活動報告
大震災から1年3か月・・・猫ちゃんの本当の飼い主さんが見つかりました!(救援本部スタッフより)

2012年06月30日

この猫ちゃんが保護されたのは、2011年8月3日でした。

保護されたばかりのチーズ

 

大熊町で保護されたこの子は、ボランティアさんに「チーズ」と愛称をつけてもらいました。

とても人懐こく、すぐに抱っこされるほどフレンドリーな子でしたが、痩せていて毛もボサボサ。右目が白濁していて、地震から5ヶ月近くたっていたこのとき、無事に保護できたことはとても幸運なことでした。

その後のチーズは、持ち前のやんちゃさと明るさを発揮し、ボランティアさんたちにかわいがられてシェルター生活を続けていました。

 

チーズは残念なことに、飼い主さんがなかなか見つからないうえに、FIVウィルスに感染していることが判明していました。福島シェルターの閉鎖に伴い、神奈川県川崎市の野生動物ボランティアセンターで保護を続け、ウィルス感染にも理解のある新しい飼い主さん探しを続けてきました。

 

保護されてから10ヶ月以上たった今月、「東北地震犬猫レスキュー.com」を通じて、本当の飼い主さんの情報が寄せられました。

すぐに連絡をとりあい、ウェブサイトに掲載している写真とは別角度の写真や、飼い主さんから聞いた特徴的な耳の色を判別するための写真をお送りしました。

飼い主さんからも、写真を送ってもらったところ、細かい色柄がまったく同じであることがわかりました!

そして今日、2012年6月27日。

当本部スタッフにより、飼い主さんが現在お住まいの会津若松市まで送り届けることができました!仮設住宅で飼育されるということから、シェルターで使用していた三段ケージや、ケージ用トイレ等の飼育用品も積みこみ、4時間以上かかるドライブの出発です。

 

本当の名前が「きなこ」であることがわかった今、車の中では「きなこー」「きなちゃーん」と呼びかけながらの旅になりました。

無事に会津若松に着き、飼い主さんと会うことができました。車の助手席のクレートを覗き込んだ瞬間「間違いありません!」という飼い主さん。安心して、お部屋に連れて行きました。クレートのなかから「にゃおん」と声を出したきなこちゃんをみて「やっぱり間違いないです!きなこの声です!」と喜ぶ飼い主さんでした。

クレートから出すと、すぐに飼い主さんの足元にすりよって、とてもご機嫌な様子。飼い主さんが動くたびに、足元にすりすりしながらついてまわっていました。

その間、きなこちゃんは保護されていたときの、数倍機嫌よく「ごろごろ」と喉を鳴らしていました!!

こんなきなこちゃんを見るのは初めてです。飼い主さんに再会できたことが、よほどうれしかったのでしょう。

 

長い時間がかかりましたが、無事に飼い主さんと再会することができ、本当にうれしく思います。協力・応援してくれたみなさん、ありがとうございました!

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