、①東日本大震災によって被災した飼い主及びペットに関する救援事業、②将来に向けた緊急災害時における動物救援に関する事業、③一般財団法人全国緊急災害時動物救援本部の組織体制の拡充、④広島土砂災害における救援事業、の4事業を中心に、次のとおり色々な業務を実施してきています。

1 東日本大震災によって被災した飼い主及びペットに関する救援事業
(1)三春シェルター保護収容動物支援事業
 福島県三春シェルターにおいて保護収容されている犬及び猫の引き取り先探し等に対する協力を、福島県動物救護本部と連絡調整を図りながら実施。

(2)仮設住宅等巡回ペットケア事業
 6月18日~19日、9月25日~26日に仮設住宅で試験的に本事業を実施。この結果を踏まえて、一般社団法人日本ペットサロン協会や現地のペットトリミングサロンの方々の協力を得ながら、平成26年10月より月平均10回(日)を目途に巡回ペットケア事業を開始。

(3)帰還困難区域環境管理事業
 本事業を本格的に実施するための準備として、一般社団法人どうぶつ家族の会の協力を得ながら、移動診療施設の設計検討作業に着手。
 
(4)迷子ペット捜索事業
 被災迷子ペット捜索ホームページのシステムが完成したことから、データ提供を呼びかけるためのチラシやポスターを作成。また、災害時の動物救護に関係した動物愛護団体リスト、仮設住宅等のリストを作成。これらを使って、10月中に関係団体などに送付して情報提供の呼びかけを実施。

(5)現地救援本部支援事業
 岩手県・宮城県・福島県における現地の動物救護本部(解散している場合はその構成団体)との意見交換を数回にわたり実施。

2 緊急災害時動物救援事前対策事業
(1)普及啓発事業
 平成26年9月23日に環境省や東京都と一緒に上野公園で開催する動物愛護週間中央行事において同行避難等の普及啓発事業を実施(パネルやリーフレットも新たに作成)。また、10月4日に東京都の駒沢公園で行われる動物感謝デーにおいても、同様の事業を実施。また、平成27年3月に宮城県仙台市で行われる「第3回国連防災会議」における普及啓発事業の準備に着手。

(2)初動対応マニュアル作成事業
 発災時により迅速に救援事業を開始できるようにするために、どうぶつ救援本部が行うべき作業や普段からの準備をとりまとめた「初動対応マニュアル」の作成作業に着手。

3 組織体制拡充事業(一般財団法人全国緊急災害時救援本部の組織体制の拡充)
 法人格を持った財団として適切に業務を遂行できるようにするため、事務局の体制整備を図るとともに、8月28日に公益財団法人の認定に向けた申請を内閣府に対して提出。また、会員募集や寄附金募集などを実施するとともに、什器備品類の整備や経理等の事務処理体制の整備を実施。

写真は新設されたどうぶつ救援本部の事務所。

4 広島土砂災害における救援事業
 環境省動物愛護管理室、広島県や広島市などと連絡をとりながら、被災した飼い主やペットの救護活動に対する支援を実施。具体的には、広島市動物管理センター(082-243-6058)に対しましてペットフードやケージ等の支援物資を送付し、保管・配布等を依頼(注:発災数日後に実施した現地調査の結果等も踏まえて、9月27日現在、計10回にわたり追加補充を実施)。

また、併行して、広島市一帯において被災したペットを一時的に保護収容していただけるペット病院、ペットホテル、トリミングサロンのリストアップ作業などを、公益社団法人日本獣医師会や一般社団法人日本ペットサロン協会などの関係団体と連携・協力しながら実施し、そのリストを「支援お知らせチラシ」として配布。また、一時預かりや同行避難が困難な方々のために、広島市一帯においてペットと一緒に泊まれる宿泊施設のリストアップ作業なども、全国ペット・ツーリズム連絡協議会などの関係団体と連携・協力しながら実施。

5 その他本財団の目的を達成するために行った事業
1)規程等の整備
 規程の新設と変更を実施。どうぶつ救援本部の活動や会計の規律性を透明性を高めるために、資産の管理及び運用規程、会計処理規程などの16の規程を整備。
https://doubutsukyuen.org/main/index.php/about

2)救援本部だよりの発行
 どうぶつ救援本部の動きを周知するために、ニュースレターとして「救援本部だより」を発行。

3)その他
 各種問い合わせへの対応、関係団体との意見交換、外部機関の会議等への出席などを実施。また、前身の緊急災害時動物救援本部の書類の整理等に着手。

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